芝生を雑草だらけにしないためには2月の対策が効果大。プロの教える芝雑草対策の新常識。

お庭の芝生を雑草だらけにしないためには、雑草のまだ生えていない2月の対策が効果が大きいです。

このページでは雑草対策のプロが行っている、芝生の雑草対策の新常識ということで紹介します。

緑守
雑草対策のプロが行っている芝生の雑草対策について紹介します。
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どうして2月の芝生の雑草対策が大切なのか?

▲雑草だらけの芝生をやめてしまおうという気持ちもわかりますが・・・

夏になって芝生が雑草だらけなのをみて、「芝生の雑草ってどうしたらいいんだろう」とか「もう芝生やめたい」とか「人工芝にしちゃおうかな」と思う読者の方も沢山いらっしゃるかと思います。

実は芝生の雑草対策は、芝生が雑草だらけになってしまってからでは遅いのです。

芝生の雑草対策は、冬からはじまっています。

冬から春にかけて雑草対策することで、夏の雑草だらけの芝生から解放されます。

その理由を説明します。

芝生に生える雑草の生活サイクルに注目しよう

こちらの図↓↓↓は、芝生に生えている雑草の生活サイクルです。

この図をもとに、2月の雑草対策がなぜ効果が大きいのか説明したいと思います。

▲芝生の雑草の生活サイクル
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芝生の生活サイクルの中でどこを断ち切れば一番効果が大きいか?

この芝生の雑草対策の中で、どの部分を断ち切ると、雑草対策の効果が一番大きいと思いますか?

緑守
一番手間が掛からない生活サイクルを断ち切るポイントがわかりますか?
答えはずばり「発芽」をさせないということです。理由は次のとおりです。
  • 成長期:無数の種から次々に発芽するので、雑草対策をしても「いたちごっご」で間に合わない。
  • 開花期:「雑草対策として、花が種をつけないように、花を刈り取りましょう」と紹介しているサイトもあるが、次から次にあちらこちらで開花する花を刈り取る作業は追いつかない。
  • 結実期:「種ができるまえに刈り取りなさい」と紹介されているものもあるが、種ができる時期は雑草によって様々。しかも次から次に結実するので、その都度種を刈り取るなんて無理。

このような理由から、「生育期」「開花期」「結実基」で雑草対策を行うのは、常に大変な労力を伴うことになります。

つまり、雑草が生えてからではすでに後手に回っているということなんですね。

雑草の種が発芽を抑えサイクルを断ち切る

▲発芽をさせなければ、その後のサイクルは無いですね。

このサイクルを切断することで、容易に雑草だらけの庭を回避できます。

雑草の生活サイクルに着目すれば、芝生の雑草対策をするためには、雑草の種が発芽しないようにしてしまうのが一番効果的だということを、おわかり頂けると思います。

芝生の雑草の種が発芽しないようにするには、2月から対策を実施する必要があるのです。

次のページ⇒雑草対策のプロが実践している雑草の生活サイクルを断ち切る方法

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