ホームセンターに色々あるラウンドアップシリーズ。どれを選べばよいのかコスパで解説。
ラウンドアップシリーズの特徴と価格比較
ホームセンターで販売されているラウンドアップシリーズには、いくつかの種類があります。
ここからは、ラウンドアップの種類と価格、特徴を簡単に紹介しようと思います。
ラウンドアップ(廃版商品)
ラウンドアップという商品は、記事の作成をしている現段階では、ホームセンターやネット通販などで目にする機会はほとんどありません。
というのも、ラウンドアップは特許が切れ特許の内容が公開されたため、ジェネリック品が多く出ているからです。
- ラウンドアップの主成分:グリホサートイソプロピルアミン塩
- サンフーロン:グリホサートイソプロピルアミン塩(ラウンドアップのジェネリック)
- ラウンドアップマックスロードシリーズ:グリホサートカリウム塩
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ラウンドアップのジェネリックとしてはサンフーロンが広く知られています。
ラウンドアップの特許内容が公開されたため、新しく特許を取得するため、ラウンドアップのノウハウを引き継いで新しく開発されたのがラウンドアップマックスロードです。
現時点では、「ラウンドアップ」というと「ラウンドアップマックスロード」や「ラウンドアップマックスロードALシリーズ」のことを指す場合がほとんどです。
コスパが最高なのはラウンドアップマックスロード
ホームセンターなどで一般的に広く販売されているのが、ラウンドアップマックスロード500mlです。
ラウンドアップマックスロードの特徴は以下のとおりです。
- 原液を薄めて散布するタイプです。
- 主成分はグリホサートカリウム塩です。
- トランゾーブテクノロジーⅡ(有効成分の強力吸収・倍速移行技術)の採用により除草性能が格段にアップ
- 一般的な雑草で100倍、がんこな雑草で25倍に薄めて散布します。
- 一般的な雑草:ラウンドアップ50mlを水5リットルに溶かして散布機で散布します。
- がんこな雑草:ラウンドアップ200mlを水5リットルに溶かして散布機で散布します。
- 経済的:一般的な雑草で約1000㎡、頑固な雑草で約250㎡散布できます。
- 1㎡あたりの単価は約2円/㎡~8円/㎡です。
ラウンドアップマックスロードの希釈の仕方について、公式サイトでわかりやす図がありましたので引用して紹介します。↓↓↓
ラウンドアップマックスロードALは手軽に散布できるけど単価は高い
ラウンドアップマックスロードが薄めて散布するのに対して、ラウンドアップマックスロードALには、散布に必要な成分が全部入っています。
そのまま気軽に散布できるのが、ラウンドアップマックスロードALの特徴です。
ランドアップマックスロードALの特徴には以下の点があります。
- 希釈の必要はありません。そのまま散布できるので手軽です。
- 基本的な効果は、ラウンドアップマックスロードと同様です。
- ホームセンターで一般的に販売されている4.5リットルで、一般的な雑草で約300㎡、頑固な雑草で約150㎡散布できます。
- 1㎡あたりの単価は約8.7円/㎡~17.2円/㎡です。
筆者推し。効果が長持ち「ラウンドアップマックスロードAL3」
ラウンドアップマックスロードの特徴は「掛かった草だけ枯らす」「地面に落ちたら分解されて他の植物に影響はない」というものでした。
何度も紹介しているとおり、ラウンドアップの効果は一時的だったのです。
これを改善して、長期間にわたり、効果が持続するようになったのが「ラウンドアップマックスロードAL3」です。
このラウンドアップマックスロードAL3は筆者の推しの除草剤です。
ラウンドアップマックスロードAL3については別ページで詳しく紹介していますので、そちらをご覧ください。
ラウンドアップの残留期間が長期に及ぶ新商品が販売されています。新商品の名前は「ラウンドアップマックスロードオールⅢ」。通常のラウンドアップマックスロードの残留期間が1週間程度で除草効果がなくなるのに対して、「ラウンドアップマックスロードオー[…]
ランドアップマックスロードAL3の特徴には以下の点があります。
- 希釈の必要はありません。そのまま散布できるので手軽です。
- ラウンドアップマックスロードの除草効果に加えて長期に雑草の発芽を押さえます。
- ホームセンターで一般的に販売されている4.5リットルで、一般的な雑草で約300㎡、頑固な雑草で約150㎡散布できます。
- 1㎡あたりの単価は約13円/㎡~26円/㎡です。