ホームセンターへ行って見ると、最近ではにもいろいろな除草剤があります。
おおざっぱに除草剤を形態から分類してみると、
- 原液を薄めて、散布機で除草剤を撒くもの
- すでに液状になっていて、そのまますぐにシャワーのように、掛けることができるもの
- 粒状になっていて、そのままパラパラと散布するもの。
だいたいこの3種類に分類することができます。
それぞれ使い方や、対象とする雑草に特徴があるので、紹介したいと思います。
薄めて使用する除草剤は、原液がおとく?それともシャワー式がお得?
ラウンドアップなど
薄めて使用する薬剤の特徴
薄めて使用する薬剤の特徴は、除草剤の値段としては、一番安く抑えることができるという特徴があります。例えばもっとも売れている除草剤であるラウンドアップで比較してみると
ラウンドアップを薄めて使用する場合、ホームセンターでも最も陳列されている500mlのラウンドアップは、だいたい2000円くらいで販売されていて、これを通常の100倍希釈で使用する場合、1000㎡散布できます。
したがって、1㎡あたりにかかる費用は、だいたい2円くらいとなります。
これに対して、ラウンドアップ「シャワータイプ」もあり、このラウンドアップシャワータイプであれば、お値段はぐーんと高くなります。
ラウンドアップシャワータイプ2リットルで、お値段はだいたい1200円くらいで販売されています。このシャワータイプ2リットルの場合、散布できる面積は、だいたい100㎡くらい散布できます。
したがって、1㎡あたりに換算すると、12円ということになります。
薄めて散布するものと比較すると、6倍も高いということになりますね。
薄めて使用するのはやっぱり面倒
除草剤を薄めて散布するのは、なかなか面倒なものです。
薬剤の原液を軽量カップにとり、散布機の中にいれ、その散布機に水を加え、散布機で散布し、散布したのちは散布機を洗うという、なかなか面倒な工程を踏まなければなりません。
このような工程のあいだでは、除草剤が手に付く恐怖に注意を払いながら、除草剤を扱うことが必要です。
これに対してシャワー式の除草剤は、やっぱり手軽だし安心です。
蓋を開けてそのまま散布すればいいわけですからね。除草剤を測る手間もないし、散布したのちに散布機をあらう手間も必要ありません。
例え値段が6倍高いといっても、自分のおうちの庭を散布するのであれば、一度散布してしまえばしばらく散布する必要もないし、たとえ200㎡くらいのお庭の除草のために使用しようとしても、数千円高い程度だし
そのようなこともあり、シャワー式の除草剤のほうが、薄めて使うものよりも、売れているそうです。