雑草に強い芝生の種 から育てた芝生は一年後どのように成長したか。
下の写真↓↓↓は、前のページから更に一年経過したティフブレアの様子です。
赤枠の中がティフブレアを植え付けた箇所です。
地上茎を伸ばし新しい芽が出たティフブレア
雑草に強い芝生の種 が雑草だらけになってしまいました。
ただよく見ると、横に新しい芽が生育している様子を観察できました。
こんなに近接して植えてはいないため、地上茎を延ばして横に生育したようです。
当初植え付けた間隔は20cmピッチです。
植え付けた当時と比較すると、苗と苗の間に、新しく芽がひとつ出て来た感じです。
とはいいながらも、周囲の雑草の勢いがありすぎて、他の雑草を被圧するよりも、逆に周囲の雑草から被圧されている感じです。
雑草に強い芝生の種 は雑草まみれになってしまったといわざるを得ません。
どうしてこのようなことになったのかまとめますので、反面教師として頂けますと幸いです。
やってはいけない雑草に強い芝生の種 プラグ苗の植え方(まとめ)
雑草に強い芝生の種 の植え付け時には注意
2ページ目で紹介したとおり、雑草に強い芝生の種 の散布時期は暖かい時期の散布がおすすめです。
春先に散布では、芽が出るまで時間が掛かるので、その間の水管理が大変です。
望ましいのは梅雨に入ってからの種まきでしょう。
すぐに芽が出て、その後の水管理も、それほど神経質にならなくても済みます。
プラグ苗の植え付け間隔を広くしすぎてはいけない
プラグ苗を育てたといえども、20cm間隔というのは広すぎたようです。
間隔が広すぎると、その間からどんどん雑草が生えてきます。
さすがのティフブレアといえども、苗が小さいときに、これだけの雑草を抑える力は、不足しているということなのでしょうね。
トレーで育てターフ状にして植えこめばよかった
この写真↑↑↑は、トレーの中で試験的に育てたものです。
この状態でもう少し管理し、ターフ状に育ててから植え付ければよかったと思っています。
実はこのトレーで育てたものも、わざわざばらして植えてしまいました。
ばらした理由は、植え付ける面積を「伸ばしたい」と思ったためです。
欲を出さないで、確実にターフにしてから植え付ければ、すくなくともその範囲だけは雑草に強い芝生の種 の効果を確認できたかもしれません。
芝刈りは行ったが、やはり間隔が広すぎたかも
ティフブレアは、大きく葉を伸ばすので、小まめに芝刈りを行わなければなりません。
以下がタキイ種苗で記載されている育て方です。
- 初期の生育はゆっくりです。放っておくと、雑草が先に生育して、ティフ・ブレアの生育が悪くなりますので、ティフ・ブレアが完全に定着するまで(適期まきで約3ヶ月)、雑草刈りをこまめに行ってください。
- 刈り込みは、ティフ・ブレアの草丈が7~8cmになった頃からはじめます。
- 7~8cmから5cmに、6cmまで伸びたら4cmに、5cmまで伸びたら3cmに、と言う具合に徐々に低くします。
- 4~10月頃まで芝の状態を見て適宜行ってください。
- お庭なら最終的に2.5~3cmくらいの高さを維持するのが最適です。また、一度に草丈の半分以上を刈らないようにしてください。
引用元:タキイ種苗
芝刈り管理をし分けつを促すことで、地上茎がのび、他の雑草を被圧していくということになっています。
ティフブレアの育て方で案内されているように、芝刈りと草刈りは実施したつもりです。
いかんせん、植え付けた間隔が広すぎたので、雑草の繁茂を抑えることができなかったと言えると思います。
植え付ける場所は一旦雑草を枯らしてしまう必要がある。
今回は雑草を抜いたあとプラグ苗を植え付けました。
ですが、とっても雑草をとりきらないで、プラグ苗の間からどんどん雑草が生えてきたわけです。
一旦完全にラウンドアップなどの除草剤で、雑草を退治する必要があったかもしれません。
除草剤を使いたくないという方は、時間はかかりますが、以下のような方法で雑草をなくすことができます。
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除草剤を使わずに草を枯らす方法 を紹介するページです。 緑守 どのくらいで枯れるかやってみましたので参考になると嬉しいです。 除草剤を使わないで雑草を枯らすために、今回はブルーシートと古新聞を使います。 […]
以上です。
最後までご覧頂きありがとうございました。