庭 芝生 やめたい 。芝生をやめるDIY。コスパからみたおすすめは?

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庭 芝生 やめたい DIY のコスパを比較

ここからは、芝生をやめたあとのDIYについて、コスパを比較してみたいと思います。

仮に芝生をやめる面積を20㎡として、掛る費用の概算を紹介したいと思います。

なお、DIYで芝生をやめることを想定しているため、作業費や人件費はゼロとして計上していきます。

芝生をやめて 砂利敷

芝生をやめて砂利敷とする場合、DIYの手順は以下の流れになります。

  1. 芝生を撤去
  2. 地表面をならし凸凹を整地する。
  3. 可能であれば「土壌処理除草剤」を散布しておく。
  4. 防草シートを張る
  5. 砂利を敷きならす。

この中で③の除草剤については、確実に雑草を生えないようにするための作業です。

そこまで必要ない場合は、散布の必要はありません。

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芝生をやめて砂利敷とする場合の断面図

あくまで断面図をイメージしたイラストですので、「端のラインが揃ってないじゃないか」などという突っ込みはご容赦願います。

防草シートはずれないためにピン止めが必要です。

地面を均す作業は重労働

図面にしてみれば簡単そうに見えますが、自分でやってみると、かなりな重労働ということがわかると思います。

普段からスコップを持って仕事をしていない人が、地面の凸凹の整地をして、平らに転圧するのは、かなりな重労働です。

また砂利の下に敷く防草シートをピンで固定する作業が、これまた地味に疲れます。

防草シートを砂利の下に敷いておかないと、砂利からすぐに雑草が生えてきます。

折角砂利を敷いてもすぐに雑草が出てきます。

下地処理はとても大切です。

簡単そうに見える砂利敷ですが、DIYでやろうとすると、かなり骨の折れる作業なのです。

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芝生をやめて砂利敷とする場合に掛る費用(材料費のみ・20㎡)

芝生をやめて砂利敷とする場合の費用は概算で次のようになります。

(表は右側にスクロールできます)

品名 単価 数量 単位 金額
防草シート(ピン・テープとも) 800 20 16,000
化粧砂利の場合(ピンク系) 150 960※ kg 144,000
単粒砕石の場合 15 960※ kg 14,400

※1㎡あたり3cm厚さで48kgで計算しています。

砂利の種類によってDIY費用は大きく変わる

砂利敷とする場合は、砂利の種類によって、金額は大きく変わってきます。

単粒砕石は、ホームセンターなどでは「バラス」という名前で販売されているものですが、家の周囲や裏側で使うならともかく、庭に使うには地味すぎて適当ではありません。

バラスは庭で使うにはちょっと・・・

庭に使う砕石であれば、家の雰囲気に合わせた化粧砂利を使用したいですが、かなりお値段も跳ね上がってしまいます。

今回は一般的によく使われる化粧砂利を題材にしてみましたが、10倍ほども価格に差がでてしまいました。

 

砂利敷専門業者に見積もりを依頼するのもおすすめ

砂利敷について調べていたら、「砂利敷専門業者」というものをみつけました。

1㎡あたり1400円~ということですから、20㎡の依頼をすると28000円~ということになりますね。

DIYで砂利敷をするよりも、手軽で安くできるかもしれません。

見積りを依頼するときは、ポイントサイト経由で依頼すると500円分のポイントをゲットできるのでお得ですよ。⇒ポイントサイト経由で見積り

芝生をやめて植物で覆う

芝生をやめたあともっとも手軽なのは、グランドカバー植物で地面を覆うという方法でしょう。

ヘデラなどのグランドカバーで覆ってしまえば、雑草なども生えにくくなります。

グランドカバー植物で芝生をやめる場合の作業は以下の流れです。

  1. 芝生を撤去
  2. 地面を掘り起こす。
  3. 土壌改良材や肥料を土に混ぜ込む
  4. グランドカバー植物を植える

砂利よりは手軽なグランドカバー植物ですが、お庭にグランドカバー植物を植えて雑草対策とするときは注意すべき点があります。

植物の種類によっては庭で活動できなくなる

一般的にヘデラなどのグランドカバー植物は、生育が旺盛な「つる植物」です。

生育が旺盛ゆえに、雑草の抑制効果もあるのですが、逆をいえば、どんどんお庭がグランドカバー植物で占領されてしまうという事態にもなります。

想像してみて下さい。

ヘデラで覆われた庭で、子供たちやペットを遊ばせられないですよね?

グランドカバー植物が制御できなくなる

グランドカバー植物は、いったん根付いてしまうと、どんどん繁殖していきます。

そして、かなり早い段階で制御ができなくなります。

ウッドデッキには入り込んでくるわ、隣の敷地に入り込んでいくわ、植木にからんでくるわで大変なことになります。

クラピアというグランドカバープランツなら庭として利用ができる

 

クラピアというグランドカバー植物の名前を聞いたことがあるかもしれません。

クラピアは「イワダレソウ」という日本在来の植物を品種改良して、グランドカバープランツとして利用できるようにしたものです。

丈も低くある程度の踏圧なら耐えることができるので、芝生の代わりにお庭へ導入している場合も多いようです。

緑守
クラピアはお庭への導入はよさそうです。

クラピアについては、こちらのサイトで詳しく紹介されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

ミドリス|雑草対策クラピアの販売・施工

【2024年版】クラピアという植物について、日本一の販売店が豊富な写真とともに解説した記事です。品種ごとの特徴から、用途…

ヘデラとクラピアを20㎡施工した場合の費用

名称 数量 単位 単価 金額
ヘデラヘリックス 180 ポット 250 45,000
クラピア 80 ポット 550 44,000

ヘデラは1㎡あたり9ポット、クラピアは1㎡あたり4ポットで計算しています。

植栽時期にもよりますが、3か月程度で一面を覆ってしまう植え込み密度で計算しています。

どちらも金額的には大差ないですね。

庭 芝生 やめたい 時のコンクリート舗装

完全に雑草対策とするのであれば、コンクリート舗装にするのが確実です。

コンクリート舗装にして、表面に石やタイルを張るというのもありです。

芝生をやめてコンクリート舗装とする場合の手順は次のとおりです。

  1. 芝生を撤去
  2. 地面を20cmくらい掘り下げて転圧
  3. 基礎砕石を投入し転圧して平坦に仕上げる
  4. コンクリートを投入するための型枠を設置
  5. ワイヤーメッシュを設置
  6. コンクリート投入
  7. 表面を鏝でしあげる。

上の二つの方法と比べると、見るからに工程が多いですね。

芝生をやめてコンクリート舗装とする場合の断面図

庭 芝生 やめたい 場合、もっとも確実に雑草対策となるのはコンクリートを使って舗装することでしょう。

ただし、コンクリート舗装とする場合は、現状の地面から20cmほど掘る必要があります。

仮に20㎡を深さ20cm掘るとした場合、

20㎡×0.2m=4㎥

の土が残土として発生します。

軽トラで搬出しようとすると、およそ6台から7台分。

DIYで4㎥の残土を掘り返し、それを捨てにいくには相当の労力です。

DIYでコンクリート舗装とするために掛る費用

基礎砕石とワイヤーメッシュ

庭の芝生をやめてコンクリート舗装とするために掛るコストは以下のとおりです。

(表は右側へスクロールできます)

項目 数量 単位 単価 金額
軽トラック(残土搬出用) 2 5,000 10,000
基礎砕石C40(配達とも) 2 8,000 16,000
型枠 1.8 2,000 3,600
ワイヤーメッシュ 10 600 6,000
生コン(配達とも) 2 1,5000 30,000

コンクリート舗装をDIYでする場合に掛る費用は

合計65,600円

となりました。

左官仕上げはDIYでは綺麗に仕上げられないかも

コンクリート舗装の仕上げは左官屋さんと素人さんでは、雲泥の差がでます。

私も実際に仕上げをする際は左官屋さんへ頼みます。

小さな面積であれば、私でもできますが、広い面積となると左官屋さんの手を借りたほうが、おすすめです。

ほれぼれするような仕上がりになりますよ。

次のページ⇒庭の芝生をやめたいと思ったときに対策を考えてみた

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