芝生の雑草「ヒメジョン」と「ハルジョン」の雑草対策。ヒメジョンとハルジョンの違いは?

芝生によく見られる草丈が高くなる雑草「ヒメジョン」と「ハルジョン」

菊のような花をつけるヒメジョンとハルジョン

芝生の中にしばしば侵入する草丈の高い雑草に「ヒメジョン」と「ハルジョン」があります。

この二つはとてもよく似ているキク科の雑草で、菊のような花をつけます。

草丈はどちらも50cm以上になる背の高い雑草ですが、どちらかというとヒメジョンのほうが草丈が高く、書籍によると「ヒメジョン50cm~1m、ハルジョン30cm~80cm」と表現されています。

「ヒメジョン」と「ハルジョン」の見分け方

茎が中空なのがハルジョン。茎がつまっているのがヒメジョン。

ヒメジョンは茎の中が詰まっています。

ヒメジョンとハルジョンの見分け方としてまずは茎の形状が異なるという点があります。

茎を切断してみると、ヒメジョンは茎の内部がつまっているのに対して、ハルジョンは茎が中空です。

茎を抱くのがハルジョン

ヒメジョンは葉の根元が茎に付きます。

茎や葉の色で見分ける

ヒメジョンは葉の色が濃い

ヒメジョンとハルジョンは茎や葉の色の違いでも見分けることができます。

ヒメジョンは茎や葉の色が濃く、これに対してハルジョンは茎や葉の色が白っぽいです。

つぼみの付き方で見分ける

ハルジオンはつぼみが垂れ下がる

ヒメジョンとハルジョンはつぼみの付き方でも見分けることができます。

ヒメジョンはつぼみが上を向くのに対してハルジョンは蕾が垂れ下がります。

つぼみの付き方は違いますが、花が咲くとどちらも上を向いて花をつけます。

「ヒメジョン」と「ハルジョン」の雑草対策

ヒメジョンもハルジョンも秋に出葉する秋雑草

ヒメジョンもハルジョンも多年草です。

秋に葉を出し、春になったら急速に枝や葉を伸ばし、あっというまに1mくらいにまで草丈が高くなります。

多年草なので地上部が枯れても地中に根が残る

地中には太い根が残ります。

ヒメジョンもハルジョンも多年草という種類に属し、地上部を刈り取ったり地上部を枯らしたりしても、地中に残った根から毎年葉を出します。

また刈込にも耐え、草刈りで地上部を刈り取ったとしても、毎年盛んに茎をのばすのでやっかいです。

また、地中に残った根は、草ぬきもなかなか難しいです。

ヒメジョン、ハルジョンは除草剤で退治

冬であればラウンドアップで除草

草ぬきや草刈りなどで根絶が難しいヒメジョンやハルジョンは除草剤で退治をするのがお手軽です。

ヒメジョンやハルジョンは芝生が枯れている(休眠している)冬であれば、ラウンドアップで除草できます。

あくまで芝が活動を休止している冬期での場合です。

芝生がみどりの色をしているときは、ラウンドアップを撒くと芝生まで枯れてしまいますので注意が必要です。

発芽前から発芽初期にはシマジンで雑草対策


春の発芽前からであれば、土壌処理剤の「シマジン」がよく効きます。

粒状なので水に溶かす必要がなく、そのまま手でまけるので(直接除草剤に触れてはいけません。手袋などを着用して下さい。)散布しやすいです。

芝生に影響がないザイトロンで対策

 

ザイトロンは芝生などのイネ科植物には影響がないけれども広葉雑草には強い効果を発揮する除草剤です。

上で紹介した「ラウンドアップ」は芝生も古刹してしまうので、芝生が緑の時期は散布することができませんが、ザイトロンであれば芝生に影響がないため、芝生がみどりの時期も散布することができます。