芝生の雑草「ヒメジョン」と「ハルジオン」の雑草対策。ヒメジョンとハルジオンの違いは?

YOASOBIの歌にハルジオンという花が題名についた歌がありますね。このハルジオンとはどんな花か気になっている方もいるかもと思い、今回はハルジオンについて紹介したいと思います。 YOASOBIが題名に選んだハルジオンは春の野の花 [ca[…]
芝生によく見られる草丈が高くなる雑草「ヒメジョン」と「ハルジオン」

芝生の中にしばしば侵入する草丈の高い雑草に「ヒメジョン」と「ハルジオン」があります。
この二つはとてもよく似ているキク科の雑草で、菊のような花をつけます。
草丈はどちらも50cm以上になる背の高い雑草ですが、どちらかというとヒメジョンのほうが草丈が高く、書籍によると「ヒメジョン50cm~1m、ハルジオン30cm~80cm」と表現されています。
「ヒメジョン」と「ハルジオン」の見分け方
ヒメジョンとハルジオンはとても良く似ている雑草です。
花の咲く時期

ハルジオンの花の時期は、一般的に言われるのは4月から6月ですが、7月になってもちらほら咲いています。
これに対してヒメジョンの花の時期は、6月から10月とされています。
茎が中空なのがハルジオン。茎がつまっているのがヒメジョン。

ヒメジョンとハルジョンの見分け方としてよく紹介されているのが、茎の形状が異なるという点があります。
茎を切断してみると、ヒメジョンは茎の内部がつまっているのに対して、ハルジオンの茎を切ってみると、切断面が空洞になっていると言われます。
ですが実際にはこの方法で見分けるのは難しいです。
茎を抱くのがハルジオン
ハルジオンとヒメジョンの見分け方で、一番わかりやすいのが葉の出方だと思います。
茎を抱いたように葉がでるのがハルジオンで、葉の根元が茎についているのがヒメジョンです。




茎や葉の色で見分ける

ヒメジョンとハルジョンは茎や葉の色の違いでも見分けることができます。
ヒメジョンは茎や葉の色が濃く、これに対してハルジョンは茎や葉の色が白っぽいと言われます。
ですが、これも実際には個体差があるので、この見分け方も難しいですね。
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