防草シートを半永久的に使用する場合の防草シートの選び方
前のページで、「曝露状態にしなければ、防草シートは耐久年数は長くないものでもよい」と紹介しました。
とはいいながらも、曝露状態にしない防草シートには選び方もあります。
半永久に使うコツは雑草がシートを突き抜けないものを選ぶ
防草シートの上に砂利を敷いたからといって、雑草が生えてこないわけではありません。
砂利の間にも水分は残るので、砂利に飛んできた雑草の種が発芽することはあります。
砂利の中に生えた雑草は抜きやすそうに見えますが・・・
防草シートの選び方によっては雑草が突き抜ける
この雑草の種から生えた根が、防草シートを突き抜けて、下の地面にまで値を降ろさなければ、雑草はすぐに抜くことができます。
しかし、防草シートの選び方によっては、雑草の根が防草シートの目の隙間をくぐって、土にまで到達してしまうものもあるのです。
根が防草シートを突き抜けるて、地面まで根をおろすと大変です。
雑草を抜こうとすると、防草シートまで雑草と一緒にめくれあがってしまい、防草シートを敷きなおすのが大変です。
防草シートを敷きなおすためには、砂利をとりさってから敷きならすという大変に手間が掛かる作業が必要になります。
編み込み式の防草シートは根が通る可能性が高い
防草シートには大きくわけて2種類の防草シートがあります。
- 織物の防草シート
- 不織布の防草シート
の2種類です。
織物の防草シートは、細かな繊維を織り込んだ防草シート。
不織布の防草シートは、編み目のない防草シートです。
不織布とは読んで字のごとく「織らない布状のもの」をいいます。普通布状のものは、織ったり編んだりしてつくります。これに対し不織布は、繊維を一定方向またはランダムに集積して接着樹脂で化学的に結合させたり、機械的に絡ませたり、圧力をかけた水流で絡ませたり、熱融着繊維で結合させてつくります。
引用元:日本バイリーンさま
織物の防草シートは、繊維を織り込んで作っているので、目に見えないような隙間があります。
このような隙間がある防草シートは、雑草の根が地面にまで根っこをおろしてしまう場合が多くみられます。
したがって、曝露状態にしないで半永久的に防草シートを使うのであれば、織物の防草シートではなく、不織布の防草シートを使うべきです。
半永久に使用する防草シートは
不織布の防草シートを選ぶべし
砂利駐車場に使う場合は防草シートの厚みに注意
砂利の駐車場の下にも防草シートを敷くと、雑草対策に効果的です。
駐車場をコンクリートなどの舗装をしないで、砂利にしておくことは、コストの面からも効果が大きいです。
砂利駐車場とコンクリート舗装の駐車場のコスト比較
仮に2台分の駐車場30㎡を砂利駐車場とコンクリート舗装の駐車場とした場合のコストを比べると、およそ次のようなコストになります。
- 砂利の駐車場:約10~15万円(工事費込み)
- コンクリートの駐車場:約30万円~40万円(工事費込み)
圧倒的に砂利駐車場のほうが初期コストは安価に抑えることができます。
ですが、のちのち雑草が生えてくる心配がありますね。
砂利の駐車場を半永久的に雑草対策をするためには防草シートは必須
防草対策の砂利駐車場とする場合は、以下のような断面になります。
砂利敷駐車場とする場合、防草シートは厚みが厚いものを使用します。
建物周りで使う防草シートと駐車場で使う防草シートの厚みの違いは次のとおりです。
- 家の周りで使用:厚さ0.4mm程度
- 駐車場で使用:厚さ0.6mm程度
価格にすると5割くらいの割高になります。
駐車場に使う防草シートのコスト
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約30㎡の駐車場に防草シートを敷く場合の概算コストは以下のとおりです。
- 砂利駐車場の防草シート:約2万円~2万5千円
したがって、砂利の下に防草シートを導入しても、コンクリートの駐車場よりは遥かに割安となります。
- 防草シートを設置した砂利の駐車場:約12~17万円(工事費込み)
- コンクリートの駐車場:約30万円~40万円(工事費込み)
新築の外構時やリニューアルを検討中の方は、検討してみてはいかがでしょうか。
次のページからは、通販で購入できる半永久に使える防草シートのスペックを比較して紹介したいと思います。