ティフブレアが枯れました
雑草対策芝ティフブレアが枯れました。
5月20日に種を撒き6月1日に発芽を確認し、順調に育っていると思っていたティフブレア。
この雑草対策芝ティフブレアが6月8日くらいから上のような状態におちいり、8割ほどが枯れてしまいました。
ティフブレアは強い芝という触れ込みだったので、なぜ枯れてしまったのか、その報告と原因について紹介したいと思います。
ティフブレアが枯れた原因を種メーカーに確認
ティフブレアが枯れた原因をメーカーが説明
ティフブレアが枯れた原因について種のメーカーへ問い合わせをしてみました。
今回ティブレアが枯れた原因は水不足だそうです。
常に湿潤状態を保つのがティフブレアには必要
ティブレアの初期成育には、朝と夕方の散布だけでは足りず、常に湿潤な状態にしておくことが必要だそうです。
今回は「発芽したから日当たりのよいところで育てよう」と、一日中日光のあたる場所へ育苗トレーを移動したのがまずかったようです。
ターフ状になるまで、水切れは厳禁とのことでした。
再度種散布したら1週間ほどで再発芽
枯れてしまったティブレアを除去し、再度種を撒きました。
種を撒いたのは6月11日です。
なんと1週間後にはティフブレアが発芽
6月11日に種を撒いたティフブレアは、なんと6月18日には発芽しました。
約1週間で発芽したことになります。
3月に撒いたときは1か月以上も掛かったのと比べると大きな違いです。
ティフブレアの発芽には、高温が必要だということがよくわかります。
6月18日に発芽を確認して6月22日の様子です。
かなり生えそろってきました。
種の撒き方は「指穴方式」がいい!?
前回種を撒いたときは、ティフブレアの種が小さいため、全体に均一のばらまくために、土と種をまぜて「振るい」でまんべんなく散布しました。
今回は指であなをあけて、その穴に種を入れて土を被せました。
今回の撒き方をすると、「きれいに種が出そろったなぁ~」といった感じの発芽のしかたですね。
ちなみに前回5月に種を撒いたところの生え方はこんな感じです。
今回撒いたのと比べると、雑駁な感じがしますね。
今後どのように生育に違いがでるのか、撒き方による生育の違いも観察したいと思います。
枯れたと思われたティフブレアも再発芽
葉がチリチリになって枯れてしまったティフブレア。
8割くらいは枯れてしまいましたが、一部、葉がみどりの状態で残っているものもありました。
そこで、これらのものについては、建物の影になる箇所へ移動させました。
当初は日当たりのよい場所に設置していたので、乾燥しやすい状態にあったので、「半日陰の場所に移動したら復活するかも」と思ったのです。
直射日光のあたらない場所へ移動したティフブレア。
そうしたらこちらのほうも再度芽が出てきました。
種まきから幼苗のころは、直射日光のあたらない場所で管理したほうがよいようですね。
雑草対策芝「ティフブレア」の初期成育には乾燥はご法度
今回の体験から、雑草対策芝「ティフブレア」の育苗については、以下のことがいえそうです。
- 種まきをする場合は、気温が高くなった6月中旬以降だと、1週間程度で発芽する。
- 種の撒き方は、指や割りばしなどで穴をあけて種を入れると、均一に芽がはえそろう。
- 芽が出たあとは、明るい日影などで管理したほうがいい。
とくに3項目目の「明るい日影で管理する」のが大切のようです。
気温が高くなった6月だとティフブレアは発芽はしやすいですが、日当たりのよい直射日光のあたる場所においておくと、土は乾燥するし、乾燥したからといって昼に水やりをすると、水が熱水みたいになって、これもティフブレアには悪影響。
ティフブレアを種から育てるためには、幼苗のころは、半日陰の場所で管理したほうがよいことがわかりました。