アツミゲシ 雑草対策 法律で栽培が禁止されているアツミゲシに効果のある除草剤

広告

アツミゲシを雑草対策。除草剤を散布する時期は?

アツミゲシを除草剤で雑草対策をするには、効果的な時期に除草剤を散布する必要があります。

筆者の仕事の性質上「裸地化は避ける」という立場ですので、上で紹介した広葉雑草対策の除草剤を例に、アツミゲシに効果のある除草剤の散布時期について、アツミゲシの成長時期と見比べながら紹介します。

アツミゲシの発芽期前に土壌処理剤を散布

アツミゲシは秋に発芽して冬の間はロゼッタ状になって越冬します。

したがって発芽時期のひと月前(※)までには土壌処理除草剤の散布が必要です。

(※土壌処理除草剤が効果を発揮するまでひと月くらい掛かるため)

したがって、ランケア顆粒水和剤などの土壌処理除草剤に散布は、9月中旬までには完了させたいです。

また、あまり早く撒くと効果が切れてしまいますので、土壌処理除草剤の散布適期は9月が適期ということになります。

広告

アツミゲシの生育期に茎葉処理剤を散布

土壌処理除草剤を散布して発芽を防除しても、散布むらなどで発芽してきて成長するものもあります。

これらについては、ザイトロンなど茎葉処理剤の散布を行います。

完全に駆逐するためには、秋と春の2回の散布が効果的です。

アツミゲシの葉の形はギザギザで葉が茎を巻くように出ているという特徴的なので、これに対して茎葉処理除草剤を散布するのが効果的です。

▲アツミゲシの葉はギザギザで葉柄がない特徴的です。

アツミゲシ 雑草対策 まとめ

たまたま筆者が監理している場所で、アツミゲシの発生があたので、アツミゲシ 雑草対策 ということで、除草剤について紹介しました。

以下、このページのまとめになります。

  • アツミゲシの生えている場所は、のり面などの明るい草地であることが多いため、のり面の崩壊を招かないためにも、非選択性の除草剤は使用せず、広葉雑草用除草剤を使用したほうがよい
  • アツミゲシを駆逐するためには、9月に土壌処理除草剤を散布し、花が咲く5月頃に茎葉処理除草剤の散布が効果的
  • 実をつける前の花の時期に散布しないと、種がおちると次年度また再萌芽するので、種が付く前に除草剤で退治する。

以上です。

なお、除草剤の散布については、3年間程度は継続することで、対象の雑草を駆逐することができます。

最後までご覧頂きありがとうございました。

おすすめ記事