雑草に強い芝生の種 が雑草だらけ。 やってはいけない 雑草に強い芝生の種 の育て方。

DIY
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植え付けたプラグ苗はどうなった?雑草に強い芝生の種 は本当に雑草に強いのか?

雑草に強い芝生の種 から育てたプラグ苗をお墓の前に植え付け

▲お墓の前の空いた場所へ植え付けることにしました。

育てたティフブレアのプラグ苗は、お墓の前の空き地に植え付けることにしました。

両親が家庭菜園にしていたのですが、高齢になり管理ができなくなり、雑草がボーボーになっている場所です。

除草剤で管理すれば簡単なのですが、両親や親せきから総NGを出されています。

緑守
除草剤で管理すればいいじゃん。
お墓の前に除草剤なんてまいていいわけないでしょ。
母親
母親
除草剤を撒くなんてご先祖様に申し訳ないでしょ!
親戚の叔母さん
親戚の叔母さん

しかなく月に1回程度、私が草刈りに行っている場所です。

ここに、雑草に強い芝生の種 から育てたティフブレアを植え付けることで、雑草を抑えてもらおうと思ったわけです。

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植え付け準備

▲とりあえず植え付ける場所の雑草は抜き取りました。

植え付ける場所の雑草は抜き取ったのちに、ティフブレアのプラグ苗を植え付けました。

はじめは、雑草に強い芝生の種 のアレロパシー効果を確認するためであれば、雑草の中にそのまま植え付けようかと思いました。

ですが、はじめての実験ですので、成功させたいと思い、とりあえず雑草は抜くことにしたのです。

雑草に強い芝生の種 から育てたティフブレアの苗の植え付け間隔

▲プラグ苗の植え付け間隔は20cmにしました。(撮影2021年6月26日)
▲植え付け完了。全体で15㎡くらいだと思います。(撮影2021年6月26日)

植え付け間隔は20cmとしました。

20cm間隔というのは少し間隔が広いかなとも思いました。

ですが、ティフブレアの販売元である「タキイ種苗」のHPを見ると、「生育旺盛」「繁殖力に優れた」と書いてあるので、どのくらい旺盛なのか、とりあえず試してみようと思ったのです。

生育旺盛な地上ほふく茎により地表面を密に覆います。(中略)病虫害に強く、雑草抑制効果が高いう特性に加えて、耐寒性、繁殖力に優れた品種です。

引用元:タキイ種苗

▲引用元「タキイ種苗HP」

ところが・・

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雑草に飲み込まれた 雑草に強い芝生の種 ティフブレアのプラグ苗

▲プラグ苗を植え付けてからひと月後。雑草に強い芝生の種 から育てた苗は雑草に飲み込まれてしまいました。(撮影2021年7月31日)
▲葉張り10cmくらいには成長していますが、周りの雑草の伸びる速さが早すぎます。
▲部分的には雑草が侵入してきていない場所もあります。

苗を植え付けてから一月後、プラグ苗は雑草に飲み込まれてしまいました。

プラグ苗を植え付ける場所の雑草は抜いたのに、土の中からどんどんほかの雑草が成長してきたというわけですね。

それに対してティフブレアの成長は、「思っていたより全然成長が早くないな」って印象でした。

緑守
思っていたより全然成長が早くないって感じでした。

植え付けてから3カ月後のティフブレアの様子

▲植え付けてから3カ月後の状況(撮影2021年10月30日)

上の写真↑↑↑は、ティフブレアのプラグ苗を植え付けてからおよそ3か月後の状況です。

赤丸の中がティフブレアを植え付けた場所です。

周辺の雑草が少なくなったように見えますが、これは秋になり、周辺の雑草が自然と枯れ始めたためです。

アレロパシー効果で雑草が少なくなったわけではありません。

雑草の下でもティブレアは大きく成長をしていた!

夏の間雑草に覆われていたティフブレアのプラグ苗ですが、雑草の下で成長は続けていました。

株の大きさが幅15cmくらい、丈も10cmくらいに成長していました。

▲1つのプラグ苗は幅15cmくらいに成長していました。
▲丈も10cmくらいの大きさに成長していました。

ただ、苗は大きく成長したとはいいながらも、地上茎を延ばして広がっていくという状態は見られません。

「これで本当に芝生みたいに、地面を覆うのだろうか」といった感じです。

緑守
これで本当に芝生みたいに、地面を覆うのだろうか?と思ってしまう成長のしかたです。
緑守
普通の芝生でも地上茎を伸ばして拡大していきますよね。

真っ赤に紅葉した冬のティブレア

▲ティフブレアを植え付けた場所の冬の様子(撮影2021年12月)

この写真↑↑↑は、ティフブレアの冬の様子です。

どこにティフブレアがあるかわかりますか?

実は冬の間、ティフブレアは紅葉して、土の色と見分けがつかなくなりました。

緑守
ティフブレアが紅葉するとは知りませんでした。

アップにするとこんな感じ↓↓↓

▲真っ赤に紅葉したティフブレア
▲丈もデカく成長していました。

一般的に植えられるコウライ芝が茶色に枯れるのとは随分印象が違います。

それぞれの株も雑草の下で成長していて、一つの株の幅が30cm以上、草丈10cm以上に成長していました。

しかし、相変わらず地上茎を伸ばすことはなく、芝生のようなターフを形成する気配すらありません。

この先、ホントに雑草対策となるような成長をしていくのでしょうか?

緑守
次のページで、一気に更に一年経過した様子を紹介します。

【次のページ】雑草に強い芝生の種 から育てた芝生は一年後どのように成長したか。

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