芝生 メヒシバ 除草剤 プロが選ぶホームセンターで購入できる芝生の中のメヒシバの除草剤

タグ 芝生 メヒシバ 除草剤

秋になると芝生の中でメヒシバという雑草が目立つようになります。

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今回はこの芝生の中のメヒシバの雑草対策として、「プロが選ぶホームセンターで購入できる メヒシバの除草剤」ということで紹介します。

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メヒシバとは

芝生の中のメヒシバの対策はやっかいです。

プロの間では、芝生の中のメヒシバの対策ができれば、他の雑草の対策はなんでもできるといわれるくらいです。

▲一面メヒシバの風景が秋になると見られます。
▲メヒシバの葉
▲メヒシバの穂

雑草対策のプロが使用している芝生の中のメヒシバの除草剤

雑草対策のプロが使用している、芝生の中のメヒシバの除草剤には、以下のようなものがあります。

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グリーンアージラン

芝用 除草剤 グリーンアージラン液剤 1L 芝生 雑草 対策 スズメノカタビラ メヒシバ ヒメジョオン アレチノギク

  • 有効成分:アシュラム37%
  • 効果のある雑草:メヒシバ、スズメノカタビラ、アレチノギク、ヒメジョン、イヌタデ等
  • 効果:茎葉・土壌処理
  • 注意:カヤツリグサ科には効果が劣る
  • 価格:2800円~3500円くらい(1リットルあたり)
  • 散布面積:約1000㎡(芝生の休眠期)~2000㎡(芝生の生育期)
  • 散布適期:メヒシバ(生育初期の4月から5月)、スズメノカタビラ(発生前の10月から11月)

シバゲンDF

シバゲンDF 20g【有効期限27年10月】

  • 有効成分:フラザスルフロン 25.0%
  • 効果のある雑草:メヒシバ、オヒシバ、ヒメジョン、ハルジオン、ヒメクグ、ハマスゲ、スズメノヒエ、スズメノテップ等多数
  • 効果:茎葉・土壌処理
  • 注意:タデ科には効果が劣る
  • 価格:3000円~4800円くらい(20グラムあたり)
  • 散布面積:約1000㎡
  • 散布適期:メヒシバ(生育初期の4月から5月)、スズメノカタビラ(発生前の10月から11月)
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ディクトラン乳剤

☆!送料無料☆ディクトラン乳剤 500ml この1本で約5000平米の散布が可能 【除草剤】【業務用】

  • 有効成分:ジチオピル32.0%
  • 効果のある雑草:メヒシバ、オヒシバ、スズメノカタビラ、ヒメジョン、ハルジオン、オオアレチノギク、イヌタデ、ヤハズソウ等
  • 効果:土壌処理
  • 注意:土壌処理剤なので発芽前までに散布が必要
  • 価格:19000円~24000円くらい(1本500ミリリットル)
  • 散布面積:約5000㎡
  • 散布適期:メヒシバ(発生前の2月から3月)、スズメノカタビラ(発生前の10月から11月)

グラメックス水和剤

▲引用元:アグロカネショウ
  • 有効成分:シアナジン 50.0%
  • 効果のある雑草:メヒシバ、ノボロギク、ハコベ、シロザ等の一年生雑草に高い効果
  • 効果:土壌処理
  • 注意:土壌処理剤なので発芽前までに散布が必要
  • 価格:2,000円~2,200円くらい(1袋200グラム)
  • 散布面積:約5000㎡~1000㎡
  • 散布適期:メヒシバ(発生前の2月から3月)、スズメノカタビラ(発生前の10月から11月)

 

カソロン2.5

  • 有効成分:DBN 2.5%
  • 非常に大変効果のある雑草:スズメノカタビラ、スギナ、ギシギシ、ヨモギ、ヤブガラシ、ヒメスイバヒメジョン
  • 大変効果のある雑草:エノコログサ、スズメノテッポウ、ネズミムギ、オヒシバ、カヤツリグサ、オオバコ、ツユクサ、シロザ、ホトケノザ、ハルジオン、ヒメジョン
  • メーカーは効果なしとしている文献で効果を確認できた雑草メヒシバ(引用:芝生除草の基礎と応用 博友社より)
  • 効果:土壌処理
  • 注意:土壌処理剤なので発芽前までに散布が必要
  • 価格:1,600円~1800円くらい(1袋3kg)
  • 散布面積:約330㎡(中間値)
  • 散布適期:メヒシバ(発生前の2月から3月)、スズメノカタビラ(発生前の10月から11月)

プロが使用する除草剤はおすすめできない

上で紹介した除草剤は、あくまで業務用の除草剤です。

一般の家庭ではおすすめしません。

なぜなら、散布面積が大きすぎるからです。

お庭の芝生に何回散布できるか計算してみる

除草剤を購入するときは、1本でどのくらいの面積を散布できるか、計算してみることが大切です。

仮にお庭の芝生の面積を5m✕4mの長方形とした場合、面積は20㎡です。

仮にグリーンアージランを使用した場合、グリーンアージランを1本購入すると1000㎡まくことができますから

1000㎡÷20㎡=50回

50回も散布できることになります。

除草剤には1年間にまくことができる回数が決まっている

除草剤にはルールがあって、年間にまくことができる回数が決まっています。

グリーンアージランの場合は1年間に3回しかまけません。

ということは50回もまくためには、10年以上使用することになります。

こんなにまくことはできません。

消費期限が切れてしまいます。

つまり、プロが使用する業務用の除草剤はおすすめできないということになります。

プロ用除草剤と同じ成分の 芝生 メヒシバ 除除草剤 をホームセンターで選ぶ

プロがおすすめする 芝生 メヒシバ 除除草剤  は量が多すぎます。

したがって、自宅のお庭の 芝生 メヒシバ 除除草剤 をホームセンターで選ぶには、プロがおすすめするのと同じ成分を含んでいる、芝生 メヒシバ 除除草剤を選ぶのが良いです。

上で紹介したとおり、芝生の中のメヒシバの効果のある除草剤の成分は、アシュラム、フラザスルフロン 、ジチオピル、DBN、シアナジン、などがありました。(ほかにもいろいろありますが、ホームセンターで販売されているものはこのくらいです。)

これらの成分は、メヒシバの発生前~発生初期に散布すると、効果的です。

これらの成分を含むホームセンターで購入できる除草剤は、次のようなものがあります。

除草剤の裏側のラベルを見ると、除草剤の成分が記載されています。

このラベルを確認することで、芝生 メヒシバ 除除草剤 を選ぶことができます。

DCM 芝生に使える除草剤

▲DCMで販売されている芝生用除草剤

上の写真↑↑↑は、ホームセンターDCMのオリジナルブランドで、芝生に使える除草剤として販売されているものです。

これの裏側を見てみると成分が書いてあります↓↓↓

芝生 メヒシバ 除草剤 1
▲成分は「シアナジン」と「メコプロップpカリウム塩」です。

この「芝生で使える除草剤」は、主成分が「シアナジン」と「メコプロップpカリウム塩」です。

この2種類の成分についてみてみましょう。

シアナジンの効果のある雑草

シアナジンの効果のある主な雑草は次のとおりです。

  • メヒシバ
  • ノボロギク
  • ハコベ
  • シロザ

シアナジンはメヒシバに効果があります。

メコプロップpカリウム塩の効果のある雑草

メコプロップpカリウム塩の効果がある主な雑草は次のとおりです。

  • オオアレチノギク
  • ヒメジョン
  • ハルジオン
  • タンポポ
  • コセンダングサ
  • ブタクサ
  • カラスノエンドウ
  • シロツメグサ
  • オバコ
  • イヌタデ
  • カヤツリグサ
  • 等々

メコプロップpカリウム塩はメヒシバへの効果は期待できません。

「DCMの芝生に使える除草剤」は芝生の中のメヒシバへの効果は期待できる

上で紹介したとおり「DCMの芝生に使える除草剤」は、メヒシバへ効果のある成分として「シアナジン」が入っています。

お庭の芝生にメヒシバが発生している場合は、「DCMの芝生に使える除草剤」での効果は、シアナジンにより期待できます。

散布時期はメヒシバが発生する前から発生初期です。

秋に芝生の中のメヒシバを見つけたときは、場所を覚えておいて、2月から3月に散布するのが良いでしょう。

シバキープ

▲売上ナンバーワンの芝生用除草剤「シバキープ」
▲ホームセンターで販売されているシバキープの主成分

シバキープの主成分はメコプロップPカリウム塩とDBN

ホームセンターで販売されている芝生専用除草剤として知られているのが「シバキープ」という除草剤です。

シバキープの除草成分は「メコプロップPカリウム塩」と「DBN」です。

メコプロップPカリウム塩は主にハルジオンやヒメジョン、タンポポなどの「キク科」への効果、スギナへも効果がありますが、イネ科であるメヒシバへの効果は期待できません。

ですが、DBNが発生前のメヒシバへの発生抑制効果が期待できます。

秋に芝生の中のメヒシバが生えている場所を覚えておいて、春先にこれらの場所へシバキープを散布することで、芝生の中のメヒシバを抑えることができます。

芝生 メヒシバ 除草剤 まとめ

今回は「芝生の中のメヒシバの除草剤」ということで紹介しました。

プロがメヒシバ対策として使用している除草剤と、同じ成分を含む除草剤を紹介しました。

除草剤には必ず裏側のラベルに除草剤の成分が記載されていますので、お庭の芝生に生えている雑草の種類に合わせて、その除草剤が効果があるのかどうか確認したほうがよいでしょう。

そうすることで除草剤の使用量を少なくすることもできます。

経済的ですし安心もできるでしょう。

芝生の雑草対策については、ぜひ以下のページもご覧ください。

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