雑草対策 塩 は除草剤よりもからだに悪いので使ってはダメです。雑草対策のプロが解説。

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雑草対策 塩 がおすすめできない。じゃあ「酢」の除草剤は安心して使用できるのか。

前のページでは、 雑草対策 塩 は毒性が強いからおすすめできないということで紹介しました。

ここからは、「酢」の除草剤について少しふれてみたいと思います。

ダイソーでも販売している酢の除草剤

▲ダイソーでも販売している酢の除草剤ですが、毒性はどれくらいなのでしょうか。

酢の除草剤については、100円ショップのダイソーでも購入できます。

ダイソーの酢の除草剤の効果については、以前実験した結果がありますので、興味のある方はご覧ください。⇒お酢の除草剤 ダイソー 販売を雑草対策アドバイザーが実験。効果は?デメリットは?

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 雑草対策 塩 と比べて酢の除草剤の成分はどうなのか

▲ダイソーの酢の除草剤の主成分は「ペラルゴン酸」

安全に使える除草剤として最近注目されている酢の除草剤の主成分は「ペラルゴン酸」という成分です。

ダイソーの酢の除草剤の主成分もペラルゴン酸が使われています。

この項では、少しこのペラルゴン酸を 雑草対策 塩 の場合と比較してみたいと思います。

天然に存在するペラルゴン酸

 


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ペラルゴン酸は天然にも存在する成分のひとつです。

土壌残留性,作物残留性は極めて低く,魚毒性も低い等,環境におよぼす影響は少ない成分です.

最近では「安心できる除草剤」として販売されていて、一年生雑草(※)に対して極めて早い効果発現と強い効果を示すとされています。

(※)雑草は一年生雑草と多年生雑草にわけられます。一年生雑草は一年で種をつけて子孫を残して枯れてしまうもの。多年生雑草は根が残って、株がだんだんと大きくなってしまう雑草です。一年生雑草を枯らすのは、それほど難しくはありませんが、地面に根が残る多年生雑草を枯らすのは、簡単ではありません。
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ペラルゴン酸の毒性は?LD50値は?

▲ドラッグストアでも販売されているペラルゴン酸入りの除草剤。

安心に使えて一年生雑草への効果が高いとされるペラルゴン酸のLD50については、日本たばこ産業株式会社アグリ事業部が公表している資料がありました。

▲引用元:日本農薬学会のHPより日本たばこ産業株式会社アグリ事業部資料

ペラルゴン酸のLD50は、5000mg/kgより大きいということです。

これを、「塩」と「除草剤」と比較してみると、次のグラフになります。

▲再三しつこいですが、数字のちいさいほうが毒性は強力ということになります。

ペラルゴン酸の毒性は、除草剤と食塩との間にあるということになります。

身体によいとされる「酢の除草剤」も一般的な除草剤よりは毒性が強い

「酢の除草剤」であれば 除草剤よりも安全というイメージになりがちです。

ですが、実は毒性だけ比較すると、酢の除草剤のほうが除草剤よりも急性毒性は強いということになります。

除草剤は正しい使い方をすれば、塩や酢などの一般の食品よりも急性毒性は低いということなのです。

 雑草対策 塩 に注意。雑草対策に塩を使うことは、除草剤より危険性が高いまとめ

それでは、このページのテーマである、 雑草対策 塩 についてまとめます。

 雑草対策 塩 を使う一般的に言われているデメリット

一般的に言われている 雑草対策 塩 を使うデメリットは以下のようなデメリットがいわれています。

  1. 土壌中に残って塩害を起こし続ける。
  2. 建物基礎や配管の錆の原因になる。
  3. 流出により近隣に迷惑をかける。

除草剤よりも危険性が高い 雑草対策 塩

これらの一般的にいわれているデメリットよりも、もっと配慮して頂きたいのは、 雑草対策 塩 を使うことは、除草剤よりも健康にあたえる可能性があるということを知って欲しいと思ってLD50値を例にとって紹介しました。

最胡までご覧頂きありがとうございました。

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