除草成分 DBN について

  • 2022年7月8日
  • 2023年12月19日
  • 除草剤
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除草成分 DBN について

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除草成分 DBN とは

ベンゾニトル系除草時成分で、土壌処理効果で多くの雑草に効果を示すが、特に多年生のカヤツリグサ科雑草やギシギシなどに卓越した効果があります。

除草成分 DBN は土壌処理除草剤ですので、雑草の根から吸収されることで、除草効果を発揮します。

DBNの効果は、雑草体内に吸収されたのち、セルロース生合成を阻害し、その結果細胞壁生合成を阻害することで、枯らす効果を発揮します。

DBNが効果のある雑草

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一年生広葉雑草

一年生広葉雑草全般に効果あり。

一年生イネ科雑草

メヒシバ、スズメノカタビラ

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多年生広葉雑草

駆除が難しいスギナ、ギシギシ、シロザ、ヨモギ、ヤブガラシ、タンポポに効果あり。

多年生イネ科雑草

ハマスゲ、ヒメクグなど多年生イネ科雑草に効果あり。

除草成分 DBN を使用している除草剤

カソロン

DBN(ジクロベニル)を使用している除草剤でよく知られているのものに、カソロンがあります。

カソロンの対象雑草は、メヒシバ、スズメノカタビラなどの一年生イネ科雑草、ヤブガラシ、ヨモギ、タンポポ、ハマスゲ、ヒメクグなどの多年生雑草に効果があります。


カソロン粒剤2.5 3kg

シバキープシリーズ

シバキープⅣ

ホームセンターで販売されている芝生用除草剤「シバキープ」シリーズでもDBNが使用されています。

 

 

DBNを芝生に使用するときの注意点

芝生内の雑草に散布する場合は、芝生の生育期である3月から4月の間は避ける必要があります。

この期間に散布すると、芝生が大きな被害をうける場合があります。

DBNの散布時期として適期なのは、芝生の休眠期である2月から3月上旬まで。あるいは芝生の生育期の5月から7月頃です。

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