雑草に強い芝生の種 が雑草だらけ。 やってはいけない 雑草に強い芝生の種 の育て方。

DIY
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ティフブレアが発芽しない。雑草に強い芝生の種 が発芽しない原因は〇〇にあった。

▲雑草に強い芝生の種 「ティフブレア」がまったく発芽しませんでした。

雑草に強い芝生の種 「ティフブレア」の最初の失敗は、「種が発芽しない(すごく時間が掛かる)」という失敗でした。

どうしてそんなに時間が掛かったのか、種の撒き方から説明していこうと思います。

緑守
種を撒き方から順番に説明していきます。失敗した原因がどこにあるかわかりますか?

以前「直播き」で失敗したので「プラグ苗」を作ることにしました。

雑草に強い芝生の種 「ティフブレア」が雑草対策になると聞き、筆者は以前、雑草がひどいのり面にティフブレアを提案したことがありました。

▲雑草だらけののり面にティフブレアの種が入った緑化シートを提案しましたが全く発芽しませんでした。

メーカー側のセールストークに乗せられて、ティフブレアの種の入ったシートを張ったのですが、一切芽が出ませんでした。

▲ティフブレアの種が入ったこのようなシートを「のり面」に張ったのですが全く芽が出なかった経験があります。(写真はイメージです。) 

緑守
芽は出たかもしれませんがすぐに雑草に覆われて枯れてしまったのかもしれません。

なので、今回はティフブレアのプラグ苗を作って、雑草対策として使用しようと思ったのです。

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とっても小さい 雑草に強い芝生の種 ティフブレアの種

▲ティフブレアの種はとっても小さいので撒き方に工夫が必要です。

ティフブレアの種はとっても小さいです。

まるでゴマ粒みたいな大きさです。

これを、均一にプラグ苗に入れるために、次のような撒き方をしました。

均一にまくために「種まき用の土」の中で攪拌

▲「種まき用の土」にティフブレアの種を投入・攪拌して種まきすることにしました。

ティフブレアの種はとっても小さいので、まずは培養土と混合して攪拌してから撒くことにしました。

丁寧に混合・攪拌することで、均一にプラグトレーにまくことができました。

▲土全体にティフブレアの種が攪拌されたのを確認しプラグトレーへ投入しました。
▲しっかり灌水して準備完了です。

種まきは、これから暖かくなる、春先2021年3月17日でした。

種を撒いたのち、土の表面が乾くたびに、しっかりと水やりを行いました。

ところがなかなか発芽しません。

ようやく発芽したのがひと月たった2021年4月18日でした。

▲ひと月たってようやく発芽しました。
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2か月たっても成長しないティフブレア

▲発芽しからさらにひと月経過(種を撒いてから2か月経過)の様子(撮影2021年5月15日)

上の写真↑↑↑は、発芽してからさらにひと月たった5月15日の写真です。

緑守
種を撒いてからすでに2か月経過して、ようやくこの程度です。

ようやく1cmくらいの長さになりましたが、ヒョロヒョロな感じ、まだまだ地面に植え付けできそうにありません。

これが本当に雑草に強い芝生の種 なんだろうか?って感じです。

発芽の温度がとっても大切。6月に撒いた雑草に強い芝生の種 はグングン成長。

▲種が余っていたので6月に撒いた種は1週間で芽が出ました。(2021年6月17日撮影)

こちらの写真↑↑↑は、余っていたティフブレアの種を6月に撒いたものです。

種を撒いたのは2021年6月11日。

発芽を確認したのは2021年6月17日。

▲3月に撒いた種の発芽には1か月かかったのに、6月に撒いたら1週間で発芽しました。

なんと1週間で発芽しました。

この後、発芽した種はグングン成長し、種を撒いてから2週間後、しっかりとしたプラグ苗ができあがりました。

▲種まきから2週間後の様子です。(撮影2021年6月26日)
▲種を撒いてから2週間で、しっかりしたプラグ苗ができました。(撮影2021年6月26日)

ティフブレアが発芽しない原因は「気温」

ここまでの経過をまとめると、次のようなことが言えると思います。

雑草に強い芝生の種 「ティフブレア」の種は、3月に撒くと成長するまでに時間が掛かる。

3月に撒いたティフブレアの種は発芽までに時間が掛かり、成長の速度も遅かったです。

発芽して成長するまでの間、常に水やりに気を配る必要があります。

実はこれらの発芽した苗ですが、1回水やりをし損なったせいで、枯れてしまったトレーもあったのです。

▲1日水をやらなかったら干からびて枯れてしまったものが出ました。

発芽後2か月以上も水やり管理をするのは大変ですよね。

なので、ティフブレアの種は寒い時期に撒くのはおすすめしません。

6月に種まきしたティフブレアは2週間で植え付けができるくらいの苗に

▲このくらいの苗になれば定植できると思います。

6月に撒いたティフブレアは2週間でしっかりとしたプラグ苗に成長しました。

このくらいの大きさに成長すれば、地面に植えても大丈夫そうです。

やってはいけない雑草に強い芝生の種 の育て方(その1)

これらのことから「雑草に強い芝生の種 ティフブレアの種を撒くには高温が必要」と言えます。

また発芽したばかりのティフブレアの芽は、水分が不足するとすぐに枯れてしまいました。

▲裏の説明を見ると「播種時期は4月から8月」となっていますが・・・

気温と発芽した後の水やりのことを考えると6月頃(梅雨頃)がおすすめです。

逆を言えばきちんと水やりの管理ができないのであれば、梅雨時期以外にティフブレアの種は撒いてはいけないといえます。

これをこのページのまとめとします。

 

次のページから実際に地面に植え付けたのちの経過を紹介します。

緑守
プラグ苗ができたので植え付けてみました。プラグ苗はどうなったでしょう。次のページをご覧ください。

【次のページ】植え付けたプラグ苗はどうなった?雑草に強い芝生の種 は本当に雑草に強いのか?

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