あるものをリユースして限りなく 防草シートのピン の費用をゼロ円に。あるものとは?
1本あたり20円ほどかかる防草シートのピン。
まあまあ掛るなぁという印象です。
できれば、もっと安く抑えたいということで、あるものをリユースして防草シートのピンの費用を、限りなくゼロ円にしようと思いました。
その前に、防草シートのピンのサイズを確認しておきましょう。
防草シートのピンのサイズは?
ダイソーで販売されている防草シートのピンのサイズは上の写真のサイズのU型ピンです。
他のメーカーから販売されているものも、大体同じようなサイズです。
ということで、今回はこのサイズを参考に、防草シートのピンの代用品を自作してみることにしました。
防草シートのピンの代用としてリユースしたのは針金ハンガー
早速ネタバラシですが、今回防草シートのピンの代用品として使用したのは、針金ハンガーです。
クリーニングに出すとワイシャツなどをつるしているあのハンガーです。
針金ハンガーって、結構部屋のクローゼットなどで使われなくなって、余っていたりしませんか?
丁度この針金ハンガーの太さが、防草シートピンの太さと同じくらいだったので、代用してみようと思ったのです。
針金ハンガーから防草シートのピンが何本とれるのか?
針金ハンガーから防草シートのピンが何本とれるでしょう。
針金ハンガーを伸ばしてみると約105cmでした。
防草シートのピンの長さは、上の写真で紹介したとおり、14cm+3cm+10.5cm=27.5cmです。
なので、針金ハンガーからは、105cm÷27.5cm=3.8本ということになります。
針金ハンガー1個から作成できる防草シートのピンを4本と設定
計算上、針金ハンガーからは3.8本の防草シートのピンが摂れる計算になります。
3.8本という本数は実際にできないので、4本とることにしました。
針金ハンガーから防草シートのピンと同じ長さを切り出す
1本の針金ハンガーを4等分するときは、細かく寸法を測ったわけではありません。
一本の針金ハンガーを4つにわけるので、二つにおって切断し、さらにもう一度二つにおって切断しました。
なので、多少長さにバラツキがあります。
防草シートのピンの長さに合わせてU型に曲げる
曲げる際は、長手方向の14cmを確保して折り曲げ、次に2cm折り曲げ、あとは残りの短辺という作り方をしました。
針金ハンガーから防草シートのピンを自作するのに掛かった時間
今回、8本の針金ハンガーから32本の防草シートピンを自作するのに掛かった時間は30分ほどでした。
2023年の最低賃金は1100円ほどですので、30分で計算すると1本あたりの制作に掛ったお金は、17.2円ほどです。
ダイソーの防草シートのピンと同じくらいじゃんという声も聞こえてきそうですが、使われなくなった針金ハンガーをリユースしているというのであれば、それなりに価値はあるのではないでしょうか。
自作した防草シートのピンは芝生の固定に使用
自作した防草シートのピンは、「雑草が生えない芝」を実験している芝生の固定用に使用しました。
一般的には平地で芝生の固定はしないのですが、実験している場所が山の中なので、以前イノシシに張った芝生を全て掘り起こされてしまった苦い経験があるからです。
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「防草シートのピン 平均価格1本20円を、あるものをリユースして限りなくゼロ円にできた。」まとめ
今回は防草シートにピンって意外に掛るなぁと思って、何かで代用できないかと思い、針金ハンガーを使うことを思いつきました。
防草シートの正規のピンも針金ハンガーも同じ鉄製です。
防草シートのピンは錆びることで土からの引張強度が上がるとされているので、針金ハンガーでも同様のことが言えるのではないかと思い自作してみました。
今回は、芝生固定用(※)に使用したのですが、(※芝生の下には防草シートが敷かれています)防草シートと芝生とも問題なく固定できました。
興味を持たれた方は試してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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