ティフブレアが発芽しない。雑草に強い芝生の種 が発芽しない原因は〇〇にあった。
雑草に強い芝生の種 「ティフブレア」の最初の失敗は、「種が発芽しない(すごく時間が掛かる)」という失敗でした。
どうしてそんなに時間が掛かったのか、種の撒き方から説明していこうと思います。
以前「直播き」で失敗したので「プラグ苗」を作ることにしました。
雑草に強い芝生の種 「ティフブレア」が雑草対策になると聞き、筆者は以前、雑草がひどいのり面にティフブレアを提案したことがありました。
メーカー側のセールストークに乗せられて、ティフブレアの種の入ったシートを張ったのですが、一切芽が出ませんでした。
▲ティフブレアの種が入ったこのようなシートを「のり面」に張ったのですが全く芽が出なかった経験があります。(写真はイメージです。)
なので、今回はティフブレアのプラグ苗を作って、雑草対策として使用しようと思ったのです。
とっても小さい 雑草に強い芝生の種 ティフブレアの種
ティフブレアの種はとっても小さいです。
まるでゴマ粒みたいな大きさです。
これを、均一にプラグ苗に入れるために、次のような撒き方をしました。
均一にまくために「種まき用の土」の中で攪拌
ティフブレアの種はとっても小さいので、まずは培養土と混合して攪拌してから撒くことにしました。
丁寧に混合・攪拌することで、均一にプラグトレーにまくことができました。
種まきは、これから暖かくなる、春先2021年3月17日でした。
種を撒いたのち、土の表面が乾くたびに、しっかりと水やりを行いました。
ところがなかなか発芽しません。
ようやく発芽したのがひと月たった2021年4月18日でした。
2か月たっても成長しないティフブレア
上の写真↑↑↑は、発芽してからさらにひと月たった5月15日の写真です。
ようやく1cmくらいの長さになりましたが、ヒョロヒョロな感じ、まだまだ地面に植え付けできそうにありません。
これが本当に雑草に強い芝生の種 なんだろうか?って感じです。
発芽の温度がとっても大切。6月に撒いた雑草に強い芝生の種 はグングン成長。
こちらの写真↑↑↑は、余っていたティフブレアの種を6月に撒いたものです。
種を撒いたのは2021年6月11日。
発芽を確認したのは2021年6月17日。
なんと1週間で発芽しました。
この後、発芽した種はグングン成長し、種を撒いてから2週間後、しっかりとしたプラグ苗ができあがりました。
ティフブレアが発芽しない原因は「気温」
ここまでの経過をまとめると、次のようなことが言えると思います。
雑草に強い芝生の種 「ティフブレア」の種は、3月に撒くと成長するまでに時間が掛かる。
3月に撒いたティフブレアの種は発芽までに時間が掛かり、成長の速度も遅かったです。
発芽して成長するまでの間、常に水やりに気を配る必要があります。
実はこれらの発芽した苗ですが、1回水やりをし損なったせいで、枯れてしまったトレーもあったのです。
発芽後2か月以上も水やり管理をするのは大変ですよね。
なので、ティフブレアの種は寒い時期に撒くのはおすすめしません。
6月に種まきしたティフブレアは2週間で植え付けができるくらいの苗に
6月に撒いたティフブレアは2週間でしっかりとしたプラグ苗に成長しました。
このくらいの大きさに成長すれば、地面に植えても大丈夫そうです。
やってはいけない雑草に強い芝生の種 の育て方(その1)
これらのことから「雑草に強い芝生の種 ティフブレアの種を撒くには高温が必要」と言えます。
また発芽したばかりのティフブレアの芽は、水分が不足するとすぐに枯れてしまいました。
気温と発芽した後の水やりのことを考えると6月頃(梅雨頃)がおすすめです。
逆を言えばきちんと水やりの管理ができないのであれば、梅雨時期以外にティフブレアの種は撒いてはいけないといえます。
これをこのページのまとめとします。
次のページから実際に地面に植え付けたのちの経過を紹介します。