秋に芝生が雑草だらけ。どうして秋になると雑草が目立つ? 秋になると目立つ雑草 写真と対策

秋になると目立つ雑草 があります。

「秋になったとたん芝生が雑草だらけになった」

そのように感じていませんか?

秋になると芝生の中で目立ってくる雑草があります。

夏の間は目立たなかったのになぜって思うほど、秋になると芝生が雑草に覆われて、しかも茶色く枯れて見苦しい状態になってきます。

このページでは秋になると目立つ芝生の雑草の種類を写真付きで紹介し、あわせて秋から冬にかけて対応したほうがいい、芝生の雑草対策も紹介していきます。

秋になると雑草が目立つのは、夏のあいだは芝生によく似ていて見分けがつかないから

夏のあいだはぱっと見、芝生のようです。

こちらの写真↑↑↑知人宅の夏のお庭の芝生の様子です。

一見芝生に見えますが、この中にも実は、秋になると目立つ雑草がたくさん隠れています。

8月から10月に穂を出すスズメノヒエ

秋になると目立つ雑草 は芝生の仲間

これらの芝生に似ている雑草は「イネ科雑草」と呼ばれます。

イネ科雑草の特徴のひとつに、葉は芝生と同じような形をしているという点があります。

この写真↓↓↓は「カヤツリグサ」という秋に目立つ雑草のひとつですが、大きくなる前は、よく見ないと芝生と見分けがつきません。

初期のカヤツリグサ

このカヤツリグサが秋になると大きくなって、特徴的な花穂をもちます。↓↓↓

秋になって伸びたカヤツリグサの花穂

このように、秋になって芝生の中で目立つようになるイネ科雑草は、「一年生イネ科雑草」と「多年生イネ科雑草」に分けられます。

ちなみに芝生は「多年生イネ科」に分類されます。

この「一年生イネ科雑草」か「多年生イネ科雑草」かという点が、雑草対策の大きなポイントになってきます。

芝生の中で見られる代表的な一年生イネ科雑草

メヒシバ

芝生に侵入したメヒシバ

メヒシバは、秋になると目立ってくる代表的な一年生イネ科雑草です。

根が強く地中に入るため、根から抜き取ろうと思っても途中で千切れて、抜き取ることができません。

大量の種をつけるため、対策が困難な一年生イネ科雑草のひとつです。

メヒシバの穂

上の写真はメヒシバの穂の写真です。

メヒシバの穂の特徴は、茎の先に出て放射状に広がる数本の細い穂です。

この穂の先に大量の種をつけます。

メヒシバだらけの放棄耕作地

こちらの写真↑↑↑は、放棄耕作地に侵入したメヒシバの様子です。

この畑は前年まではおじいさんが丁寧に野菜を作っていたのですが、病気にでもなられたのか、今年に入ってから放置された畑です。

わずか一年で、こんなにもメヒシバが生えてしまいました。

メヒシバおそるべしです。

オヒシバ

芝生を占有してしまったオヒシバ

上で紹介したメヒシバと同じような環境で見られるのがオヒシバです。

私の印象では、メヒシバが繁茂していると3割くらいの割合で、オヒシバが混じっているという印象です。

オヒシバの草丈はメヒシバと同じくらい。

草丈は30~80cmくらいという例が多いようです。

オヒシバの穂

オヒシバの葉とメヒシバの葉はよく似ています。

どちらも芝生と比べると若干、葉の幅が広いです。

ですが、花穂を伸ばす前は、芝生と明確に区別するのは難しいです。

芝生に侵入したメヒシバとオヒシバ

オヒシバは数千の種をつけ風によって飛び散り、春になるといたるところから目を出します。

発芽すると根がしっかり土中深くまで入るため、根も抜き取ることも難しい、やっかいな雑草です。

エノコログサ

別名ネコジャラシのエノコログサ

エノコログサは別名ネコジャラシとして知られています。

エノコログサも小さいうちは芝生と同じような葉っぱをしているため芝生と間違えてしまいます。

芝生に侵入したエノコログサ

エノコログサと上で紹介したメヒシバやオヒシバとは、同じような環境で生育しているので、芝生の中でまじりあって生育しているのを見る機会が多いです。

エノコログサの穂

エノコログサはあのフワフワした髭の根元一本一本に種をつけます。

場合によると10万もの種をつけると記載されているものもあります。

繁殖力が強いのも納得です。

カヤツリグサ

秋になると独特の穂

カヤツリグサの花穂が出る前の葉は、オヒシバやメヒシバよりももさらに芝生と似ているため、芝生と見分けがつきにくいです。

ですが花穂が出てくると、その特徴的な茎と花穂の状謳から「この雑草なに?」という状況になります。

カヤツリグサ科の特徴-茎が三角形
茎を触るとすぐにわかる

カヤツリグサやカヤツリグサの仲間の特徴は、葉が三角形の形をしているという点です。

この茎が「三角形」という形態の特徴を活かして、昭和の子供たちは、四角く裂いて「蚊帳」の形を作って、形の綺麗さを競ったそうです。

蚊帳に似た形から「カヤツリグサ」という名前がついたそうです。

挑戦しましたがうまくできませんでした。

秋になると目立つ雑草の対策

秋に目立つ「一年生イネ科雑草」にもっとも効果のある雑草対策は?

最初に紹介したように、秋に目立つ上で紹介したこれらのイネ科の雑草は、イネ科雑草の中でも「一年生イネ科雑草」といいます。

一年のうちに発芽し、生育し、花をつけ、結実し種を落として、冬になると枯れてしまいます。

この図のようなローテーションを繰り返しながら、膨大な種を撒き散らし、生育範囲を拡大していきます。

つまり逆をいえば、このローテーションをどこかで断ち切ればいいわけです。

では、このローテーションの中でどこを断ち切るのが一番簡単で効果的なのでしょう?

一年生イネ科の成長ローテーションをもっとも効果的に断ち切るのはいつ?

このローテーションの中で、もっとも効果的にローテーションを断ち切るのは、種を発芽しないようにすることです。

理由は次のとおりです。

  1. 生育期:無数の種から次々に発芽して成長する雑草の成長を抑えるのは大変
  2. 開花期:一年生イネ科の花はちいさく、あちらこちらで開花する花をつんで開花を抑えるのは現実的でない
  3. 結実期:種ができるまえに刈り取りなさいと紹介されているものもあるが、種ができる時期は雑草によって様々。しかも結実期は次から次に結実するので、その都度刈り取るのは難しい。

このような理由から、一年生イネ科雑草のローテーションを断ち切るのは、生育期や開花期、結実期では難しいのです。

発芽前であれば容易にローテーションを断ち切れる

上で紹介したとおり、一年生イネ科雑草の生育ローテーションを、成長している段階で断ち切るのは難しそうです。

発芽してしまってからは対策は難しそう

ところが唯一、発芽前の時期であれば、このローテーションを簡単に断ち切ることができるのです。

なぜなら、一年生イネ科が発芽する時期はだいたい同じ。

3月の中旬から4月中旬にかけて、これらの雑草は発芽します。

すなわち、この時期に種が発芽できないようにしてしまえば、この、一年生イネ科雑草の生育ローテーションを断ち切ることができます。

この種が発芽できないようにする薬剤のことを、「土壌処理型除草剤」といいます。

芝生で使える一年生イネ科雑草に効果のある土壌処理型除草剤

芝生で使える除草剤

ここからは「芝生で使える一年生イネ科雑草の除草剤」ということで紹介します。

amazonランキングでも上位シバキープⅢ

シバキープⅢはamazonの芝生用除草剤ランキングでも上位の除草剤です。

芝生の中の雑草に対して、広くゴルフ場などでも使用されている「メコプロップPカリウム塩」と、果樹園などでも広くDBNを有効成分としています。

シバキープⅢ粒剤の効果が4か月間持続させます。

次から次と発芽しようとする一年生イネ科雑草の種を長期に渡って抑えることができます。

ホームセンターでも購入できる「シバキープPro顆粒水和剤」

 

新規スルホニルウレア系除草剤であるフルセトスルフロンを成分とする芝生用土壌兼茎葉処理型除草剤です。

土壌兼茎葉処理剤なので、一年生、多年生広葉雑草に対し優れた除草効果を示し、一度散布するだけで約3ヶ月効果が持続する芝生用除草剤です。

芝生の中に発生した各種一年生・多年生広葉雑草に効果があり、特に枯れにくいヒメクグハマスゲにも効果があります。

ヒメクグはやっかいです
こちらもやっかいハマスゲ

芝生の中にこれらの雑草が目立つのであれば、シバキープPro顆粒水和剤の散布がおすすめです。

プロも使用する一年生イネ科に効果のある土壌処理除草剤「シバゲンDF」

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シバゲンDFは芝生の除草剤としてプロモ使用しやすい除草剤です。

ゴルフ場でも広く利用されていて、一年生のイネ科雑草だけでなく、その他の一年生雑草全般の発芽抑制効果もあります。

発芽抑制効果だけではなく、生えて来た雑草についても効果も併せ持っているので、長い期間の抑制効果があります。

メヒシバに特に効果が大きいディクトラン乳剤

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土の表面に作った土壌処理剤の層で種から出た幼根・幼芽の生長を妨げて枯らす効果があります。

ディクトラン乳剤は特にメヒシバには優れた活性を示すことが確認されています。

残効性にも優れているので、長期間雑草の発芽を抑えます。

ゴルフ場の芝生管理で長年の実績「ウェイアップフウロアブル」

 

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「ウェイアップフウロアブル」は、一年生のイネ科雑草だけでなく、その他の雑草にも幅広い効果があるので、ゴルフ場の芝生管理でも、長年使用されている除草剤です。

除草剤の成分が、土に強力に吸着されるので、長い期間雑草を抑えることがら人気があります。

「ウェイアップフウロアブル」は、ゴルフ場で長きに渡り現場で使用し続けられている実績が、効果の高い除草剤であることを証明しています。

土壌処理型除草剤を散布する時期

これらの土壌処理型除草剤の散布する時期は、いつがいいでしょう。

雑草の芽が出始めてからでは、これらの土壌処理型の除草剤は効果がありません。

芽が出てからでは遅いです。

雑草の芽が出始める前には、発芽を抑制する層が完成している必要があります。

雑草の種の芽が出始めるのは3月の終わりから4月の中旬にかけて。

ということは、そのひと月前くらいには、土壌処理型の除草剤は散布しておくことが大切です。

土壌処理効果を発揮するまで、ひとつきくらいは掛かるからです。

ということで、これらの土壌処理型除草剤の散布時期は2月の終わりから3月の上旬がおすすめです。

次のページ⇒秋になると目立つ雑草「多年生イネ科雑草」

「秋に芝生が雑草だらけ。どうして秋になると雑草が目立つ? 秋になると目立つ雑草 写真と対策」まとめ

このページでは「秋に芝生が雑草だらけ。どうして秋になると雑草が目立つ? 秋になると目立つ雑草 写真と対策」ということで紹介しました。

芝生の雑草対策って、雑草がボーボーと生えてから対策をしがちです。

その結果「芝生って雑草だらけになるから管理できない」ということになりがちです。

ですが、実は芝生の雑草対策は、まだ雑草がはえていない時期から行うと、おどろくほど簡単にしかも効果的です。

是非おためし下さい。

最後までご覧頂きありがとうございました。