人工芝 後悔 した人の声を調べてみました。
その結果、で、人工芝をDIYで芝生の代わりとして設置するのは難しいと思いました。
ですが、「ここを抑えれば人工芝で後悔しない」という点もわかりましたので紹介します。
人工芝 後悔 した人の声
人工芝 後悔 はだいたい次のパターンに分けられます。
どの後悔の声を聞いても、「ヘビーだなぁ」と思える失敗原因です。
正直、人工芝をDIYで設置するのは難しいと思います。
ですが、そのおかげで「これだけを注意すれば人工芝はうまくいくんじゃねぇ!?」というポイントも見つかりましたので紹介したいと思います。
人工芝 後悔 の声が多い5つのパターン
いろいろな人工芝の後悔の声を調べてみたら、後悔しているポイントは、だいたいこの5項目に分けられます。
この後悔のポイントを見て、原因がわかる読者の人もいらっしゃると思います。
人工芝で後悔している人の失敗した原因は、ほぼ一点に絞られるんです。
人工芝で後悔するたったひとつの原因とは
上で紹介した「人工芝で後悔した5つの原因」のうち、後悔1~後悔4については、たったひとつの点が後悔となっている原因なんです。
それは
人工芝の下地が
上手にできていない
ということなんです。
「上手に敷けない」のも「雑草が生えてくる」のも「水が溜まる」のも「虫がわく」のも、全て人工芝の下地が問題なんです。
下地がきちんとできていれさえいれば、
- 人工芝はしわになることなく、上手に張れる。
- 下地で雑草の処理をきちんとしておけば、雑草が生えてくることもない。
- 下地がきちんと水勾配がとれていれば、水溜まりになることはない。
- 下地がきちんとできていて、勾配がちゃんととれていれば、水もたまらないので虫が湧いたりカビが生えたりすることもない。
というわけなんですね。
人工芝の下地はどのような工程が必要なのか
それでは、人工芝の下地をつくるときに、どのような工程が必要なのか、紹介したいと思います。
人工芝の下地は大きくわけてふたつ
人工芝の下地をつくる方法としては、大きく分けてふたつに分けられます。
- ベランダや駐車場などすでにあるコンクリートを下地にする場合
- 庭の芝生をはがして人工芝にする場合
この中で①下地がコンクリートの場合は、下地で失敗することは、それほどないと思います。
なぜなら、コンクリートを施工する際に、すでに下地は水勾配をつけて平坦に仕上げられているからです。
これに対して、庭の芝生をはがして人工芝にする場合は、下地をつくるのが、とっても大変な作業になります。
人工芝 後悔 の声が多いのも、雑草対策として人工芝を使ってみたいと思う場合が多いのではないかと思います。
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ということで、庭に人工芝を導入する場合の、下地をつくる場合はどのような作業になるのか解説したいと思います。
庭の芝生を人工芝にする場合の下地の断面図
庭にある芝生をやめて人工芝とする場合の下地の断面図は何パターンかあります。
以下にイメージ図を掲載します。
上の図から下へ向かって費用は大きくなりますが、確実に雑草抑制も大きくなります。
土を固めた上に人工芝を設置する場合の断面図
庭の芝生をやめて人工芝とする場合、いちばん多いパターンがこのパターンだと思います。
芝生をはがしたあとの地面をきれいに平坦に整地し、均等に踏み固めることが大切です。
平坦に踏み固めなければ、人工芝が凸凹の状態になり、水がたまって虫の発生やカビの発生につながります。
できれば「水勾配」も考えて整地するのがベストです。
人工芝には透水性もあるものがありますが、数年もするとホコリやごみで排水用の穴がつまる可能性が高いです。
通常芝生の場合3~5パーセントの勾配をつけるのが望ましいとされています。
人工芝の場合も、芝生に準じた勾配をつけておいたほうが、水がたまるリスクは回避しやすいです。
防草シートがないと雑草がどんどん生えてくる
土にそのまま人工芝を設置する場合、防草シート必須です。
人工芝に防草シートの効果をもたせたものもありますが、人工芝と防草シートはわけて考えたほうがいいいでしょう。
人工芝と防草シートが一体となったものは、どうしても厚みが厚くなるため、施工性がよくありません。
人工芝と人工芝の継ぎ目やテラスとの継ぎ目部分、排水桝との継ぎ目部分等々でどうしても隙間ができ、雑草が生えてくる事例が多いです。
人工芝の専門メーカーでは、「人工芝専用防草シート」として、通常の人工芝よりも割安の防草シートを販売しているところもあります。
しっかりと防草シートで雑草対策をし、その上に人工芝をはったほうが、人工芝で後悔するリスクはグンと減ります。
砂利を締め固めた上に人工芝を設置する場合の断面図
上の「土を固めた下地」よりも雑草が生えにくく平坦に仕上げやすいのが、この基礎砕石を使用するパターンです。
基礎砕石とは、コンクリート舗装などの下地となる砕石のことで、土木工事などでは「C40」とか「RC40」などと呼ばれます。
ホームセンターや通販サイトでは「路盤材」という名称で販売されているのが多いようです。
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石を砕いたもので、粒の大きさが0mm~40mmです。
様々な粒の大きさの砕石であることから、締め固めやすく、平坦に仕上げやすいです。
ちなみにRC40とは、石を砕いたものではなく、廃棄されたコンクリートの塊を砕いてC40に混ぜて使用するもので、一般的にC40よりは安価です。
基礎砕石は締め固めることが重要
基礎砕石は締め固めが重要です。
上の写真は道路工事などで使用される小型のローラーです。
基礎砕石をよく締固め平坦に仕上げなければ、数年の後には、人工芝の表面が凸凹になってしまいます。
そのくらい基礎部分は大切なんです。
このような転圧機械や↓↓↓
芝生用のローラー転圧機械もありますので、家庭用であれば、これを転用することもできます。
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コンクリートの上に人工芝を設置する場合の断面図
上の採石下地よりも、さらにおすすめなのが、砕石の上にコンクリートで舗装するパターンです。
もっとも高価な施工になりますが、人工芝でもっとも後悔が少ないパターンです。
コンクリートの上に接着剤で人工芝を張りつけるので、「たるみ」なども発生しにくく、水溜まりも発生しにくいです。
下地がコンクリートの場合、雑草の侵入もほぼ発生しません。(打ち継ぎ目や隙間がある場合は別です。)
ただし、もっとも高価な下地になります。
次のページから、下地を作る手順や、それぞれの下地にかかる費用について説明していきます。
⇒人工芝の下地をつくる手順と費用
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