シバキープエースシャワー 評判 を見ると、「スギナが枯れた」とか「枯れたけどすぐに生えて来た」などいろいろな口コミがあります。
実際のところ、シバキープエースシャワー 評判 はどれが正しいのでしょう。
シバキープエースシャワー で本当にスギナは枯れるのでしょうか?
シバキープエースシャワーの成分を解説したのち、実際に検証した結果を、シバキープエースシャワー 評判 と比較しながら紹介します。
シバキープエースシャワーとは
シバキープエースシャワーとはホームセンターで人気の芝生専用除草剤です。

シバキープエースシャワーは、レインボー薬品さんが販売している芝生専用除草剤「シバキープシリーズ」のひとつのアイテムです。

スプレー式なので芝生の中の狙った雑草だけに掛けることができるので、お庭の芝生には使いやすいと思います。
シバキープシリーズは芝生の雑草の状況に合わせて選ぼう
シバキープシリーズには、現時点で以下の5種類が販売されています。
それぞれの特徴を一覧表で対比してみました。
シバキープシリーズ対比表
▶表は右側へスクロールできます。
シバキープⅢ粒剤 | メコプロップPカリウム塩・・・1.0%
DBN・・・1.0% |
3200円から3800円/3kg
(1070円から1270円/kg) |
粒剤
長期間(約4カ月)効果が持続 |
シバキーププラスⅤ | メコプロップPカリウム塩・・・1.0%
DBN・・・1.0% 肥料等・・・98.0% |
2200円から4300円/2kg
(1100円から2150円/kg) |
粒剤
長期間(約4カ月)効果が持続 肥料効果があるので枯れた雑草のあとを芝生が修復 |
シバキープAL | MCPP・・・0.25% | 2300円から3960円/5L
(460円から790円/L) |
そのまま散布できる液剤タイプ
「茎葉処理」効果だけなので効果は長続きしない。 |
シバキープエースシャワー | アシュラム・・・0.10%
MCPP・・・0.25% |
1190円から1370円/2L
(595円から685円/L) |
一年生イネ科雑草と多年生広葉雑草に効果
スギナにも効果あり(MCPPの効果) アシュラムは幅広い雑草に効果あり。 |
シバキープPRO | 除草成分は含みません。 | 芝生のサッチを分解し、芝生を健全に育てる芝メンテナンス用商品です。 |
5つのアイテムのうち、「シバキープPRO」は除草剤ではなく、芝生のメンテナンス商品となっています。
除草剤としては4種類で、それぞれの成分が微妙に異なります。
シバキープシリーズの除草剤の主成分を解説

シバキープシリーズの除草成分それぞれ少しずつ違いますが、以下の4種類の組み合わせによって、様々なシーンに対応できるようになっています。
- メコプロップPカリウム塩・・・1.0%
- MCPP・・・0.25%
- アシュラム・・・0.10%
- DBN・・・1.0%
芝生の中の代表的な雑草に対して、それぞれの成分がどのような雑草対策の効果があるのか、一覧表で比較してみましょう。
シバキープシリーズの除草成分の比較
▶表は右側へスクロールできます。
雑草の種類 | メコプロップPカリウム塩 | MCPP | アシュラム | DBN |
特 徴 |
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キク科(タンポポ・アレチノギク・ヒメムカシヨモギ・ハルジオンなど) | ◎~〇 | ▲ | ◎ | ◎ |
マメ科(クローバーなど) | ◎ | ◎ | – | – |
マメ科(ヤハズソウ) | ▲ | – | – | – |
オオバコ | 〇 | 〇 | – | 〇 |
カタバミ | ▲ | 〇 | – | 〇 |
コニシキソウ | 〇 | – | – | – |
スギナ | ◎ | ◎ | ▲ | ◎ |
シロザ | ◎ | ▲ | – | 〇 |
オヒシバ | – | 〇 | – | – |
スズメノカタビラ | – | – | ◎ | – |
カヤツリグサ科 | – | – | 〇 | – |
引用元:バロネスダイレクト、理研グリーン、石原バイオサイエンス、
芝生の中の雑草を長期間抑えたいのであれば「シバキープⅢ粒剤」または「シバキーププラスⅤ」ただし樹木のまわりには注意が必要

芝生の中の雑草を枯らし、しかもその効果を長続きさせたい場合は、「シバキープⅢ粒剤」または「シバキーププラスⅤ」がおすすめです。
シバキーププラスⅤは、シバキープⅢ粒剤に芝生用の肥料を混入したものです。
シバキーププラスⅤは芝生の中の雑草を枯殺したのち、裸地になった部分に、芝生を素早く覆う効果が期待できます。
1kgあたりの価格を比較したら、どちらの商品もそれほど差がないので、通販などで比較して、シバキーププラスⅤを安く探すのがおすすめです。
シバキーププラスⅤは樹木や果樹の周りに使う場合は注意
「シバキープⅢ粒剤」も「シバキーププラスⅤ」もDBNという成分を含みます。
DBNは長期にわたって雑草を抑える効果があります。
ただし、その効果は雨などで流れる場合があります。
樹木や果樹など近くで使用する場合は、大きく育った樹木や果樹であれば除草剤の影響は少ないですが、植え付けたばかりの樹木や果樹などの場合は、除草成分のよって衰弱したり、場合によっては枯れる場合がありますので、注意が必要です。
シバキープALはあまりメリットを感じない。手軽さで言えば粒剤のシバキープⅢ粒剤やシバキーププラスⅤのほうが手軽
シバキープ AL 5L 芝生用除草剤 芝キープ 芝生除草剤 液体(薄めずそのまま)スギナや一年生広葉雑草を枯らす 適用面積約7.5〜20坪 レインボー薬品 オヒシバにも効く
シバキープALは、「薄めずそのまま撒ける」というのが売り文句となっています。
しかし成分はMCPPの単体であるため、芝生の中でよく見られる「ヒメジョン」や「タンポポ」などには効果は劣ります。
だたし、やっかいなスギナや、小さいときは芝生によく似ているけど秋に伸びてきて 邪魔になる「オヒシバ」などには効果があるので、これらの雑草が目立つお庭には有効です。
また、土壌処理除草剤の成分は入っていませんので、掛った雑草を枯らす効果しかありません。
私がシバキープエースシャワーを選定した理由。スギナに対する効果は?

今回私が選定したのは、シバキープシリーズの中でも、「シバキープエースシャワー」というアイテムです。
シバキープエースシャワーを選んだ理由を説明し、実際芝生の中のスギナへの効果について紹介します。
アシュラムとMCPPの混合剤なので適用範囲が広い

シバキープエースシャワーはアシュラムとMCPPの混合剤になっています。
上の表をご覧頂くと、この2種類の混合剤だと、スギナをはじめ芝生の中のほとんどの雑草に効果があることがお分かり頂けると思います。
特に、私が使用する箇所は、スギナの他にもオヒシバやメヒシバ、キク科のヒメジョンやハルジオンなどが多い場所なので、これらの雑草対策としてはうってつけの混合剤と言えると思い選定しました。
果樹を苗木を植えたばかりなので土壌処理除草剤は避けたい

今回使用する場所では、最近モモや梅などの果樹を育てはじめました。
これらの果樹の苗木を植えたばかりなので、土壌処理除草成分を含む「シバキープⅢ粒剤」や「シバキーププラスⅤ」は選定の候補とはしませんでした。
スポット的に雑草を狙いやすい

シバキープエースシャワーはスプレー式になっています。
つまり狙った雑草にのみ噴射ができるということですので、周りに飛散して、果樹に掛るリスクを抑えることができます。
このスプレー式という点も、シバキープエースシャワーを選定した理由の一つです。
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