防草シートの耐久性を半永久 に。
コスパ最強はどれ?ということで雑草対策のプロが紹介するページです。
防草シートは紫外線で劣化するので、品質の悪い安価なものであると、数年で劣化してしまいます。
しかし、防草シートの表面を何かでカバーすると、紫外線劣化を抑え、耐久性を半永久的にすることができます。
このページでは、どのような方法が、防草シートを半永久的に維持できて、しかもコストを安価に抑えることができるのか、比較してみたので紹介したいと思います。
防草シートを覆うと耐久性が半永久 になる。
防草シートを半永久の耐久性とするためには、紫外線を直接当てないことが大切です。
紫外線を直接浴びることを「曝露状態」といいます。
「曝露状態」を避けるためには、防草シートの表面をなにかでカバーしてあげるということが、防草シートを半永久にするコツということになります。
曝露状態を避けて 防草シートの耐久性を半永久 にするための方法とメリットデメリット
防草シートの表面をカバーして 防草シートの耐久性を半永久 するおすすめの方法はいくつかあります。
それぞれの価格と注意点、メリットとデメリットなどを紹介します。
砂利で防草シートをカバーして 防草シートの耐久性を半永久 に
防草シートの上を砂利で覆うことで、防草シートに半永久の耐候性をもたせることができます。
雑草の上に直接砂利を敷いただけでは、砂利の間から雑草はどんどん生えてきます。
防草シートで雑草が生えてくることを抑えることができ、砂利で防草シートが直接紫外線にあたることを防止することができるという原理です。
砂利で防草シートをカバーして 防草シートの耐久性を半永久 にする場合の注意点
防草シート+砂利でおおって、防草シートの耐久性を半永久 とする場合には注意点があります。
それは、防草シートの上に敷く砂利の厚さをあまり厚みを持たせないということです。
防草シートの上の砂利はあくまで防草シートを紫外線から守るための目的ですから、厚みを持たせる必要はありません。
反対に砂利に厚みを持たせると、砂利と砂利の間に水分が貯まることになり、そこから雑草が生えてくることになります。
可能な限り薄く均一に防草シートの上をカバーするようにすることが大切です。
防草シートの上に砂利を敷くとき何袋必要
防草シートの耐久性を半永久 を目的に防草シートの上に砂利を敷くときに、なるべく厚みを持たせないで均一に平坦に敷きならす場合、何袋の砂利が必要だと思いますか?
ホームセンターで販売されている砂利の袋の裏側などを見ると、砂利の使用量が書いていて、20kg/袋の砂利の場合3袋から4袋必要と書かれています。
ですが筆者の場合は、この砂利を1㎡あたり2袋を目安に敷きならしています。
このくらいの量で、だいたい防草シートの表面を厚みを最低限に、空隙がなく敷きならすことができます。
砂利で 防草シートを半永久 とする場合のメリットとデメリット
防草シートを砂利で覆うことで、半永久的の耐久性をもたせることは、庭周りの雑草対策としてはもっとも一般的でおすすめする方法ですが、デメリットもあります。
防草シート+砂利工法の場合のメリットとデメリットを紹介します。
メリット1:防草シートの耐久性を半永久 にすることができる。
防草シートと砂利工法とした場合のもっとも大きいメリットは、防草シートを半永久の耐久性とすることができるということです。
これについては、このページの冒頭から紹介しているとおりですので、ここでは割愛します。
メリット2:自然な仕上がりとすることができる
防草シートのデメリットのひとつに「見かけが悪い」というデメリットがあります。
お庭に防草シートがバーンという感じで敷かれていたら、なんとも不自然で「見かけが悪い」と言われても仕方がないと思います。
自然物である砂利を敷くことで、不自然な見かけを解消することができます。
メリット3:デザイン性をもたせお洒落な庭にすることも可能
筆者が使用している砂利は、もっとも安価に販売されている「バラス」という砂利なです。
なので、「お洒落」よりは「雑草対策」という機能性と経済性を重視した方法です。
ですが、最近ではホームセンターなどで「お洒落な砂利」もいろいろな種類が販売されています。
これらのお洒落な砂利を使ってデザインすることで、お庭をおしゃれに演出することも可能になります。
デメリット1:砂利の費用が上乗せになる
通常の防草シートの価格は、1㎡あたり200円から600円くらいです。
一般的な住宅のまわりの雑草対策のために、防草シートを使用する場合を想定し、100㎡の防草シートを使用すると仮定しましょう。
この場合、2万円から6万円くらいの防草シートの費用が掛かることになります。
この上に砂利を敷きならすとすると、1㎡あたり25kg入りの砂利が2袋必要ですので、200袋の砂利が必要という計算になります。
筆者が購入している割安感のある建材屋さんの砂利でも、1袋230円くらいですので、砂利の費用だけでも4万6千円のコストがかかることになります。
防草シートと合わせると6万円から10万円のコストがかかることになります。
デメリット2:砂利の運搬が大変
上でも紹介したとおり、家の周りの雑草対策として砂利を使用する場合、200袋の砂利が必要です。
ちなみに筆者の場合、お墓のまわりの雑草対策とし、防草シートと砂利を使用していますが、砂利については運搬が大変なので、機会があるごとに少しずつ買い足しながら防草シートの上に砂利を敷いている状況です。
砂利の運搬は、ほんとに大変です。
ということで、次のページからは、防草シートの耐久性を半永久 とするために、砂利よりも簡単で割安な方法がないのか、コストと併せて紹介していこうと思います。