芝生用除草剤ランキング 【注意!!】amazonの芝生用除草剤ランキングにあきれた件!!

芝生用除草剤ランキング について雑草対策のプロが解説するページです。

amazonの芝生用除草剤ランキングを見ていたら、あきれてしまったコトがあったので紹介しておこうと思います。

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芝生用除草剤とは芝生を枯らす除草剤ではない

まずはじめに、「芝生用除草剤」とはということで説明しておきます。

ご存じの方はこの項は読み飛ばして頂いて結構です。

「芝生用除草剤」とは芝生を枯らさないでほかの雑草だけ枯らす除草剤

芝生の中へはいろんな雑草が侵入してきます。

まず一番はじめに知っておいて頂きたいのは、芝生用除草剤とは「芝生を枯らさないでほかの雑草だけ枯らす除草剤」のことです。

芝生を専門に枯らす除草剤ではありませんので注意して下さいね。

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芝生用除草剤が綺麗な芝生にする仕組み

芝生用除草剤を使うと雑草だらけの庭の芝生を手軽に簡単にきれいに戻すことができます。

綺麗な芝生にもどす仕組みを図で説明してみましょう。

芝生にいろいろな雑草が侵入している状態

この図↑↑↑は、芝生にいろいろな雑草が侵入している状況をイメージしたものです。

これに芝生用除草剤を掛けると、まずは葉っぱの幅の広い雑草が枯れます。

葉っぱの広い雑草のことを「広葉雑草」といいます。

広葉雑草が枯れたイメージ

広葉雑草は葉が大きく目立つので、これらが枯れた時点で、芝生はかなりきれいな状態に見えるようになります。

芝生の中には、芝生と同じような葉っぱをもった雑草が残る場合もありますが(これらをイネ科雑草といいます。)これらも次第に、芝生用除草剤によって駆逐されていきます。

芝生だけが残ったイメージ

その結果、きれいな芝生に戻っていくというイメージです。

芝生用除草剤できれいに芝生に戻った写真

この写真は↓↓↓芝生の中の雑草に悩んでいた知人に、芝生用除草剤を紹介した様子です。

一度芝生用除草剤を撒いただけですが、おどろくほど綺麗になりました。

このときの様子は過去記事で詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください。⇒芝生 雑草だらけ 復活 方法 雑草だらけの知人のお庭の芝生が簡単に復活した方法

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それでは通販サイトの芝生用除草剤ランキングを引用させて頂きながら、芝生用除草剤の選び方を解説していきます。

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アマゾンの芝生用除草剤ランキング

芝生用除草剤ランキング アマゾン
引用元:amazon芝生用ランキング

通販サイト「アマゾン」の芝生用除草剤ランキングを引用して比較表に編集しました。

amazonのランキングは以下の表のようになっています。(表は左側へスクロールできます。)

商品名 内容量 価格※1 散布面積 1㎡あたり単価※2 有効成分
シバキープⅢ粒剤 3キログラム 3,382円 75㎡~150㎡ 23円~45円 メコプロップPカリウム塩・・・1.0%       DBN・・・1.0%
シバゲンDF水和剤 20グラム 3,689円 500㎡~2000㎡ 2円~7円 フラザスルフロン : 25.0%
グリホエースPRO 5リットル 5,800円 5000㎡ 1円 イソプロピルアンモニウム=N-(ホスホノメチル)グリシナート  41%
水、界面活性剤等  59%
MCPP液剤 250ミリリットル 1,930円 250㎡~500㎡ 4円~8円 MCPP:50.0%
シバキープAL 5リットル 2,230円 25㎡~66㎡ 34円~90円  MCPP:0.25%

※1:価格については調査時点の価格であり最新情報は確認願います。

※2:小数点以下を四捨五入

アマゾンランキングで家の庭の芝生用除草剤でおすすめはシバキープⅢ

amazonの芝生用除草剤で、お家の庭の芝生用除草剤としておすすめなのは、シバキープⅢ粒剤です。

芝生の中の雑草に対して、広くゴルフ場などでも使用されている「メコプロップPカリウム塩」と、果樹園などでも広くDBNを有効成分としています。

ランキング1位のシバキープⅢとランキング5位のシバキープALはどこが違う?

ランキング1位には「シバキープⅢ粒剤」がありランキング5位には「シバキープal」があります。

これらの二種類の除草剤ですが、名前は似ていますが、効果が全然違います。

ランキング1位の「シバキープⅢ粒剤」には、除草効果を長持ちさせるDBNが有効成分として含有されています。

なので、パッケージのトップにも「効果が約4カ月持続」という記載があります。

シバキープALは効果は一時的

シバキープⅢ粒剤の効果が4か月間持続するのに対して、シバキープALの主成分MCPPの効果は「茎葉処理剤」です。

シバキープALの主成分であるMCPPの効果は次のとおりです。

 

  • 茎葉散布により、芝生内に発生するクローバー、チドメグサ、ヤハズソウなどの広葉雑草を選択的に枯らす。
  • マメ科雑草のほかアカネ、ヤエムグラなどにも有効。
  • 土壌中では分解、不活性化しますが、植物体に吸収された本剤の効力持続期間は長く、効果的な雑草防除。

MCPPは薬が掛かった、芝生以外の雑草だけを枯らす除草剤です。

つまり、芝生の中から新しく発芽してくる雑草に対しては効果がありません。

従って、おすすめなのは、これから生えてくる雑草に対しても効果がある「シバキープⅢ粒剤」のほうが「シバキープAL」よりもおすすめです。

価格もそれほど変わりません。

ランキング2位のシバゲンDFと4位のMCPPを庭の芝生にはおすすめしない理由

ランキング2位のシバゲンDFとランキング4位のMCPPは、家庭用の芝生の除草剤としてはおすすめしません

というのも、これらの芝生用除草剤はプロが使用する除草剤です。

除草剤は開封したら使い切ってしまうのが望ましいです。

余ったからといって排水溝などに流すこともできません。

近くに稲などを作っていたら稲に影響がある場合もあるからです。

シバゲンDFもMCPPも、散布面積が250㎡以上ありますので、住宅の中のお庭の芝生面積としては、対象面積が広すぎだと思います。

逆にそのように広い芝生のお庭がある場合はおすすめの芝生用除草剤です。

ランキング3位のグリホエースは芝生では使ってはいけない

芝生用除草剤ランキング3位グリホエースという除草剤がランキングされています。

このグリホエースは「無選択性除草剤」といって、除草剤が掛った植物をすべて枯らしてしまいます。

当然芝生も枯れてしまいます。

「芝生用除草剤ランキング」ということでamazonで検索したところ「グリホエース」が第三位に入っていてびっくりしました。

単価が安いからといって、くれぐれもこのグリホエース除草剤は芝生で使用してはダメです。

次のページ:楽天市場の芝生用除草剤ランキングを解説

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