3月になると雑草の種が発芽をはじめます。
「今年も雑草との格闘になる」と暗澹たる思いをされている方もいらっしゃるかと思います。
【関連記事】芝生を雑草だらけにしないためには2月の対策が効果大。プロの教える芝雑草対策の新常識。
お庭の芝生を雑草だらけにしないためには、雑草のまだ生えていない2月の対策が効果が大きいです。 このページでは雑草対策のプロが行っている、芝生の雑草対策の新常識ということで紹介します。 緑守 雑草対策のプロが行っている芝[…]
そんなとき大きな味方になってくれるのが防草シート。
今回は「半永久に使える防草シート!?防草シートを半永久的に使う為の選び方とは。」ということで紹介します。
半永久的に使える防草シートってあるの?
ある知人から半永久的に使える防草シートってないのかと聞かれました。
このように聞いてきた知人がいました。
防草シートを半永久的に使う方法ってあるのでしょうか?
今回は防草シートを半永久的に使う防草シートの選び方について紹介します。
防草シートってそもそもいくらくらいするの?
このグラフ↓↓↓は、ホームセンターで販売されている防草シートのコスパを比較したものです。
横軸は耐久年数。
縦軸は1㎡あたりの単価です。
調査したのは2022年の8月です。
当然、耐久年数の長いものほど、1㎡あたりの単価は高くなります。
この結果を見ると、ホームセンターの中でも「コメリ」さんや「ナフコ」さんが、耐久年数の長い防草シートの、コスパに優れているという結果になりました。
半永久に使う防草シートの耐久年数は長いほどいいの?
ホームセンターの防草シートを購入しようとする際に、まず確認すのは「耐久年数」と「価格」つまりコスパが良いかどうかを確認すると思います。
耐久年数の長さによって、1㎡あたりの価格は全然違います。
耐久性の短い防草シートの場合、最初に支払うお金は安くても、頻繁に張り替える必要が出てくるので、張り替える手間と労力が大変です。
また、短い期間で劣化すると、破れたところから雑草が生えてきて、見苦しく、しかも根がはびこっているので、張り替える手間も大変です。
ブルーシートは防草シートとして使える?
それでは、安価なブルーシートは雑草対策として使えるでしょうか?
防草シートに対してブルーシートはお値段も遥かに安く、手に入りやすいですよね。光も水も通さないので、防草シートとしても使えそうです。
ですが残念ながらブルーシートは防草シートとしては使えません。ブルーシートは次の理由により、防草シートとしては使うことができません。
- 紫外線ですぐに劣化してしまう。
- 水を通さないので水がたまり、異臭をはなったり、害虫が発生したりする。
なので、「安いからブルーシートで防草シート代わりにすればいいんじゃない?」という考えは捨てた方がいいです。
防草シートを半永久に使うためには曝露させなければよい
さて、防草シートを半永久的に使う方法ですが、これは意外に簡単です。
実は防草シートを半永久に使うためには、それほど高価格な防草シートは必要ありません。
防草シートを半永久的に使うためには、「曝露させない」ことで半永久的に使用できます。
「曝露」させない防草シートの使い方
「曝露」とは、直接太陽光などの紫外線にあたる状態のことです。
つまり「曝露させない状態」とは、防草シートの上に砂利やウッドチップなどを敷いて使用し、直接太陽光が当たらないようにすることです。
このような方法をとれば、防草シートは半永久的に使用できます。