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一面黄色に覆われるキクみたいな花は取り扱いに注意
5月の終わりから6月にかけて道路の空き地や堤防などが黄色く一面染まる場合があります。近づいてみるとキクみたいな花。実はこの花には取り扱いが注意なのです。
6月に黄色く染めるのはオオキンケイギク
オオキンケイギクは5月の中旬から6月に咲くとっても目立つ花です。
場所によっては土手一面を黄色い花で埋め尽くし、とても綺麗です。
ですがこのオオキンケイギクは「特定外来種」に指定されている、とってもやっかいな植物です。
特定外来種は法律で駆除対象とされている植物です。
きれいだからっていって、持ち帰って植えたりしてはいけませんので注意して下さいね。
少し特定外来種について簡単に説明しておきます。
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特定外来種とは
特定外来種とは、外国から持ち込まれた生物や植物で、繁殖力が旺盛なため、日本の在来の生物や植物を駆逐してしまう生き物です。
植物でいえば、ここで紹介しているオオキンケイギクのほかにもいろいろな植物が特定外来種に規定されています。
よく見かけるものでいえば
ナルトサワギク
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オオハンゴンソウ
アレチウリ
特定外来種を持って帰って育てるとどうなる?
特定外来種を持って帰って育てるとどうなるでしょう?以下は環境省のHPからの引用です。
個人の方が、許可なく飼育等をしたときは、1年以下もしくは100万円以下の罰金に問われることになりますので、注意が必要なのが、これらの特定外来種です。
オオキンケイギクがきれいだからといって、持ち帰って育ててはいけませんよ。
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