MCPPで芝生が枯れる場合がある?
高温期に最高薬量を散布すると芝生が枯れる場合がある
MCPPはホルモン系除草剤なので、気温による効果の差が大きいです。
- 高温時には効果が大きい
- 低温時には効果が小さい
MCPPの1㎡あたりの使用薬量は、0.5ml/㎡~1.0ml/㎡です。
従って高温期には0.5ml/㎡の薬剤を希釈して散布し、低温期には1.0ml/㎡の薬剤を希釈して散布しないと、芝生が黄変したり、枯れる場合がありますので注意しましょう。
ジョウロでMCPPを撒くと芝生が枯れる場合がある
ジョウロでMCPPを散布すると、本来散布すべき薬量以上の成分が芝生に掛り、芝生が枯れる場合があります。
必ず散布機を使用して、均一に散布するようにしましょう。
また、噴霧器で散布する場合も、雑草ある場所に集中して散布すると、規定以上の除草成分が掛かることになり、その箇所の芝生が枯れる恐れがあります。
「噴霧器で均一に散布」しないと芝生が枯れる場合があるので注意しましょう。
MCPPの年間の規定数を守らないと芝生が枯れる場合がある
MCPPの散布回数は1年間に3回と決められています。
この回数を越えて散布すると、芝生が枯れる場合があります。
使用する場合は必ず確認するようにしましょう。
もっとも有効な芝生の雑草対策
芝生の雑草対策として一番効果的なのは、芝生を元気に健全に育てることです。
きちんと手入れされた芝生であれば、葉が密集しているので、雑草もなかなか侵入してこれません。
雑草が種を落としても、芝が密集しているので、種が土の面まで落ちること無く、発芽することがありません。
芝生を健全に育てる方法については、こちらで細かく紹介しているので、是非参考にしてみて下さいね。
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