雑草を抜くのは、できるだけ小さいうちに
お庭の芝生の雑草対策、できるだけ手軽にできる方法3つめは、雑草が大きくならないうちに、雑草の芽を摘み取ってしまうということです。
雑草はとにかく成長が早いです。
芝生の中に侵入している雑草ごと芝刈りをしたとしても、雑草のほうが芝生よりも、2倍も3倍も成長が早く、丈が高くなってしまいます。
丈が大きくなるということは、その分根も生育しているということです。
雑草によっては、地面についたところからどんどん根を出し、そこからさらに大きくなっていく雑草もあります。
きれいな芝生の状態をキープするためには、雑草の芽が小さいうちに抜き取ることで、芝生の中に雑草が抜けた裸地などを残さないことが大切です。
芝生の中の雑草を抜く小道具について、別ページでまとめていますので、参考にしてみて下さいね。↓↓↓
夏場の芝生への水やりは朝よりも夕方がおすすめ
お庭の芝生の雑草対策、できるだけ手軽にできる方法の4つめは、芝生への水やりの時間帯に注意するということです。
これは、私が若いころ、ゴルフ場の管理のお手伝いをしていたときに教えられたことですが、芝生には夏場は、朝の水やりや日中の熱い時間に、水をやってはいけないと教えられました。
芝生に水やりをするのに適した時間帯は夕方です。
というのも、夏の朝の水やりは、これからだんだん熱くなっていくため、水がお湯へと変わっていき、芝生を傷めるからという理由だそうです。
日中も同様ですね。
これらを避けるために、夏の芝生への水やりは、夕方からの水やりがおすすめだということなんです。
あまり立ち入らないところは、除草剤の使用も考える
お庭の芝生の雑草対策、できるだけ手軽にできる方法5つ目は、「あまり人が立ち入らない箇所へは、除草剤の使用も考える」ということです。
「除草剤なんてとんでもない」という読者の方もいらっしゃるかもしれませんが、薬剤メーカーの話によると、ホームセンターでの除草剤の売れ行きは、この数年間で、すごく伸びているということです。
これは、「除草剤ってそれほど危険なものではないんじゃねぇ~」という考えが、一般に広く浸透してきたことによるかもしれません。
けっこう雑草って、人が利用しない箇所に限って大きく成長するやっかいものです。
このような場所には、除草剤の使用も考えて雑草対策の労力を抑え、メインの芝生をきれいにキープすることに、力を注いだほうがよいかもしれませんね。
「お庭の芝生の雑草対策、できるだけ手軽にできる方法5つ」まとめ
「お庭の芝生の雑草対策、できるだけ手軽にできる方法5つ」ということで、3回に分けて紹介してきました。
お庭の雑草対策は、まとめると「芝生を健全な状態で育成管理する」ということになります。
健全で緻密な状態の芝生には、なかなか雑草は入ってきませんし、種が発芽しても根が浅いため、抜き取ることが簡単であったりします。
是非、芝生を健全に育てることで、お庭の芝生の雑草対策を、できるだけ手軽にできように、こまめに芝生の管理をすることが、一番のおすすめの方法ということなんですね。