クリスマスローズ 12月 に露地に植えて大丈夫?植える場所は?土は?肥料は?雑草対策は?

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クリスマスローズを枯らさないための土壌診断方法から土づくりまで

ここからは、クリスマスローズを露地植えするときに大切な土について紹介していきます。

前のページでも紹介したように、クリスマスローズを露地植えするときは、土の選び方と共に土壌の診断が重要です。

緑守
クリスマスローズを植える場所の土壌診断が大切です。

クリスマスローズを露地植えするときは保水性(水持ち)と排水性(水はけ)が重要

クリスマスローズを露地植えするときの土壌には、排水性(水はけ)と保水性(水持ち)という相反する両方の土の性質が必要となります。

この中でも特に気を付けなければならないのは排水性(水はけ)です。

保水性(水持ち)については、「腐葉土」や「たい肥」や「赤玉土」などを混ぜ込むことによって、簡単に改善することが可能です。

緑守
保水性は簡単に改善できますが、排水性の改善は簡単ではありません。

ですが、排水性(水はけ)が悪い土については、場合によっては改善するために大変に手間がかかることがあるからです。

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排水性(水はけ)がよい土か悪い土か見分ける方法

▲雨が降った後水たまりになる場所は排水が悪いです。

排水性(水はけ)がよい土かどうかは、簡単に調べることができます。

下の図のような調査をしてみて、速やかに水が抜ける(水がひく)ようであれば問題ありません。

▲クリスマスローズを植える箇所の土を20cmほど彫り上げ、水を入れてみて、数分で抜けるようであれば排水性がよい土。

上の図のような簡単な調査をしてみて、穴に入れた水が数分で排水されるようであれば、問題ありません。

これが1時間も2時間も水が溜まって排水されないようであれば、なんらかの排水性を高める対策が必要になります。

排水性(水はけ)が悪い場合の対策1:畝を作ってその上にクリスマスローズを植える

▲畝を作ってクリスマスローズを植える

排水性(水はけ)が悪い場合、一番簡単な方法は「畝(うね)」を作って、その上にクリスマスローズを植えるという方法です。

余分な水は「畝」の表面から排水されます。

ただし、極端に元の土の排水性が悪い場合、クリスマスローズの根は土の中の深くまで伸ばすので、この方法では対応できない場合もあります。

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排水性(水はけ)が悪い場合の対策2:水はけの悪い原因を取り除く

お庭の周りにクリスマスローズを植える場合、家を作ったときの、コンクリートの残骸が残っていて、不透水層(水を通しにくい層)となっている場合があります。

▲コンクリートのガラなどが残っていると排水が悪い場合があります。

これらがある場合、数時間たっても水が抜けない場合があります。

このような場合、コンクリートの残骸などを取り除いてやることで、排水性は改善されることがあります。

ただし、大きな塊で残っている場合は、大変な労力になるので、クリスマスローズを植える場所は、ほかに移したほうがいいかもしれません。

排水性(水はけ)が悪い場合の対策3:暗渠排水を入れる

もとの地盤が粘土質などの水はけの悪い土の場合、部分的に改善するだけでは、排水性を高めることができないかもしれません。

全体的に粘土質の場合、どこかに水たまりができると思います。

▲雨上がり後水たまりになるような箇所は排水が必要です。

そのような場合は、暗渠排水管や暗渠桝などの土木的な排水設備が必要になります。

▲暗渠排水管

暗渠排水管や暗渠桝を入れるには、土木的な知識と設置するテクニックが必要になります。

ちなみに私の場合は土木的な知識もあるので、暗渠排水を設置し、透水性を改善することで、庭を家庭菜園とし立派に野菜を育てることができています。

緑守
狭い庭を家庭菜園にするために、DIYで暗渠排水を設置しましたが、とっても大変でした。
▲狭い庭ですがスコップで掘って排水管を入れるのはすごく大変でした。
▲暗渠管を排水桝に繋ぐ必要もあります。
▲立派に野菜が育っています。

それなりに費用も掛かりました。

このように全面的に暗渠排水が必要なくらい水はけが悪い場合は、残念ながらクリスマスローズの露地植えはあきらめて、プランターに植え付けてあげたほうがよいでしょう。

クリスマスローズはアルカリ性の土が好き!?

▲石灰岩が多い地域が原生地といわれますが・・・

クリスマスローズの原生地に石灰岩が多いことなどから、クリスマスローズはアルカリ性の土を好むという情報などもありますが、どうやらこれは都市伝説のようです。

クリスマスローズの極端な酸性が強いような土壌でなく、中性に近い土壌であれば、それほど気にしないで元気に育つことができます。

一般的に日本の土はやや酸性に振れていることが多いですが、クリスマスローズを露地に植え付ける場合は、それほど神経質になる必要はないようです。

クリスマスローズの根が伸びやすいように保水性と通気性を高める

クリスマスローズの根がのびやすい土とするために、市販の土を混合して準備します。

クリスマスローズの露地栽培に適した土は、だいたい以下の3通りくらいで考えるとよいのではないかと思います。

一般的な植え込み地の場合

  • 赤玉4:腐葉土(またはたい肥)3:軽石3

クリスマスローズを植える箇所の排水がよく、水はけに問題がないのであれば、このような配合でよいと思います。

赤玉土は小粒のものを使用します。

腐葉土(またはたい肥)は土をフカフカにして、土壌の有用微生物の数をふやしてくれます。

軽石は小さな穴が沢山あいているので、水をその中に蓄えてくれて、土自体の水持ちをよくしてくれます。

ちょっと排水が悪いかなと思うところに植える場合

  • 赤玉4:腐葉土(またはたい肥)3:ぼら土3

クリスマスローズを植え付ける場所の排水がちょっと悪いかなと思う場合は、軽石のかわりにぼら土を使います

ぼら土は軽石と似ていますが、多孔質構造ではないので、排水性がよいです。

植え付ける場所も「畝」にして、少し高いところに植え付け、排水性に考慮しましょう。

ちなみに私の庭の場合、以前駐車場として利用していた場所だったため、土が固く締め固められていて、水はけがいまいちなので、ボラ土を使って、より排水性がよい土にクリスマスローズを植えています。

コンクリート構造物が近くてちょっとアルカリが強いかなという場合

  • 赤玉5:腐葉土(またはたい肥)4:鹿沼土1

建物の基礎の近くやブロック塀の基礎の近くにクリスマスローズを植える場合は、土壌のアルカリ性が強い場合があります。

▲ブロック塀の近くではアルカリ性が高くなっている場合があります。

そのような場合は、鹿沼土を混合することで、アルカリ性を軽減することができます。

鹿沼土のpHは4.0から5.0ほどの酸性にふれているので、アルカリ性を中和します。

ただし沢山入れすぎると酸性が強くなりすぎるので、入れすぎには注意が必要です。

 

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