それほど雑草は多くないが、駆除の難しい雑草への効果試験結果(その2)
前ページで紹介した試験での結論は、「著しく様々な雑草が繁茂している箇所」ダイソーの酢の除草剤の効果はいまひとつという結論でした。
ここからは、雑草はそれほど繁茂していないが、駆除のやっかいな、「ヤブガラシ」という雑草に、ダイソーの酢の除草剤の効果について確認してみましたので報告したいと思います。
駆除のやっかいなツル雑草「ヤブガラシ」
ヤブガラシは、樹木や芝生などを覆ってしまうツル性の雑草です。
覆われた樹木や芝生は、太陽が当たらなくなり、光合成できずに衰弱して枯れてしまいます。
繁殖力の強いヤブガラシは、生命力も強く、駆除がやっかいな雑草のひとつです。
今回このヤブガラシに、ダイソーの酢の除草剤を散布してみました。
ダイソーの酢の除草剤を散布したのはお墓の前のヤブガラシ
今回散布を行ったのは、防草シートを砂利で覆って雑草対策としたお墓の前です。
防草シートの隙間から雑草が生えてくるのは、当初から想定していました。
隙間から生えてくる雑草は、当初から除草剤で退治するつもりでした。
ここに生えて来たのがヤブガラシです。
ダイソーの除草剤を散布して一月後のヤブガラシ
今回の試験では、ダイソーの酢の除草剤の効果を確認することができました。
ヤブガラシのほかに、セイダカアワダチソウやカラムシという難駆除も生えていたのですが、きれいに枯れていました。
本音をいうと散布前には「難駆除雑草には酢の除草剤では効かないだろうな」と思っていました。
こんなに綺麗に枯れてしまったのには正直驚きました。
お酢の除草剤 ダイソー 販売 を散布した結果のメリット・デメリットまとめ
メリット1:繰り返し使用しても安心感が大きい.
主成分がお酢の除草剤のメリットは、「安心感が大きい」ということだと思います。
安心して使えるというメリットは大きいですね。
薄める場合も、通常の除草剤であれば、ゴム手袋などをして、取り扱いに注意をしますが、お酢の除草剤の場合、それほど神経質になる必要がないのは嬉しいです。
メリット2:防草シートの隙間から生えている難駆除雑草にも効果あり
雑草対策として防草シートを検討している方もいると思いますが、気になるのが、隙間から生えてくる雑草。
これらの「隙間雑草」を退治するためには、ピンを打ったか箇所にテープをはったり、壁と防草シートの接するところは、接着したりと、これらの「隙間雑草対策」が大変なんです。
ですが、これらの隙間に対しては、あらかじめ雑草が生えてくることを想定しておき、「隙間雑草は除草剤で退治」という覚悟をしておけば、それほど防草シートで雑草対策は苦にならないと思います。
今回ダイソーの酢の除草剤でも十分に難駆除雑草を退治することが確認できたので、これらの「隙間雑草対策」でダイソーの酢の除草剤が使えるメリットは大きいと思います。
デメリット1:ダイソーのお酢の除草剤の使用量はハンパ無く沢山使用することに注意
ダイソーの酢の除草剤は350mlです。
この量で1㎡から25㎡散布できます。
ということは、もっとも効果を高めようと思えば、1㎡に350mlを使用するのが効果が高いでしょう。
ということは、1㎡あたりに散布するのに100円掛るということになります。
つまり、仮に家の庭20㎡に散布しようとすれば、ダイソーの酢の除草剤は20本必要ということになります。
1回の散布に20本。
つまり2000円掛るということになります。
「100均だから安い」と思いがちですが、かなりの出費になりますね。
デメリット2:1回では枯れないので繰り返し散布が必要
今回の散布では1回の散布では枯れませんでした。
なので、続いて2回目の散布を実施することにしました。
経過については、またあらためて報告したいと思いますが、どのような雑草でも枯れるということはなさそうですので、くり返しの散布が必要と思われます。
その分、費用も掛かるということですね。
デメリット3:1年間に何回まいてよいのか記載がない
通常の除草剤は、1年間に使用できる回数が決まっています。
この散布回数を守らなければ、除草剤取り扱いの違反になります。
ところが、このダイソーの除草剤については、散布回数の記載がありません。
ダイソーの除草剤は、農薬として登録されていないので、何度撒いても良いということなのでしょうか?
これについては、一度問い合わせをして、あらためて報告したいと思います。
以上、今回はダイソーのお酢の除草剤について紹介しました。
メリットとデメリットを参考にして頂けると幸いです。
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