秋にピンク色の花 クローバーみたいな葉っぱ この花は?

10月の終わりくらいから11月の終わりくらい
秋になってから道端でみかける
クローバーみたいなピンク色の花
花が少なくなる時期で
紅葉した葉っぱも散り始めたころに見かける
ピンク色の花なので
「あのピンク色の花なんだろう。クローバの葉っぱみたいだけど」
などと思う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
このピンク色の花
実は芝生の雑草の嫌われ者
「カタバミ」
なんです。
こんなピンクの花が咲くのがカタバミなの?
こんなピンクの綺麗な花が咲く植物が
あのカタバミなの?
なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。
場所によっては
ピンク色のお花畑のようにも見えるところもあります。
あるいはお庭の雑草対策に
毎日あたまを悩ませている方であれば
カタバミって聞くと
「え、カタバミって黄色い、ちびっこい花を咲かせるんじゃないの」
なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
カタバミの花の時期は春~秋ですがピンク色の花を咲かせるのは「花カタバミ」
通常カタバミは春~秋まで花を咲かせる植物です。
また、通常のカタバミは黄色いちびっこい花で
あまり目立つ花でもないので、
花が咲いていても気にも留めないのかもしれませんね。
この秋になって特に目立つカタバミは、カタバミの中でも
「花カタバミ」
という園芸品種です。
花カタバミの花の時期は、通常のカタバミとは異なり、9月~11月頃までが花の時期となります。
ハナカタバミは帰化植物
このハナカタバミですが、日本の在来のカタバミとは違い
南アフリカあたりから江戸時代に持ち込まれたものだそうです。
もともと観賞用に移入されたものが
野生化して繁殖しているものだそうで
多く見られるのは、
九州や四国、中国地方の暖かいところだそうです。
花も大きく3~5cmくらいはあるでしょうか。
クローバーみたいな葉も大きく
花のない時期に、長い期間花をつけるので
お庭の片隅になんて植えて置くと、
長い間花を楽しむこともできるかもしれませんね。
カタバミは匍匐茎と種でどんどん増えるので注意
カタバミは匍匐茎でも増えるし、種を飛ばしても増える厄介な雑草です。
何年も生育する、常緑の多年草で
小まめに退治しないと、毎年毎年増えてしまいます。
一度侵入してしまうと
一面を葉で覆ってしまうため
芝生の中にカタバミが侵入してしまったりすると
対策が大変な植物です。
ハナカタバミは花の無い時期に大きな花を咲かせてくれるので
ガーデニングの植物としては、魅力的な植物ですが
芝生の中への侵入には、十分注意することをおすすめします。
カタバミの雑草対策
カタバミの雑草対策をするには
「広葉雑草」対策の除草剤を使用します。
ラウンドアップなどは、広葉雑草もイネ科雑草も枯らしてしまうので
カタバミが芝生に侵入したからといって、撒いては絶対にいけません。
ホームセンターで購入できる除草剤の中で
カタバミの雑草対策として使えるのは「シバキープAL」「シバニードシャワー」「MCPソーダ塩」などの除草剤になります。
「お庭に除草剤を使うのは嫌だ!!」
というかたは、手で雑草対策をするための、おすすめグッズを紹介している
こちらのページも参考にしてみて下さいね。↓↓↓
「秋にピンク色の花 クローバーみたいな葉っぱ この花は?」まとめ
秋にピンク色の花で、クローバーみたいな葉っぱをした花「ハナカタバミ」について紹介しました。
ハナカタバミは通常の日本の在来のカタバミと同様に
「カタバミ科-カタバミ属」の植物なので、大変の強い植物です。
花が少なくなってくる10月~11月の終わりまで、花を楽しむことができ
殆ど施肥や水やりなどの管理が必要のない、魅力的な花ですが
一度芝生に入り込むと、大変やっかいなことになってしまうので
お庭へ植えるときには、十分に注意することをおすすめします。
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