レンガで雑草対策。レンガを敷いたあとから後悔しないための雑草対策チェックポイント。

庭の雑草対策として、レンガを庭に敷き詰めるという方法もあります。

 

レンガは、自然の土を焼いてつくる自然素材で、芝生やグランドカバー、様々な花との相性もよく、素敵なガーデニングの素材のひとつです。

この雑草対策にもなり、ガーデニングの素材の一つとして、優れたレンガですが、雑草対策として敷く場合、チェックポイントについてあげてみましたので、参考にしてみて下さいね。

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雑草対策として最強!本来のレンガ舗装とはどんなもの?

庭にレンガを敷く場合、完全な雑草対策として敷くのであれば、本来の「レンガ舗装」の工法を採用するのが、完全な雑草対策とすることができます。

 

本来のレンガ舗装の工法とは、地表から25cmくらい掘り下げて、掘り下げた地面を平らにし、その上に砕石と呼ばれる砂利を8cm程度敷き詰め転圧、さらにその上にコンクリートを5cmの厚さで敷き均し平坦にならし、その上にモルタルを3cm程度敷き詰め、ようやくその上にレンガを敷きならし、目地の間にはモルタルを詰めるという工法です。

出典:Art.Gray Landscape Design Support

この工法であれば、確実に雑草対策とできます。

 

ですが、個人のお庭では、業者さんにでも頼まない限り、こんな工法をとるのはなかなか難しいですよね。

 

個人の庭のレンガ敷なら、「砂ぎめ」工法がおすすめ

個人の庭の雑草対策として一般に使われるレンガ舗装の方法は、「砂ぎめ」という方法です。

 

「砂ぎめ」とは、コンクリートやモルタルなど、固まってしまう素材を使用しないで、砂や砕石を使い、舗装したあとも、「やっぱり少しパターンを変えたい」なんて思った時も、比較的に少ない労力で、変更などができるレンガ舗装の工法です。

 

レンガ舗装の「砂ぎめ」工法の断面図は、以下のようになります。

出典:庭の外構工事はDIYでやる

上のふたつの図面のうち、もっとも簡易的な「砂ぎめ」は、右側の図面です。

 

地面から10cmほど掘り下げ、地面を整地、転圧し、そのご砂を3cmほど投入し、平坦に砂を均しながらレンガを敷き詰めるという方法です。

 

ただしこの右側の方法を採用すると、レンガの目地から雨水などが浸透し、この雨水がレンガの下の砂を流し、さらに下の地面を凸凹にし、レンガ自体も凸凹になりやすいです。

 

これを避けるためには、左側の図面の工法のほうが、長持ちしやすいです。

 

砂の下は砕石ですので、雨水による流亡はしにくいです。

 

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レンガ舗装の場合のありがちな失敗

レンガ舗装は、完成したあとは、とってもきれいです。レンガ舗装をしてすてきなガーデンになった満足感も高いと思います。

 

ですが、数年すると「こんなはずじゃなかったのに」と思う失敗も出てきます。

 

レンガ舗装のありがちな失敗についてあげてみました。

 

レンガの目地から雑草が生えてきた。雑草対策にならないじゃん(怒)

レンガ舗装の失敗としてよくあるのが、「レンガの目地から雑草が生えてきた」なんていうのがあります。

 

これは、上で紹介した「砂ぎめ」工法を採用した場合に、おこりがちな失敗です。

 

なんといっても地面の上には、透水性のある砂利と砂で、レンガも砂の目地なので、水は地面にまで浸透していきます。

 

地面には、「埋土種子」という、何年も土の中に居て、芽を出す機会をうかがっている雑草の種が、何万もあるわけですので、これらが浸透してきた雨水のおかげで、発芽する場合があります。

 

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レンガ目地から生えてきた雑草を抑える方法

このようなレンガから生えてくる目地雑草を抑える方法は3つあります。

 

下地処理をしっかり行う

レンガ目地から生えてくる雑草を抑える方法として効果的な方法のひとつめは、下地処理をしっかり行うという方法です。

 

この場合の土壌処理とは、土壌の中の種が芽を出すことのできない、「土壌処理用の除草剤を散布する」という方法です。

 

土壌処理用の除草剤で、ホームセンターや通販で購入できるものは、以下のようなものがあります。

 

出典:イージョイ楽天市場

防草シートを敷く

敷き砂と砕石あるいは敷き砂とレンガのあいだに防草シートを敷くという方法で、埋土種子からの雑草がレンガにまで出てくることを防ぐ方法です。

 

最近では、ホームセンターで、防草シートも容易に購入できるようになりました。

 

防草シートもいろいろな価格帯があります。

 

防草シートの価格というのは、シートの強さによって決まります。当然防草効果が高く、紫外線で劣化しないもののほうが、高額になります。

 

ですが、レンガの下地に使う防草シートの場合は、紫外線の劣化など考慮する必要がありません。

 

というのも、レンガがシートの上にのっているので、紫外線を防いでくれるからです。

 

レンガ舗装の下地に敷く場合、防草シートは安価なものでも十分です。

レンガの目地に出てきた雑草を除草剤で退治

上であげたふたつは、下地処理としての雑草対策です。

 

これらの下地処理をしないで、出てきた雑草に除草剤を掛けるという方法もあります。

 

レンガの目地の間から出てくる雑草は、芝生から出てくる雑草よりは雑草の対策は簡単です。

 

ラウンドアップを撒いておけば、全ての雑草は枯れてしまいます。

 

ですが、次から次と埋土種子からは雑草は芽を出してきますので、その都度雑草対策が必要ということになります。

 

「レンガで雑草対策。あとから後悔しないためのチェックポイント。」まとめ

このページでは、「レンガで雑草対策。あとから後悔しないためのチェックポイント。」ということで、レンガから出てくる雑草の対策ということで紹介しました。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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