駐車場 コンクリート 安く する方法。DIYすると駐車場のコンクリートは安くなる!?

駐車場 コンクリート 安く する方法 について紹介するページです。

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駐車場 コンクリート 安く するために相場をチェックしよう

駐車場 コンクリート 安く するためには、まずは駐車場をコンクリートにするために、どのような工程があるのか確認しましょう。

駐車場 コンクリートの施工断面は以下のような断面が標準的です↓↓↓

駐車場 コンクリート 安く するために断面を知る
▲一般的な住宅の駐車場の断面図です。

この施工断面で駐車場をコンクリート土間とするためには、次のような工程になります。

工程別にみる 駐駐車場 コンクリートの 相場

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地面のすきとり費用の相場

▲鋤取りはミニバックホウで行います。

上の施工断面図で、コンクリートの土間厚さ10cm+砕石路盤厚さ10cm分を設置できるように、地面のすきとりが必要です。

ミニバックホウという小型のショベルカーが使用されます。

地面の鋤取りにかかる費用の相場は以下のように紹介している事例が多いです。

費用内訳としては、1平米400~900円程になります。施工面積が狭い場合は、多少単価が高くなることも把握しておきましょう。

引用元:解体の窓口様

 1平米当たりの単価 :土の削り取り(15cm) 600~1,000円 重機(ショベルカー)使用

引用元:MKプランニング様

掘削・すきとり:約400~1,200円/㎡

引用元:小澤総業様

これらの価格を見てみると、

鋤取りの相場は800円/㎡程度

といえそうです。

ただし、この単価に「重機回送費」が含まれているかどうかは確認する必要があります。

重機回送費とは、鋤取りに必要なバックホウを運んできて返却する際に掛る費用です。業者によっては、自前の重機を自前の回送車で運んでくるため「回送費はいらない」というところもありますし、「重機はレンタルだから回送費は貰うよ」というところもあります。このあたりは見積りをとってみての交渉になりますね。

残土搬出費用の相場

▲家の外構の場合の残土搬出は2tダンプを使用する場合が多いです。

すきとった土は残土として搬出する必要があります。

仮に駐車場1台分の面積を18㎡(3m×6m)とした場合

18㎡×0.2m=3.6㎥

の土の鋤取りが必要で、これは2tダンプ3台分の搬出量です。

この残土の処分費用として、

1台あたり9000円が相場

9000円×3台=27,000円

の費用が相場といえそうです。

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バラツキが多い残土処分の相場

残土処分の相場について引用してみると、随分と価格にばらつきがあることがわかりました。

処分費用は1平米800~1,800円になります。残土だけれあれば産業廃棄物になりませんので、そのまま処分をしますが、適正な処理がされているか確認が必要です。

引用元:解体の窓口様

残土処分 500~3,000円 地域により大きな変動有り

引用元:MKプランニング様

残土処分費:約1,000円~8,000円/㎡
掘削で発生した土はダンプカーに乗せ、残土処分場で処分することが法令で定められています。使用するダンプカー、運搬にかかる人件費、処分費用の合計が残土処分費となります。工事現場から処分場までの距離や道路の混雑状況に応じて費用も変動します。

引用元:小澤総業様

これらの平均をとると、800円から4200円くらい。

18㎡に換算すると、144,00円から75,600円と随分な価格差です。

更に、鋤取りに必要な重機の代金、重機の回送費、残土捨て場までの運送料や2tダンプ自体のリース料などの費用が発生する場合もあります。

地面の転圧(路床転圧)費用の相場

▲舗装する上で地面の転圧が一番大切です。

駐車場 コンクリート 土間とする際、一番大切なのは、基礎となる地面(路床)の転圧です。

地面(路床)の締固めが十分でないと、長いあいだ駐車場を使用していると、地面の部分的な沈下により、コンクリートの土間の表面にひび割れが発生したりします。

ただ、エクステリア業界の場合、この「路床転圧」を単価項目に入れている事例はあまり無いようです。

一般的には次の作業の「砕石敷均し」と一緒になっている場合が多いようですが、土木工事で舗装工事なども体験していた筆者からすると「大丈夫なのかな」と思ってしまいます。

砕石敷均し費用の相場

「砕石」とは大きな岩を砕いてできる、土木資材です。

通販などでは、「路盤材」として販売されていたりします。


NXstyle(ネクスタイル) 路盤材 1袋|ガーデニング園芸用品 エクステリア・屋外資材 土木資材 砂・砂利

砕石敷き(5cm) 800~1,200円 転圧作業込み

引用:MKプランニング様

駐車場のコンクリート土間の下の砕石の厚みとしては、5cmではなく10cm程度は必要でしょう。

そうするとMKプランニングさんの単価は、1㎡あたり1600円から2400円くらいということになります。

土間下砕石(どましたさいせき)は、砕いた石を敷く作業です。土間コンクリートの下には、敷地に砕石を敷き詰めます。1平米あたり3,000円が相場となり、施工面積が狭い場合には割高になってしまうため、金額が高くなることもあります。

引用元:解体の窓口様

これらの価格を見てみると、

砕石敷均しの相場は2,500円/㎡程度

といえそうです。

コンクリート型枠費用の相場

型枠とは土間コンクリートの端部からコンクリートが流れ出さないように抑える板のことです。

通常は上の写真のように、木杭で板材を固定して、型枠とします。

型枠の単価の相場は以下のとおりです。

「土間枠・型枠処理」単価が、1mあたり約500円~1000円が目安です。

引用:イエシラベ

型枠を使用しない工事もありますので、見積もり時に確認が必要です。使用する場合の相場は、1平米300円程になります。

引用:解体の窓口

⑤土間枠・型枠処理:約500~1,000円/㎡
転圧をした後、コンクリートを流し込む際に範囲外へ流れでないようせき止める枠を設置します。

引用:小澤総業

これらの価格を見てみると、業者によって単位が違うことがわかります。

1mあたりの単価であったり、1平米あたりの単価であったり・・・

土間コンクリートの厚みは10cmですから、長さ1mの型枠は

1m×0.1m=0.1㎡

仮に1㎡あたりの型枠が1000円としている業者では

0.1㎡×1000円/㎡=100円・・・1mあたり

ということになります。

いくら土間コンクリートの型枠といっても(簡易な型枠なので安価という意味です。)1mあたり100円ではできないと思います。

筆者の経験上

型枠設置の相場は800円/m程度

が妥当だと思います。

ワイヤーメッシュの相場

ワイヤーメッシュとは、コンクリート土間にひびが入らないようにするために、コンクリートの中に配置するものです。

コンクリートは夏の暑さや冬の寒さによって伸縮します。

その際にひびが入りやすくなるわけですが、それを防止するために、コンクリート内にワイヤーメッシュを設置し、ヒビが入らないようにするわけです。

⑥鉄筋敷設:約1,000~5,000円/㎡
コンクリートのひび割れを防ぎ、強度をより強固なものにするために鉄筋を組みます。
打設した後の用途が駐車場の場合、駐車予定の車の重さに応じて鉄筋の太さが変わり、単価も変動します。

引用:小澤總業

鉄筋敷設単価が1㎡あたり、1000円/㎡~5000円/㎡が目安

コンクリートのひび割れ防止・強度補強のために鉄筋を張り巡らせます。この鉄筋は「ワイヤーメッシュ」「溶接金網」などと呼ばれる細いタイプもあり、縦横に網目状に組まれています。はりめぐらされています。

引用:イエシラベ

ワイヤーメッシュ敷き 800~900円 太さ6mm

引用:MKプランニング様

これらの価格を見てみると、

ワイヤーメッシュの相場は1,000円/㎡程度

といえそうです。

コンクリート打設の相場

生コン打設費用 2,500~4,000円

引用:MKプランニング様

生コンの流し込み:約3,500~6,000円/㎡
約10cmの厚みが出るように流し込みます。この生コン打設の価格が目安よりも極端に安い場合は流し込む量が足りていない恐れがあります。
駐車場の場合、最低でも7cm以上の厚みが必須となります。
ちなみに、上記記載の費用は作業費であり、生コンそのものの費用は別で発生します。

引用:小澤總業

工程⑤生コンクリート
転圧が完了したら、次は生コンクリートの打設です。打設しないままコンクリートを入れてしまうと、周囲を汚してしまうため、養生も併せて行うことが必要です。

養生には費用がかかる場合もあるので、見積もり時には養生の有無を確認しましょう。コンクリートの単価は、1平米で13,000円前後になります。

引用元:解体の窓口様

これらの価格を見てみると、ずいぶんと価格に差があります。

これは、生コンを打設する労務費のみの単価と、生コンの材料費を含んだ単価かによって、表現が異なっているからです。

生コンの代金は1㎥あたり約2万円ですから、10cmの厚さだと0.1㎥ということになり、生コンの材料費だけで、1㎡あたり2000円くらいになります。

これらを考えあわせると、

生コン打設の相場は6,000円/㎡程度

といえそうです。

生コン仕上げの相場

生コンは流し込んだだけでは完成になりません。

流し込んだ後、左官さんの手で、丁寧に表面を滑らかに仕上げなければ完成しません。

生コン仕上げ 400~700円

引用:MKプランニング様

⑧コテ仕上げ:約500~1,000円/㎡
滑らかに仕上げる場合はこの工程が発生します。流し込んだコンクリートの表面を小手を用いて4~5回丁寧にならしていきます。

引用:小澤總業

「コテ仕上げ」単価が、1㎡当たり約500円~1000円が目安

コンクリートを流し込んだら、コテで平らにしていきます。大変な作業になりますが、4回5回となんどもならすことで、コンクリート表面が滑らかに仕上がりよくなります。凹凸がないことで、雨水が貯まることを防ぐことにもつながります。

引用元:イエシラベ様

これらを考えあわせると、

生コン仕上げの相場は800円/㎡程度

といえそうです。

駐車場 コンクリート 安く するために相場をチェックした結果まとめ

駐車場 コンクリート 安く するために相場を調べてみました。

仮に駐車場1台あたり、3m×6m=18㎡をコンクリートとする場合、以下の表のようになります。

地面の鋤取り費用 18 800 14,400
残土処分費用 3 9,000 27,000
砕石敷均し費用 18 2,500 45,000
型枠設置費用 18 800 14,400
コンクリート投入費用 18 6,000 10,8000
生コン仕上げ費用 18 800 14,400
223,200

駐車場18㎡(1台分)をコンクリートにする際の相場は223,000円ということになりました。

1㎡あたり12,400円という相場感です。

雑草対策 最強 コンクリート土間をDIYしたら安くなるする費用はいくら

ここからは、最強の雑草対策「コンクリート土間」をDIYするために必要な材料と費用を紹介したいと思います。

ちなみに雑草対策としてコンクリート土間を設置する施工断面は、以下の図のような断面になります。

コンクリート土間をDIY。必要な資材と材料

まずは 雑草対策 最強 のコンクリート土間をDIYするために必要な道具と材料について紹介します。

そのあとで費用を紹介したいと思います。

セメント

宇部三菱セメント 普通ポルトランドセメント 【25kg】

土間コンクリートを設置するために、基本になるのがセメントです。

ホームセンターでは「普通ポルトランドセメント」として販売されています。

25kg入りで販売されている場合が多いです。

25kgって、持ってみるとかなり重いです。

砂利

土間コンクリートを設置するために、もうひとつの基本材料が「砂利」です。

ホームセンターでは、15kg入りや20kg入りで販売されています。

梱包重量によりますが。300円/袋~500円/袋で販売されている場合が多いです。

土間コンクリートを設置するために、もうひとつの基本材料が「砂」です。

砂もホームセンターでは、15kg入りや20kg入りで販売されています。

梱包重量によりますが。300円/袋~500円/袋で販売されている場合が多いです。

ちなみに「セメント」と「砂」だけをまぜたものはモルタルといいます。「セメント」と「砂」と「砂利」をまぜたものが「コンクリート」です。建設工事の現場では「コンクリート」は建物の基礎や躯体として使用されるので強度が指定されます。モルタルは仕上げ材として使用される場合が多く、強度の指定はありません。

コンクリートは水とセメントを混ぜることによっておこる化学反応により固まります。

従って、コンクリートやモルタルを作るためには「水」が必要です。

通常の水道水で構いません。

トロ船

コンクリートを練るために必要な道具を「トロ船」といいます。

人によっては「トロ」と言ったり「船」といったりします。

この中にセメントと砂と砂利と水を入れてコンクリートを練ります。

練り鍬またはスコップ

左官屋さんはコンクリートを練りあわせるために「煉り鍬」を使いますが、DIYの場合はスコップで大丈夫です。


ステンレス手鍬【左官・ネリ鍬・練り鍬】

スコップには四角い「角スコ」と、先のとんがった「剣スコ」があります。

▲角スコを使うと腰がヤラレマス

DIYで使用する場合、「角スコ」だと一回に持ち上げる量が多く、腰への負担がハンパないです。

コンクリートを練り合わせるためには、「剣スコ」がおすすめです。

▲剣スコで練るほうが負担が少ないです。

この土間を設置するために使用した材料と費用は以下の表のとおりです。

⇒スクロールできます。

材料名 数量 単位 単価 金額
ポルトランドセメント25kg 4 430 1,720
砂利15kg 16 280 4,480
砂15kg 16 250 4,000
水道水 10 リットル
金額計 10,200

今回設置した土間コンは5㎡です。

これを1㎡に換算すると、以下の単価となります。

10,200円÷5㎡=2,040円/㎥

外注でお願いするよりは、DIYするようが、はるかに安くなりました。

駐車場のコンクリート土間が安くなるからといってDIYしたほうが良いか?

注射場のコンクリート土間はをDIYすると、遥かに安く抑えることができます。

では、駐車場のコンクリート土間をDIYしてよいのでしょうか?

結論からいうと、駐車場をDIYするのはやめたほうがいいです。

理由は次のとおりです。

駐車場の土間をDIYするのはとっても大変

今回実際に自分で駐車場の土間をコンクリートにしてみて、とっても大変であることがわかりました。

材料を運ぶのも大変だし、特にコンクリートを練る労力は、相当の労力です。

仕上がりが綺麗にならない

駐車場は家の顔ともいえる部分です。

その駐車場がきれいしあがらないのは、日々の生活が潤いのないもののになってしまいます。

駐車場 コンクリート 安く する方法まとめ

駐車場のコンクリートを安くするためには、いくつかのエクステリア業者から見積もりをとることが大切です。

ハウスメーカーから紹介された場合は、ハウスメーカーの経費も乗っかってくることになるので、やめたほうがいいですが、逆にいえば何かあったらハウスメーカへ言うことができます。

いずれにしても、DIYとすることは、やめたほうがいいですね、

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