雑草が生えない芝 工法はDIYで簡単に設置できる。具体的に準備するものは?設置するときの注意点は?
こちらの写真↓↓↓が「 雑草が生えない芝 」 工法を実践して設置を完了した写真です。
見た目は、通常の芝生を設置したのと変わりはありません。
ですが、これが筆者の独自発想で設置した「雑草が生えない芝」となるはずだと思うと、感慨深いものもあります。
雑草が生えない芝はDIYで簡単に設置できます。
ここからは、「 雑草が生えない芝 」 工法を実践するために必要な資材とコスト、設置の際の注意点について紹介したいと思います。
防草シート(ダイソー製 3㎡✕2枚=6㎡ :200円)
前のページで紹介したとおり、防草シートは「不織布防草シート」を準備します。
不織布防草シートはホームセンターや通販で購入することができます。
私の場合は、ダイソーの激安の不織布防草シートを使用してみました。
ダイソーの防草シートについては、以前紹介した記事がありますので、そちらをご覧ください。
【関連】ダイソー 防草シート 評判 を聞いた雑草対策のプロがダイソーの防草シートを購入した理由
ダイソー 防草シート 評判 を聞いたプロがダイソーの防草シートを購入しようと決めた理由とは。 ダイソーの防草シートの評判が高いです。 なんといっても価格が安い。 それだけではなく、ある使い方をすると半永久的に使えるかもしれ[…]
防草シート固定ピン(ダイソーで購入。6本:100円)
防草シート固定ピンは仮押さえ用に使用しました。
単独で防草シートを設置する場合、50cm間隔くらいで防草シート固定ピンを設置する必要があります。
ですが、「 雑草が生えない芝 」 工法の場合、芝生で防草シートを押さえ込むことになるため、本来の固定ピンの数量は必要ありません。
あくまで作業時に防草シートが風でめくれあがったりしないための、仮押さえのためのピンです。
今回は防草シート1枚に対して4か所固定するわけですが、重ね合わせ部分は1本で兼用できるため、6本使用しました。
床土(ホームセンターダイキで購入 床土6袋+真砂土4袋:3700円)
床土とは芝生が根を下ろして生育するための基盤になる土壌です。
今回使用したのは、ホームセンターで販売されていた床土に、真砂土を混合して使用しました。
床土の厚さは3cmから5cmくらいとしました。
少し薄いかなと少々心配していますが、防草シートは透水性があるので、防草シート下からの土壌水分の供給もあるハズと思い、この厚さで設置しています。
芝生(ホームセンターダイキで購入 芝生6束:4,188円)
芝生についてもホームセンターで購入しました。
1束で1㎡設置できるので6束購入しました。
1束698円で、6束で4,188円です。
目土(めつち)(ホームセンターダイキで購入 1袋:298円)
目土とは芝生の新しい芝生の芽の発育を促したり、芝生を貼った直後の隙間(目地といいます)の間に入れて、地上茎の発育を促すものです。
地上茎(ランナー)がしっかりと発育すれば、雑草の種が飛んできても、雑草の種はなかなか発芽することができません。
雑草対策の意味からも、目土は大切です。
目土は通常1㎡あたり2リットル使用します。
今回6㎡ですので使用する量は12リットル1袋を使用しました。
資材費として掛ったお金は合計で8,486円です。
1㎡あたりに換算すると、
8,486円÷6㎡=1,414円/㎡
人工芝などを設置すると、1㎡あたり5000円~15000円くらい掛かりますから、遥かに割安で「天然芝の雑草が生えない芝」を実現できました。
雑草が生えない芝 を設置する際の注意点
「 雑草が生えない芝 」 工法で芝生を設置する場合の注意点がいくつかあります。
必須!防草シートは不織布型防草シートを使用する
前のページでも紹介したとおり、「 雑草が生えない芝 」 工法の場合、防草シートは不織布型の防草シートを使用するのが必須です。
ホームセンターではクロスシート型防草シートが販売されている事例が多いようですが、「 雑草が生えない芝 」 工法の場合は、必ず不織布型防草シートを使用しましょう。
芝生はベタ張りにする
一般的に芝生を貼るときは、「目地」をとります。
「目地」をとることによって、芝生の数量を減らすことができるためです。
ただ、この目地に芝生の地上茎が伸びで覆うまでの間に雑草の種が入り込む場合が多いです。
したがって、「 雑草が生えない芝 」 工法の場合、目地のないベタ張りとすることが必須です。
イノシシ対策で芝生も固定
一般の家庭では心配ないと思いますが、筆者の場合、イノシシ対策として芝生も固定ピンで設置しました。
以前芝生をはったときに、イノシシに掘り返されて、全て枯れてしまった苦い経験があるためです。
あまり人が寄り付かないところの雑草対策としてこの工法を採用する場合は、このような対策も必要だと思います。