葉の裏が白い 大きな葉っぱの雑草 はなに?
葉の裏が白い 大きな葉っぱの雑草 が初夏になると目立つようになります。
道端に生えていて、草丈も高くなり、「邪魔だなぁ」と思ったこともあるのでは。

今回はこの「葉の裏が白い 大きな葉っぱの雑草」について、次の3つの項目について紹介したいと思います。
葉の裏が白い 大きな葉っぱの雑草の正体は「カラムシ」


道端やあぜ道に生えていて、葉が大きな、葉の裏の白い雑草の正体は、おそらく「カラムシ」だと思います。
カラムシの特徴は以下のようなものがあります。
カラムシ | イラクサ科カラムシ属 落葉性多年草 |
別名 | カツホウ、シラノ、シロソ、ソロハ、シロホ、ヒウジ、コロモグサ、カラソ |
分布 | 本州、四国、九州、沖縄。アジア東部 |
花期 | 7月~9月 |
花言葉 | 「あなたが命を断つまで」「ずっとあなたのそばに」「絶対に許さない」 |
葉の裏が白い 大きな葉っぱ の裏には小さな毛もたくさん

写真ではわかりにくいかもしれませんが、葉の裏が白い 大きな葉っぱの雑草 カラムシの 葉の裏側には、小さな毛がたくさん生えています。
この毛は衣服にくっつくので、昭和の子供たちは服につけて遊んだりしていたそうですよ。
古くから織物として利用されてきたカラムシ

カラムシは古くから上質の繊維をとるために栽培されていたそうです。
奥会津昭和村振興公社というところでは、からむし織の技術を継承していて、伝統工芸品としての認定を受けているそうです。
「からむし織」は、通気性・吸湿性に富み、織り上げられた布は軽くしなやかで、独特のハリがもたらす涼しい着心地は、一度体験すると他の織物を着ることができないと言われるほどです。平成29年には、その古くから続く技術が評価され、「奥会津昭和からむし織」が国の伝統的工芸品に指定されました。
引用元:奥会津昭和村振興公社
麻の繊維は「カラムシ」
筆者はこの「カラムシ」については対策がやっかいな雑草くらいにしか思っていませんでした。
ですが、実はこのカラムシ、繊維業界では大切な麻製品の材料として、今でも使われているそうです。

麻の種類は、約20種類以上になりますが、「別表」のように代表的なものだけでも、相当な数があります。このうち衣料用としては、ラミーとリネンが代表的です。家庭用品品質表示法においても、麻という統一文字を使用できるのは、ラミーとリネンに限ると明示されています。ロープ用としては、マニラ麻、サイザル麻、黄麻、大麻等があります。引用元:トスコ(株)
カラムシの花言葉が面白い

カラムシの花言葉が面白いです。
- あなたが命を断つまで
- ずっとあなたのそばに
- 絶対に許さない
だそうです。
なかなか怖い花言葉ですよね。
花は8月~10月にかけて咲き、葉柄の根もとに小さな花が房状に咲きます。風によって花粉を運ぶ風媒花で、カラムシが多い地域では花粉症の原因ともなります。
花言葉は「あなたが命を断つまで」「ずっとあなたのそばに」「絶対に許さない」です。
引用元:zenzo
どうしてこんな花言葉になったのか調べてみましたがわかりませんでした。
カラムシはとてもしつこい多年草で、地上部を刈り取ってもすぐに大きくそだってしまいます。
そのようなしつこさから、このような花言葉になったのかなと想像はできますね。
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