冬にビオラが寒さでしおれた。これって水不足?枯れちゃうの?
冬の寒さにあたるとビオラがしおれることがあります。
ですが、寒さでしおれた場合は、特に対策をする必要はありません。
日の光があたりはじめると、元気にビオラは立ち上がってきます。
寒さでビオラがしおれたからといって、枯れることはありません。
寒さでビオラがしおれたときにやってはいけない対策
ビオラがしおれたときにやってはいけない対策は、こちらのYoutubeでわかりやすく紹介してあったので引用してみました。
結論としては、「ビオラが寒さでしおれたときの対策はなにもしなくても自然に復活する」という結論です。
「しおれ」か「衰弱」か見極めよう
冬のビオラの「しおれ」は問題ありません。
ですが、場合によっては「しおれ」でなく、なにかの理由で衰弱している場合もあります。
ここからは、ビオラが「しおれ」なのか「衰弱」なのか見極め方と、衰弱している場合の原因と対策について紹介します。
衰弱している原因(1):過剰な水やりによる「根腐れ」
根腐れになる原因
耐寒性が強いビオラが根腐れになる原因はいくつか考えられます。
以下のような症状が確認された場合は、「根腐れ」にかかって枯れかかっていることを疑ってみて下さい。
- 植物全体のしおれが太陽の光をあびても回復しない。
- 葉が黄色くなったり茶色くなったり変色している。
- 根元が黒く変色していて頼りない。
- 根の周りを掘ったら腐臭がする。
- プランターに水をやっても下の穴から水が出てこない。
これらの症状がビオラに見られる場合、根腐れによって衰弱していることが考えられます。
根腐れの場合は、まちがった対策をすると致命傷となり最悪の場合枯れてしまいます。
根腐れの衰弱症状がみられるときの回復方法は次のとおりです。
根腐れしたビオラの回復法(1)植え替えて明るい日陰で管理する
根腐れした根は腐って、水分の吸収や呼吸ができなくなっている状態です。
一度ほり起こして、黒く腐って枯れた根をハサミで切り取り除いてやることが必要です。
根の腐った部分を取り除いたら、ビオラの茎や花芽も全体の3分の1程度まで切り戻ししてあげて下さい。
切り戻したあとは新しく新鮮な土に入れ替えて、明るい日影で管理します。
水やりは、土の表面だけでなく、土の中まで乾燥しているのを確認したときだけ、潅水するようにします。
新しい芽が出始めたら、明るい日の当たる場所へ戻して、適切な水やりで管理してあげましょう。
根腐れしたビオラの回復法(2)プランターはちゃんと排水できてますか?
上のような根腐れの症状に陥る原因で、経験上一番多いのは、プランターの排水不足による根腐れです。
プランターの下には水穴があいているから大丈夫だろうと思っても、意外に過剰な水分が完全に排水されず、プランターの下で帯水し、腐臭を発しているような状態があります。
このような状態のプランターは、水穴を追加したり、下層に排水層をつくったりの対策が必要です。
枯れる原因(2):水やり不足
上で紹介した根腐れとは反対に、冬だからといって、まったく水をやらないと、さすがにビオラも枯れてしまいます。
土壌の表面の水が枯れて、土の中にも全く水分がないような場合は、水やりをする必要があります。
とはいいながらも、過剰な水やりをすると、せっかく冬の寒さにそなえて体内に蓄えた糖分が薄まってしまい、耐寒性が弱くなってしまいます。
冬のビオラの水やりのタイミングは難しいですが、乾かし気味に管理するのが、冬のビオラの水管理です。
冬は水やりする時間に注意しよう。
ビオラの冬の水やりは時間帯に特に注意が必要です。
もっとも適している水をやる時間帯は、午前中の気温があがりはじめる時間帯。
逆に注意しなければならい時間帯は午後の水やり。
日中の気温がもっとも高くなるのは午後二時頃ですが、この時間帯に水やりをすると、夜まで水が乾くことができず、夜中や明け方の寒さで土壌が凍ったり霜柱がたったりして、根を枯らしてしまう原因になります。
冬の水やりは、必ず暖かくなりはじめる午前中10時ころにあげるようにしましょう。
枯れる原因(3):冬場の植え付け時に過剰に肥料をあげてしまう。
ビオラの根がしっかりと出ていないときに過剰な肥料をあたえると、根が肥料の成分で枯れてしまいます。
このような状態を「肥料焼け」といいます。
肥料焼けがおきる原因は「浸透圧」です。
初心者のための ビオラ 冬 越し 注意点まとめ
ビオラ初心者のための、冬越しのための注意点をまとめます。
- 植え付けた直後の強風や霜対策として「ベタ掛けシート」を準備しておくと心強い。
- 冬のビオラは過剰な水やりをしない。
- プランターに植え付ける場合は、スムーズに排水ができているか確認しておく。
- 水やりが必要な場合は、午前中の10時頃までに。
- 冬場の過剰な肥料は、肥料焼けを起こしやすいので、適正な肥料量を守る。
以上です。
これらの5点を守って置けば、春には沢山の花を楽しめると思います。
はじめてのビオラの植え付けは、どうしても過保護になりがちだと思いますが、寒さには強い花なので、必要以上には手を掛けないほうがいいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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