駐車場の目地のデザイン事例と費用を比較してみよう
ここからは駐車場の目地をどのようにデザインしているか、いくつかデザイン例とともに、駐車場を設置するのに、どのくらい掛かっているか、概算の費用を紹介していきたいと思います。
自然石、レンガ、砂利
レンガで曲線をつけその中には自然石の乱張りを張っている事例です。
駐車場の目地にも自然石の色に合わせて赤系の砂利を敷き、ポストの裏側にも雑草対策として赤色系の砂利を敷いたエクステリア事例です。
概算費用
ざっとこのエクステリアの外構金額を計算してみました。
- 自然石乱張り:6㎡✕4万円=24万円
- レンガ縁取り:12m✕3千円=3万6千円
- 自然石砂利:6㎡✕6千円=3万6千円
- コンクリート土間:30㎡✕1万5千円=45万円
- 機能門柱:1基 8万円
- 合計:84万2千円
ざっと計算してみて84万円くらいのエクステリア工事費が掛かっているかなと思います。
レンガ
シンプルに駐車場の中にレンガの目地を曲線にデザインした例です。
レンガの目地が入っているだけで、随分とデザイン性が高くなると思います。
概算費用
- レンガ縁取り:10m✕3千円=3万円
- コンクリート土間:30㎡✕1万5千円=45万円
- 合計:48万
コンクリート土間を「洗い出し仕上げ」にした例
コンクリートの土間だけだと味気がないため、前面をコンクリート洗い出しにした事例です。
コンクリート洗い出しとは、表面に「遅延剤」というコンクリートが固まりにくくして、固まる前に表面のセメントの成分を洗い流す方法です。
コンクリートの砂利が表面に出ることになるので、自然に近い仕上がりにできます。
目地には、一般的な「バラス」と呼ばれる砕石砂利を入れています。
概算費用
- コンクリート型枠24m✕1000円=2.4万円
- コンクリート土間:36㎡✕1万5千円=45万円
- 洗い出し仕上げ:12㎡✕2000円=2万4千円
- 目地砂利:5袋✕300円=1500円
- 砂利下防草シート:1.2㎡✕600=720円
- 合計:50万2百円
人工芝の例
最近では伸縮目地の部分に人工芝をはっている事例も多く見かけるようになりました。
ただし人工芝は安価なものを使用するとすぐに劣化してしまいます。
また、排水にも配慮しないと水が貯まって、ボウフラなどの害虫も発生しやすいので、注意が必要です。
概算費用
- コンクリート型枠:50m✕1000円=5万円
- コンクリート土間:36㎡✕1万5千円=45万円
- 人工芝:3㎡✕12000円=3万6千円
- 人工芝下地:3㎡✕5000円=1万5千円
- 合計:55万1千円
駐車場 目地 おしゃれ にするには素材選びが大切
駐車場目地をおしゃれにするには、目地の素材選びが大切です。
ここからは、素材選びを失敗している事例を紹介します。
駐車場 目地 に砂利を使って失敗している事例
駐車場の目地にもっとも多く使われているのが砂利です。
しかし砂利は駐車場の目地としてはおすすめしません。
長年経過するうちに、砂利の中に砂ぼこりなどが蓄積し、雑草が生えている事例をよく見かけます。
駐車場 目地 に芝生を使って失敗している事例
駐車場目地に芝生を使っている事例も多く見かけます。
ですが、芝生も駐車場の目地としてはおすすめしません。
なぜなら、芝生の管理ができないからです。
また、芝生は生育が旺盛なので、コンクリートの僅かな隙間では根がつまってしまって根の呼吸ができなくなり、枯れてしまっている事例も多く見かけます。
駐車場 目地 に人工芝を使って失敗している事例
駐車場の目地に人工芝を使って失敗している事例も多く見かけます。
人工芝が劣化してしまい、部分的に芝生が剥げて下のゴム状のものが露出したりしています。
取り替えようと思っても、隙間の幅が狭いため、なかなか簡単には、撤去できないようです。
将来的なことを考えると、駐車場の目地に人工芝は、私的にはおすすめできません。