除草剤 いつまで残る 犬 への影響は? 除草剤の犬への影響を除草剤メーカーへ聞いてみた。

除草剤 いつまで残る 犬 への影響は?ということで紹介します。

前回の投稿で、庭の芝生除草剤の犬への影響について紹介しました。

芝生用除草剤の犬への影響 は?除草剤のかかった草を食べたときの犬は中毒をおこす?

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芝生除草剤メーカーへヒアリングしたところによれば、お庭の芝生用除草剤は、散布後一日、犬を立ち入らせなければ、芝生除草剤の影響を心配する必要はなさそうであるという結論で紹介しました。

それでは、公園や空き地田んぼのあぜ道などで散布されている除草剤の場合はどうなのでしょう?

公園や空き地、あぜ道などで使用されることの多い除草剤について、除草剤はいつまで残るのか。除草剤の犬への影響はないのか

公共緑地で使用されることが多い、主要除草剤メーカー6社に聞いてみたので、紹介しようと思います。

一般的に公共緑地でよく使用される除草剤

一般的な緑地の管理で多く使用される除草剤には以下のような除草剤があります。

それぞれの特徴を簡単に紹介しておきます。(表は右側へスクロールできます)

除草剤名 対象 効果 毒性 タイプ 農耕地の使用
ラウンドアップマックスロード 全枯らし 茎葉処理 普通物 液剤
バスタ 全枯らし 茎葉処理 普通物 液剤
サンフーロン 全枯らし 茎葉処理 普通物 液剤
シバゲンDF 芝生用 茎葉処理 普通物 粒剤

(溶かして使用)

×

公共緑地やゴルフ場が主

MCPP 芝生用 茎葉処理 普通物 液剤 ×

公共緑地やゴルフ場が主

ザイトロン 芝生用 茎葉処理 普通物 液剤 ×

公共緑地やゴルフ場が主

これらの除草剤の犬への影響について、公式サイトで公表されているものについては公式サイトから引用し、紹介されていないものについてはメーカーへ問い合わせをしながら紹介したいと思います。

ラウンドアップマックスロードの犬への影響

公共の緑地でも家庭用でも最も使用されている除草剤がラウンドアップでしょう。

ラウンドアップマックスロードの有効成分は、グリホサートカリウム塩です。

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ラウンドアップマックスロードの犬への影響については、公式サイトで次のように紹介されています。

ラウンドアップマックスロードは人やペットに安全ですか?

ラウンドアップマックスロード製品は農林水産省登録を取得していますので、動物を用いた実験結果や使用方法などに基づき、安全使用上の注意事項が定められております。
よって、安全使用上の注意事項を順守いただければ安心してご使用いただけます。

医薬品及び医薬部外品以外の化学物質は哺乳類の急性毒性試験などの結果をもとに、毒物、劇物とそれ以外の物(通称として普通物※)に分類されます。
ラウンドアップマックスロードは、毒物及び劇物には該当しません。

※毒劇物に該当しないものを指していう通称

引用元:公式サイト

ラウンドアップマックスロードの毒性は普通物にあたります。

薬剤の毒性の呼び方には、「毒物」「劇物」「普通物」の基準があり、普通物の毒性とは、もっとも安全性が高いとされる基準です。 

除草剤の毒性についてフグの毒性と比較

除草剤の毒性についてはLD50という値が用いられます。

LD50とはLethal Dose 50の略語で、その食品や薬剤を口に入れた際に、半数を死亡させる薬量のことです。

つまりLD50の値が小さければ小さいほど、毒性が強いということです。

毒性が強いことで知られるフグの毒「テトロドキシン」のLD50の値は0.01mg/kg(※)です。

(※)ラット実験の場合

仮に体重60kgの人がテトロドキシンを体内にいれた場合

60kg×0.01mg/kg=0.6mg

わずか0.6mgを摂取しただけで、半数の人が死に至ってしまうほどの強力な毒ということになります。

これに対してカフェインのLD50は200mg/kgです。

上と同様に体重60kgの人が接種した場合、12000mg。つまり12kgものカフェインを摂取した場合、半数の致死量が12kgという量です。

上で紹介したラウンドアップマックスロードの場合、LD50は2000mg/kgです。

すなわち、同様に体重60kgの人が接種するとしたら

60kg×2000mg/kg=120,000mg

12万ミリグラム。つまり120kgものラウンドアップの原液を摂取しなければ致死量とはならないほど、毒性が低いとされています。

ただしこれはあくまで毒性の閾値であって、実際にどのくらいの量を摂取すると身体に影響があるかを示した数値ではないということに注意が必要だと思います。

ということで、ラウンドアップマックスロードの毒性は普通物にあたるので、犬への影響は安全使用上の注意事項を順守していれば、安心していいという公式の発表になっています。