シバザクラを秋に植え付け。秋から春先までの管理は?
シバザクラの販売時期と販売価格

シバザクラの苗がホームセンターで販売される時期は
- 9月から10月
- 3月から5月
という例が多いようです。
販売されている苗の価格もホームセンターだと
- 100円~300円くらい
ですが、産直市場などだと、地元の農家さんが作った苗をアルバイト感覚で販売している場合もあるので
- 50円くらいから
とお値打ち価格で販売されている場合があります。
産直市場などを除いてみるのもおすすです。
通販でシバザクラの苗を購入する場合の注意点
▲お店や苗の数によって送料が違います。
通販でシバザクラの苗を購入する場合は送料に注意しましょう。
上の左の写真では、苗の値段より送料が高くなっています。
右の写真では、送料は無料です。
植物の苗や植木の通販の場合、思ったよりも送料がかかる場合があります。
表示されている安い価格に目が行きがちですが、しっかり送料も確認しましょうね。
シバザクラに適した土
シバザクラは排水が悪い土だと蒸れて枯れてしまうこともあるので、通気性を確保しながら保水性も確保する土が最適です。
粘土質が多く、水を撒いてもなかなか水が抜けないような土の場合は。シバザクラを植える範囲の土は、入れ替えたほうが無難です。
シバザクラの水はけをよくするためには、パーライトとバーク堆肥を、土の表面から20cmくらい耕して、土の量に対して20パーセント程度混ぜ込みます。
このときのパーライトは、「黒曜石パーライト」を使用します。
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パーライトには二種類あります。「黒曜石パーライト」と「真珠岩パーライト」です。
排水性を改善するためには、黒曜石パーライトにより、土壌改良することが必要です。
真珠岩パーライトは保水性を高めるので、排水性を高めたい場合は使用してはいけません。
秋植えのシバザクラの肥料をやるタイミング
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シバザクラを植え付ける際に「元肥」としていれる肥料は、なるべく「肥料焼け」の少ない緩効性の肥料を、土壌に混ぜ込んでおきます。
肥料焼けの少ない、『マグァンプK中粒』などがおすすめです。
また、花芽ができる2月から3月に、「追肥」をしてやると花付きがよくなります。
追肥としては、2月下旬から3月上旬に、「ハイポネックス」などの液体肥料を2週間に1回程度、規定倍率に薄めて散布します。
さらに3月下旬に1回、緩効性化成肥料を規定量置き肥すると、長い期間効果が持続するので、さらに花付きがよくなります。
植え付け2週間は2日に1回の水やり。その後は特に乾燥したら水やりする程度。
秋に植えたシバザクラは、根付くまでの2週間くらいは2日に一度くらいの水やりが必要です。
秋の水やりの場合は、暖かい日中にするのがよいです。
朝や晩の水やりは、気温が低く、土が凍って根を傷めることがありますので避けましょう。
植え付けから2週間くらい経過すれば、その後の水やりは、土の中が乾いていただらやるくらの間隔で、それほど頻繁に水やりは必要ありません。
シバザクラのデメリットと解決方法


きれいに管理されたシバザクラは花の時期は本当にきれいなお庭を演出してくれます。
ただ、シバザクラにはデメリットもありますので紹介しておきましょう。
このデメリットを知っておくだけで、きれいにシバザクラを咲かせることができると思います。
シバザクラのデメリット(1)花の時期が短い
シバザクラのデメリットはなんといっても花の時期が短いことでしょう。
ソメイヨシノほどというほど短いわけではありませんが、印象的にはかなり近いものがあります。
「あんなに綺麗に咲いていたのにもう終わり!?」って印象です。
花の時期が短いのが、シバザクラの一番のデメリットだと思います。
シバザクラのデメリット(2)日当たりがよくないと花が咲かない
シバザクラは日が当たらないと花付きが悪くなります。
感覚的には半日以上日があたらない場所では、花付きがよくないように思います。
あまり日があたらない場所で、花を咲く植物を植えたいのであれば、シバザクラ以外の植物を選択することをおすすめします。
シバザクラのデメリット(3)雑草に被圧されやすい
シバザクラにもっとも大敵なのは、雑草の繁茂です。
雑草が繁茂すると、シバザクラの苦手な日影環境を作り出し、しかも夏の蒸れも引き起こします。
シバザクラの雑草対策については、次の項で詳しく紹介していと思います。
シバザクラのデメリット(4)蒸れやすく病気になりやすい
シバザクラはとにかく蒸れに弱いです。
蒸れてしまうと根元が黒ずみはじめて簡単に枯れてしまいます。
枯れたところには雑草が入り込み、さらに悪循環となってしまいます。
シバザクラのデメリット(5)踏圧に弱い
シバザクラは踏圧には弱いです。
人の通行が多いところでのシバザクラを植えるのはおすすめできません。
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