芝生の除草剤おすすめは?ラウンドアップを芝生で使う場合の注意事項

ホームセンターで芝生専用の除草剤をずいぶんと見かけることが多くなりました。このページでは芝生の専用除草剤について紹介します。またラウンドアップを芝生に使ってよいのか?芝生でラウンドアップを使うときの注意点も紹介します。
緑守
ラウンドアップを芝生で使う場合は注意が必要です。
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芝生の雑草対策に使うなら芝専用除草剤がおすすめ

ホームセンターの芝生専用除草剤

最近のホームセンターなどで「芝生専用除草剤」という除草剤が販売されています。

「芝生専用除草剤」とは、「芝生の中の芝生以外の雑草を枯らしてくれる除草剤」です。

芝生専用除草剤というから「芝生を専用に枯らしてくれる除草剤かと思ったという方もいらっしゃすますが、間違いのないように利用しましょう。

緑守
芝生専用除草剤とは芝生だけを活かす除草剤ですよ。

芝生の雑草対策には芝生に生えてくる雑草を知ることが大切

芝生の雑草対策には、芝生に生えてくる雑草の種類を知ることが大切です。

詳しくは以下のページで紹介しています↓↓↓

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ホームセンターで買える芝生専用除草剤

芝生専用除草剤はホームセンターで購入できます。

ただし、ホームセンターで大々的に販売面積をとっているのはラウンドアップなどの全枯らし除草剤で、なぜか「芝専用除草剤」は面積を広く販売されていません。

ラウンドアップの販売面積は広い

芝生専用除草剤の棚はわけられているので少し探さないといけないかもしれません。

芝生専用除草剤の棚はわずかです。

ホームセンターで買える芝専用除草剤は以下のようなものがあります。

土壌処理型芝生専用除草剤がホームセンターでは主流

効果が長続きする除草剤

土壌処理型の芝生専用除草剤とは、地面におちてはじめて効果を発揮する除草剤です。

地面におちた除草剤は、地表面に除草成分の幕をつくります。

この除草成分の幕が雑草の種の発芽を抑制します。

この膜が長期間地表面を覆うため、雑草の発芽を長期間抑制します。

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芝専用茎葉土壌処理型の除草剤「シバニード」シリーズ

シバニードを楽天市場で見る

シバニードシリーズはホームセンターなどでも多く販売されている、「茎葉処理型芝生専用除草剤」です。

シバニードシリーズには「住友化学園芸」の商品で「粒状」と「シャワー状」があります。

どちらもスポット的に散布できるので、とても使いやすく家庭用におすすめです。

単価て比較すると以下のとおりです。

商品名 内容量 散布
面積
1㎡単価
シバニードアップ粒剤 1.4kg 約50㎡ 約30円
シバニードアップ粒剤 700グラム 約25㎡ 約36円
シバニードシャワー 2リットル 約15㎡ 約80円

散布面積は薬量の中間値にて算出しています。

液剤のほうが単価は高めに設定されているようです。

通販で購入すると送料が高いので、お近くのホームセンターで購入したほうがおすすめです。

シバキープはシバニードより効果長持ち
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ラウンドアップを芝生で使うには注意が必要

ラウンドアップは使い方に注意

ホームセンターで最もポピュラーな除草剤といえば「ラウンドアップ」でしょう。

ただしこのラウンドアップを芝生で使う場合は注意が必要です。

ラウンドアップは上で紹介した「芝生専用除草剤」とは異なり「無選択性除草剤」という範疇になります。

無選択性除草剤とは、「かかった植物は全て枯らしてしまう除草剤」という除草剤です。

緑守
ラウンドアップは全ての植物を枯らす除草剤なので扱いに注意しましょう。

つまり芝生の中で雑草を枯らそうと思い芝生までラウンドアップが掛かった場合、芝生まで枯れてしまうということになるのです。

ラウンドアップを芝生で使うおすすめの時期

掛った植物を全て枯らしてしまうラウンドアップですが、唯一芝生の中でもラウンドアップを利用できる時期があります。

ラウンドアップを芝生の中で使用できる時期とは「冬」です。

冬の間であれば芝生(コウライ芝やノシバなどの日本芝)は休眠期なので、ラウンドアップが掛かっても影響はありません。

冬でも芝生の中で緑色の葉を広げている雑草などは、冬の間にラウンドアップで退治するのも効果的です。

芝生には除草剤を使いたくない場合

芝生の除草剤を使いたくない場合は、以下のような対策をとることで芝生の中の雑草を次第に減らしていくことができます。

緑守
子どもたちが小さいご家庭の場合、芝生で除草剤を使うのに抵抗がありますよね。

定期的に芝刈りを行う

芝生の中の雑草には「多年生雑草」と「一年生雑草」という大きく二種類の雑草にわけられます。

このうち一年生雑草は、寿命が一年の雑草です。

つまり春発芽して夏生育し花をつけ秋に種を落とす雑草です。(冬に生育し春に花をつけ夏に種をおとすものもあります。)

これらの一年生の雑草は種をおとす前に刈り取ってしまうと、翌年種から発芽してくることができません。

つまり定期的な草刈りを行うことで、一年生雑草の雑草対策になります。

多年生雑草はこまめに根ごと引き抜く

多年生雑草は伐根作業が大変です

小まめに定期的に芝刈りを行うことで一年生雑草の場合は、次第に衰退していきます。

しかし多年生雑草の場合はそういうわけにはいきません。

多年生雑草の場合は地中に何年も根が残っているので、毎年成長していきます。

これらの多年生雑草は発見するたびに、そのつど根を引き抜く「伐根作業」が必要になります。

定期的な草刈りを行いながら多年生雑草の伐根作業に注力する

定期的に芝刈りを続けていれば一年生の雑草は次第に衰退していきます。

したがって芝生の雑草対策とすれば、多年生の雑草対策の伐根対策に注力できるということになります。

ただし多年生雑草は長年のあいだ地面の中で根をはって成長してきている雑草なので、なかなか退治ができないのが実際です。

定期的に草刈りを行い、それでも生育してくる多年生雑草には、上で紹介した「土壌処理型の除草剤」を散布するのがもっても手軽な雑草対策といえると思います。

土壌処理型の除草剤のなかでも「粒状」の除草剤がおすすめです。

パラパラとスポット的に雑草をめがけて散布できるので、とても使いやすいです。

もっとも効果の大きい芝生の雑草対策

芝生の除草剤ということで紹介してきましたが、最も効果の大きい芝生の雑草対策は、実は除草剤を使うことではなく、健全に芝生を育てることです。

きちんと手入れされた芝生であれば、葉が密集しているので、雑草もなかなか侵入してこれません。

雑草が種を落としても、芝が密集しているので、種が土の面まで落ちること無く、発芽することがありません。

芝生を健全に育てる方法については、こちらで細かく紹介しているので、是非参考にしてみて下さいね。

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