犬 除草剤 散歩 に注意。公園の除草剤散布が適切に行われない事例もある。

  • 2022年8月1日
  • 2022年8月19日
  • 除草剤
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犬 除草剤 散歩 に注意。公園の除草剤散布が適切に行われない事例もあるということで紹介します。

緑守
除草剤の不適切な散布事例を紹介して、ワンちゃんの散歩のときの注意点を紹介します。

前回「公園などで適切に除草剤が散布されているのであれば、犬などのペットに除草剤による健康被害は考えにくい」という紹介をしました。

【関連】除草剤 いつまで残る 犬 への影響は? 除草剤の犬への影響を除草剤メーカーへ聞いてみた。

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ところが、実情は適切に散布されていない場合も時々見受けられるので、公園などでペットを散歩させたりする場合は、除草剤を散布してすぐの場合は、犬などのペットを近づけないほうがよさそうです。

今回は除草剤散布が適切に行われずニュースになった事例を紹介したいと思います。

不適切な除草剤の使用で、公園の芝生を枯らしてしまった事例

引用元:琉球新聞

4年ほど前になりますが、公園の芝生に、本来使用するはずだった「芝生の成長調整剤」の代わりに、芝生まで枯らす除草剤「ラウンドアップ」を撒いて、芝生を枯らしてしまった事例がニュースになったことがありました。

琉球新聞の記事から引用しながら紹介したいと思います。

琉球新報デジタル

 沖縄県浦添市の浦添運動公園(ANASPORTSPARK浦添)内の広場に農薬がまかれ、草や芝生の一部が枯れた問題で、散布…

沖縄県浦添市の浦添運動公園(ANA SPORTS PARK浦添)内の広場に農薬がまかれ、草や芝生の一部が枯れた問題で、散布した業者が市側に虚偽報告していたことが30日分かった。業者は成長調整剤を使用したと説明していたが、実際は「発がん性の懸念」も指摘される除草剤をまいたという。業者は31日に報告書を提出する予定で、市側は指定管理の取り消しも含め、対応を検討する方針だ。

芝生の成長を抑制する薬の変わりにラウンドアップを散布

この事例は公園の芝生の雑草対策として、芝生は枯らさないで、芝生に侵入したほかの雑草は枯らす「ショートキープ」という成長調整剤という薬を散布する仕様となっていたのに、芝生まで枯らしてしまうラウンドアップを散布した事例です。

 

ショートキープを適正に散布しておけば、芝生は枯れることはなく、なんの問題もなかったのに、ラウンドアップを散布して芝生が枯れてしまったため、公園の利用者から通報があり発覚したそうです。

芝生の成長調整剤「ショートキープ」とは

成長調整剤ショートキープ

ショートキープとは、理研グリーンといいう会社が開発・販売している芝生の植物成長調整剤という薬品です。

芝生やカヤなどのイネ科植物の成長を抑制し、他のセイダカアワダチソウやクズなどを枯らす作用もある、緑地管理の分野で広く利用されている薬剤です。

世界3大侵略的雑草「クズ」にも効果があります。

ショートキープの特徴

ショートキープの特徴は、以下のような特徴があります。

  • ショートキープは、散布した時期の雑草の草丈を、その草丈のままでキープする、生育抑制作用を発揮する薬剤です。
  • 散布して2か月程度は効果を発揮しますので、その間の草刈りなどの労力を軽減することができます。
  • 散布した液剤は、すみやかに植物体内に吸収されるので、薬剤が雨に流れる心配が少ないです。
  • セイダカアワダチソウやクズなどを枯らす効果があります。
  • 日本芝の伸びるのも抑えることができるので、家庭の芝刈りも軽減することができます。

今回紹介した事件では、ショートキープを撒いておけばなんの問題もなかったのに、どうしてこの業者はラウンドアップを撒いてしまったのでしょう?

なぜショートキープの代わりにラウンドアップを撒いたのか?

今回の事件において不思議なのは、どうしてこの業者は、ショートキープの代わりにラウンドアップをまいてしまったのでしょう?

新聞から読み解いてみたいと思います。

除草剤の取り扱いに対しての知識不足

このニュース記事の中で、垣間見えるのは、緑地管理業務を請け負った業者の現場責任者の、全くの知識不足といわざるを得ません。

同新聞のなかでは、以下のように記載されています。

「枯らすつもりはなかった。(除草剤を)薄めて使えば、成長調整剤と同じ効果があると思った」と弁明。

ラウンドアップを薄めて撒けば、植物成長調整剤と同じ効果があると思っていたということのようです。

全くの知識不足であるといわざるをえません。

緑地管理の仕事では除草剤散布についての資格が無い

どうしてこのような知識不足の緑地管理者が、除草剤を取り扱うことができるのでしょう。

実は除草剤の散布については、「資格がないと除草剤を散布してはいけない」ということは無いのです。

つまり、緑地の管理を請け負うことができる会社(樹木の剪定とか芝生の芝刈りとか寄せ植えの刈込などについては資格要件があります。)であれば、除草剤散布は行うことができます。

緑守
除草剤についての専門知識がなくても、公共緑地の管理においては、除草剤の散布をすることができます。

ところが、一般的にいって今回のこの事件のように、除草剤散布についての知識は、十分に熟知しているとはいいがたい状況があるのが現実なのです。

除草剤が適正に散布されていない可能性があるからペットは近づけないほうがいい

除草剤散布したところには立ち入らない

繰り返しになりますが、前回の記事で「適正な除草剤散布がなされているのであれば、散布の翌日には立ち入ってもリスクは少ない」と紹介しました。

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ところが、実際には緑地管理の業務の中では、除草剤が適正な散布がなされていない可能性もあるのです。

このような状況を見ると、除草剤が犬などのペットに被害を与える可能性もあり得ると言わざるをえません。

それでは、除草剤が散布されたかどうか、どのように見極めればいいのでしょう。

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