芝生の雑草の種類を知ろう(1) | プロが教える芝生の除草剤選びのコツ

「庭の芝生が雑草だらけ!なんとかして!!」

「芝生に除草剤をかけたいけど、どの除草剤がいいかわからない!!」

「庭でペットを遊ばせるけど、除草剤を掛けていいの??」

 

こんにちは。 管理人2-kaです。

庭に綺麗な芝生があったら、素敵ですよね。

 

綺麗な芝生で子供を遊ばせたり、ペットを話して自由に走らせたり、ガーデンバーベキューをして、楽しんだり。

素敵な、ガーデンライフができそうです。

 

 

ですが、実際には理想とは大きくかけ離れて、

庭の芝生の雑草対策は、皆さん頭を悩ませていると思います。

 

今日は、庭の芝生対策について、

 

「芝生の種類を知ろう。プロが教える除草剤選び」

 

ということで、紹介したいと思います。

 

広告

庭の芝生の種類は、大きく分けて二種類

まず、庭の芝生に生える雑草は、大きく分けて2種類に分けられます。

 

2種類とは、「イネ科雑草」と「広葉雑草」という二種類です。

 

大雑把に言えば、イネ科雑草とは、イネのように葉っぱの幅が細い雑草、広葉雑草とは名前のとおり、葉っぱの幅が広い雑草です。

 

除草剤を使うときは、庭にある雑草の種類を知っておいて除草剤を使わないと

 

おいおい、芝生が全部枯れちゃったよ!!!(怒)

 

 

 

なんてことにもなるので、注意が必要です。

 

そういえば、少し話がそれますが、先日沖縄で、公園の芝生に、無選択型の除草剤(イネ科雑草も広葉雑草も全て枯れる除草剤)をかけて、芝生を枯らしてしまったニュースが、業界の間では話題になりました。

 

沖縄県浦添市の浦添運動公園(ANA SPORTS PARK浦添)内の広場に農薬がまかれ、草や芝生の一部が枯れた問題で、散布した業者が市側に虚偽報告していたことが30日分かった。業者は成長調整剤を使用したと説明していたが、実際は「発がん性の懸念」も指摘される除草剤をまいたという。

引用元:琉球新報

URL:https://ryukyushimpo.jp/news/entry-826753.html

 

このニュースを簡単に解説すると、本来は「成長抑制剤」という、芝生や雑草の成長を抑制する薬剤を散布することになっていたのに、業者が勝手にラウンドアップという、なんでも枯れてしまう除草剤を、「薄めてまけば、抑制になるから、そうしよーぜ」ということで勝手に決めて、撒いてしまったというのです。

 

なぜ、ラウンドアップにしたかというと、そのほうが薬剤の値段が安いからです。

 

それが、業者との思惑と違い、芝生や雑草の成長を抑制するどことか、全て枯れてしまって大問題になったというのが、このニュースの裏話なのです。

 

ですので、雑草の種類を見極めて使用しないと、取り返しのつかないことになってしまうので、除草剤を使う場合は、十分に注意しましょうね。

 

庭の芝生でよく見られる広葉雑草

それでは、庭の芝生で見られる広葉雑草について、紹介していきたいと思います。

 

広告

シロツメグサ(クローバー)(マメ科)

シロツメグサとは、一般に言われるクローバーのことです。

マメ科の植物で、多年草(毎年はびこる植物のこと)です。

 

「四つ葉のクローバー」なんて聞くと、耳障りはいいですが、芝生の中に生えると、除草に骨が折れる植物です。

 

カタバミ(カタバミ科)

クローバーによく似た植物に、カタバミという植物があります。

カタバミもクローバーと同様に、芝生によく見られる広葉雑草です。

 

クローバーの葉が「ハートの形」と思われがちですが、実際にハートの形に近いのは、こちらの「カタバミ」です。

 

クローバーと同様に、多年草です。

 

カタバミは、地下茎を伸ばして、芝生の中のあちらこちらに侵入します。

 

引っこ抜こうとしても、地下茎が強靭なため、なかなか引っこ抜くことは困難な、やっかいな雑草です。

 

広告

スギナ(トクサ科)

 

「スギナ」というと、あまり馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、「つくし」というと、「あ~ツクシね。知ってる」という方も多いのではないでしょうか。

 

ツクシは、卵とじなどにして食べると美味しいですが、このツクシが育ったものが「スギナ」です。

 

スギナも地下茎で増える多年草で、抜き取るのは困難な多年草で、芝生に入り込むと退治するのがやっかいな雑草です。

 

ハマスゲ(カヤツリグサ科)

地下茎が地面の中に深く残り、抜き取ることが非常に困難な雑草です。

 

葉っぱの幅が細いので、一見「イネ科雑草?」と思われがちですが、れっきとした広葉雑草です。

 

通常の広葉雑草対策の除草剤では、退治が困難な雑草で、芝生に入った場合は、早期に掘り取らないと、地下茎でどんどん増えます。

 

タンポポ(キク科)

タンポポの綿毛を飛ばしている子供たちの姿なんて、とっても微笑ましい姿だと思いますが、タンポポも芝生の中に生えてくると、値を深く下ろすので厄介な雑草です。

 

とはいいながらも、タンポポの場合は、タンポポを抜く道具があるので、これを使うと簡単に抜くことができます。

 

このページのまとめ

このページでは、芝生に生える雑草のうち、広葉雑草について紹介しました。

 

このページで紹介した雑草の中で、もっとも退治がやっかいなのは、私の経験上は「ハマスゲ」です。

 

例えばクローバーなどは、芝生の中に入っていても、背丈が低いため、それほど気になりません。

 

タンポポも、大群落というほどの群落は作りませんので、小まめに「タンポポ抜き」などで抜いていれば、それほど退治は苦になりません。

 

ですが、「ハマスゲ」はダメです。根は深いし、除草剤はあまり効果ないし、背丈は高くなるし、本当に困ったものです。

 

 

このあたりの厄介な雑草の対策については、また後日紹介しようと思います。

 

また、今回は「イネ科雑草」については紹介できなかったので、次回は「イネ科雑草」について紹介しようと思います。

 

 

おすすめ記事