スギ林 カーボンオフセット いくら で買い取ってくれるのか

スギ林 カーボンオフセット いくら

スギ林のカーボンオフセットはいくらなのか

調べてみたので紹介したいと思います。

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カーボンオフセットとは

カーボンオフセットについて調べ始めた経緯

まずはカーボンオフセットについて

私には父から相続する予定のスギ林が1haほどあります。

このスギ林をなんとか健全に維持をしたいと思っていますが、何か方法はないだろうかと思っていたところに、「カーボンオフセット」という言葉を知り、これについて調べてみて、何か利用できないか考えています。

普段全くスギ林に関係のない生活を送っている筆者が、同じような境遇の方への参考になればと思い、調べた内容を共有します。

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要はいくらで買い取ってくれるんだ?

カーボンオフセットについて、難しいことがいろいろと書かれていますが、要はいくらで買い取ってくれるんだってことが一番大切だと思います。

ある程度の価格で買い取ってくれるのであれば、買取価格に必要なスギ林を維持管理しようとも思いますが、微々たるものならば、全く興味はないよってことになると思うんです。

なので、このページでは、スギ林 カーボンオフセット いくら ということで調べた内容を紹介しようと思っています。

カーボンオフセットについて簡単に

スギ林 カーボンオフセット いくらとはいいながらも、基礎的な知識は必要だろうと思いますので、まずはカーボンオフセットについて簡単に紹介しておきます。

カーボンオフセットについて簡単にいうと

二酸化炭素の削減目標に対して、自分のところで削減できない企業などが、ほかのところで削減できた削減量を買い取ってくれる

という風に理解しておけばよいと思います。

【出展】環境省『カーボン・オフセットフォーラム カーボンオフセットとは?』

もう少し調べたら、もう少し内容が違うということになるかもしれませんが、現時点ではそのように思っています。

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カーボンオフセットの種類

カーボンオフセットの種類には次のようなものがあるようです。

  1. 再生可能エネルギーの利用
  2. 省エネ性能の高い設備の導入
  3. ガソリン自動車から電気自動車への切り替え
  4. 植林や森林保護活動
  5. 会議やイベントの開催時に参加者がチケットを購入することで温室効果ガスをオフセットする

これらの項目によって、カーボンオフセットの買取価格の相場があるようです。

筆者の場合は、「④植林や森林保護活動」が該当してくるのでしょうか。

カーボンオフセットの買取価格の相場

上で紹介したとおり、カーボンオフセットにはおおまかに5つの種類に分かれるようです。

それぞれの買取価格の相場感はどんな感じなのでしょう?

と思って調べたのですが、Jクレジットという政府の機関で売買がされているようなのですが、難しすぎてよくわからない。

なので、2023年に行われた実証実験の結果が経済産業省から公表されていたので、それをもとにするとどうやら以下のような感じの相場感みたいです。

実証実験の期間

2022年9月から2023年1月まで

クレジット取引回数

政府が保有しているJクレジットを9回販売

実証期間中の取引量と売買総額

  • 取引総量:約15万t-CO2
  • 売買総額:約3億円

実証実験期間中に約15万トンの二酸化炭素の削減量(?)が取引され、約3億円の売買総額だったとのこと。

1t-CO2あたりの平均単価にすると、

約2,000円/t-CO2

ということになるようです。

あってますかね?

実証実験では3種類のカーボンオフセットに分類

先に紹介したカーボンオフセットの分野は6種類でしたが、この実証実験では3種類のカーボンオフセットに分類されているようです。

3種類の取引されたカーボンオフセットの分野は次のとおりのようです。

  • 省エネルギー関連
  • 再生可能エネルギー関連
  • 森林関連

買取価格は分野によって異なる

カーボンオフセットによる買取価格は分野において価格が随分と異なるようです。

この実証実験では、買取価格の相場は1t-CO2あたり

⚫ 実証期間中のクレジット種別取引価格は、省エネ800~1,600円、再エネ1,300~3,500円、
森林10,000~16,000円。
⚫ 加重平均価格は、省エネ1,431円、再エネ2,953円、森林14,571円。

引用元:経済産業省2023年に行われた実証実験

森林でのCO2のクレジット取引価格は

1t-CO2あたりあたり1万4千円あまり

かなり大きな価格のように見えますね。

この考え方であっているのでしょうか?

スギ林 カーボンオフセット CO2は何トン?

上の実証実験では森林由来のカーボンオフセットの買取価格は、他の省エネや再生エネルギーに対してかなり高額であるようです。

では、スギ林はカーボンオフセットとして、どのくらいの広さでどのくらいの量を固定するのでしょう?

これには林野庁のHPで記載がありましたので引用します。

樹木が吸収する二酸化炭素や蓄積する炭素の量は一本一本異なっています。例えば、適切に手入れされている36~40年生の スギ人工林は1ヘクタール当たり約83トン注1の炭素(二酸化炭素量に換算すると約304トン注2)を蓄えていると推定されます注2。

また、この36~40年生のスギ人工林1ヘクタールが1年間に吸収する二酸化炭素の量は、約8.8トン(炭素量に換算すると約2.4トン)と推定されます注3。

引用元:林野庁

1haあたり84tのCO2を固定しているということは単純に考えると

84t×14000円/t-CO2=1,176,000円

1haの森林のCO2固定量は117万円あまりの取引量に該当するということになります。

つまり1haの森林をもっている人は117万円あたりでCO2クレジットとして取引できるということでしょうか?

1年間の固定量にしてみると

一方1年間で考えると、1haあたり1年間8.8tのCO2を吸収ということになっています。

これも同じように考えると

8.8t×14000円/t-CO2=123,200円

1haの森林で毎年12万円あまりのCO2クレジットとして買い取ってもらえるという考えでよいのでしょうか?

スギ林 カーボンオフセット いくら まとめ

今回は スギ林 カーボンオフセット いくら で買い取ってくれるのかについて調べてみました。

まとめると、今回調べた限りにおいては

1haのスギ林のCO2固定量は1,176,000円に相当しそう

年間の吸収量は123,200円に相当しそう

ということです。

正直微妙な数字ですね。

「よし本格的に放置しているスギ林をなんとかしてCO2クレジットで採算があがるようにしてやろう」という数字ではないでように思います。

ただ、無視するにはちょっともったいない、と思うくらいの数値でもあります。

もう少し調べる価値はありそうです。

1haのスギ林を10個集めれば1千万円というお金になりますからね。

もう少し詳しく調べてみようと思います。

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