実験してびっくり!クロス型防草シートと不織布防草シートで雑草の侵入の仕方に差があった
今回の 防草シートの上に天然芝 について、実は3種類のシートで実験をしてみました。
使った3種類の防草シートは次のとおりです。
- 不織布防草シート(ダイソー製)
- クロス型防草シート(ダイソー製)
- 防風ネット(メーカー不詳)(編み目が大きく防草効果はありません。)
この中で「不織布防草シート」と「クロス型防草シート」の実験で、びっくりした結果が見られたので紹介したいと思います。
不織布防草シートとクロス型防草シートの違いとは
防草シートには大きく分けて2種類の防草シートがあります。
不織布防草シートとクロス型防草シートです。
それぞれのメリットとデメリットは以下のとおりです。
不織布防草シート | クロス型防草シート | |
雑草対策 | 先のとがった雑草も抑え込む | 先のとがった雑草が突き抜ける |
耐久性 | 経年劣化で隙間ができにくい | 経年劣化で隙間ができると穴が広がる |
施工性 | 切ってもほつれない | 切った部分がほつれる |
経済性 | 高い | 安い |
簡潔に言えば、一般的には不織布防草シートのほうが、雑草対策の性能が勝るが、その分価格も高くなるという傾向があります。
驚き「クロスシート」の編み目に侵入していた雑草の根
クロスシートの上に 防草シートの上に天然芝 工法を試してみたところ、不織布防草シートと表面の見た目は変わりませんでした。
ですが、不織布防草シートの雑草はすぐに抜けたのに、クロスシートに侵入した雑草の根はなかなか抜けなかったのです。
どうなっているのかと思い、根をたどって掘り進んでみたところ、クロスシートの網目に細い根がすでに侵入している様子が確認できたのでした。
防草シートの上に天然芝 まとめ
防草シートの上に天然芝 を3か月試験した結果をまとめたいと思います。
防草シートを突き抜けて芝生に侵入してくる雑草はなかった。
今回防草シートとしてダイソーの「不織布防草シート」と「クロス型防草シート」を実験してみました。
どちらの防草シートの場合も、防草シートをつきぬけて芝生に侵入してくる雑草はありませんでした。
引き続き経過を観察していきます。
土の部分には周辺から雑草が侵入してきた
防草シートの上に天然芝 に対する口コミでも紹介されているように、土の部分には周囲から雑草が侵入してきました。
ただし、これらの雑草は「不織布防草シート」の場合は、簡単に抜くことができました。
これに対して「クロス型防草シート」の場合は、わずか3か月で、雑草の細かな網目を通過して、防草シートの下の土の部分まで、根が侵入している様子が確認されました。
不織布防草シートの上に侵入した雑草はすぐに抜けた
ダイソーの不織布防草シートの上の土部分に侵入した雑草は、根からすぐに抜くことができました。
クロスシートの上に侵入した雑草はクロスシートの中にまで根が侵入していた
不織布防草シートの上に侵入した雑草の根がすぐに抜けたのに対して、クロスシート型の防草シートに侵入した雑草は、クロスシートの編み目まで細い根が侵入していました。
この根は、今後編み目を広げていくことが想定されます。
3か月経過した様子では 不織布 防草シートの上に天然芝 は雑草対策の芝生として効果的
3か月経過した時点では、防草シートの上に天然芝 は、防草シートを不織布型の防草シートを使用する限りにおいて、効果的に利用できると思います。
今後経過を観察して、改めて紹介したいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。