MCPP(メコプロップ)とは

  • 2021年5月23日
  • 2025年5月16日
  • 除草剤
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MCPPで芝生が枯れる場合がある?

緑守
芝生専用除草剤としてゴルフ場などで昔から使われているMCPPですが、使い方を間違えると枯れる場合があります。どのような使い方の間違いをすると枯れるのか説明しておきましょう。

高温期に最高薬量を散布すると芝生が枯れる場合がある

MCPPはホルモン系除草剤なので、気温による効果の差が大きいです。

緑守
ホルモン系除草剤は気温による影響を受けやすいです。
  • 高温時には効果が大きい
  • 低温時には効果が小さい

MCPPの1㎡あたりの使用薬量は、0.5ml/㎡~1.0ml/㎡です。

従って高温期には0.5ml/㎡の薬剤を希釈して散布し、低温期には1.0ml/㎡の薬剤を希釈して散布しないと、芝生が黄変したり、枯れる場合がありますので注意しましょう。

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ジョウロでMCPPを撒くと芝生が枯れる場合がある

ジョウロでMCPPを散布すると、本来散布すべき薬量以上の成分が芝生に掛り、芝生が枯れる場合があります。

必ず散布機を使用して、均一に散布するようにしましょう。

また、噴霧器で散布する場合も、雑草ある場所に集中して散布すると、規定以上の除草成分が掛かることになり、その箇所の芝生が枯れる恐れがあります。

「噴霧器で均一に散布」しないと芝生が枯れる場合があるので注意しましょう。

MCPPの年間の規定数を守らないと芝生が枯れる場合がある

MCPPの散布回数は1年間に3回と決められています。

この回数を越えて散布すると、芝生が枯れる場合があります。

使用する場合は必ず確認するようにしましょう。

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もっとも有効な芝生の雑草対策

芝生の雑草対策として一番効果的なのは、芝生を元気に健全に育てることです。

きちんと手入れされた芝生であれば、葉が密集しているので、雑草もなかなか侵入してこれません。

雑草が種を落としても、芝が密集しているので、種が土の面まで落ちること無く、発芽することがありません。

芝生を健全に育てる方法については、こちらで細かく紹介しているので、是非参考にしてみて下さいね。

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