若返り遺伝子「サーチュイン」を活性化。庭でも見る果樹とは?併せて食べるとよい食材も紹介。

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国内産のザクロの栽培事情について調べてみた

最初に紹介しましたように、このブログはあくまで「雑草対策」や「植物の管理」を紹介しながら、ひいては持続可能な社会に向けての情報を紹介したいと思っています。

で、前のページまで紹介したように「ザクロ」が若返りに効果のある食材であると聞き、国内産ザクロの栽培事情はどのようなものか、大変興味を持ちました。

なんといっても、以前は庭先に当たり前のように植えられていたザクロですから、性質が強いことは間違いありません。

「ザクロが病気になった」とか「ザクロが虫に食われて全滅した」とかという話はあまり聞いたことがありません。

国内でザクロ栽培は、あまり活発ではなさそう

国内でのザクロ栽培について検索したところ、どうやらあまり活発には行われていなさそうです。

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観音山フルーツガーデンさま(和歌山)

画像引用:観音山フルーツガーデンさま

「国産ザクロ」で検索してみて、一番上でヒットしたのが、こちらの観音山フルーツガーデン様の「観音山ザクロ」というザクロでした。

大変めずらしい『国産ざくろ』です! まるで宝石のように赤く美しい果実を持つザクロ! 特に国産は非常にめずらしく店頭などではほとんど売られておりません。

引用:公式サイトから

こちらのホームページを見る限りは、国産ザクロの栽培は、あまり広くは行われていないように紹介されています。

「森下仁丹」が国産ザクロの栽培に挑戦

「プラスデジタル」というメディアサイトで、「森下仁丹」が「ザクロ果実栽培・利用研究会」という研究会を立ち上げ、山梨県の甲府で試験栽培をはじめたという記事が紹介されていました。

ザクロの機能性を利用した商品化を通じて、日本国内でのザクロ栽培を商業化することも見据えている。その産地として、山梨県に白羽の矢が立ったというわけだ。これにより、農林水産省の補助事業「平成25年度 緑と水の環境技術革命プロジェクト事業(新技術の事業化実証)」に採択された。2015年3月をもって同プロジェクト自体はいったん終了したものの、これをキッカケに誕生したのが「ザクロ果実栽培・利用研究会」(以下、ザクロ研究会)なる組織だ。

引用元:プラスデジタルさま

この記事が紹介されていたのは2016年で、山梨大学生命環境学部附属小曲農場のほか、都留市、甲州市、富士川町で「ワンダフル」という種類のザクロの栽培試験を開始したという内容です。

記事の中では「2020年の東京五輪までにはなんとか軌道に乗せたい」という思いが紹介されていましたが、「森下仁丹」のサイトをみても、それらしいザクロから作られた商品は見つけることができませんでした。⇒森下仁丹のHP

あまりうまくいっていないのかな。

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雨が少なく乾燥した環境が必要なザクロ

国産ザクロを調べてみましたが、この記事を作成している時点では、あまり活発とはいいがたい状況のようです。

かつては日本の庭先で見られたザクロですが、実は美味しいザクロはイランとカリフォルニアでの生産が主流だそうです。

特にイランで生産されているザクロは、種が小さく、種ごと食べることができ、しかも種にこそ栄養が豊富だそうです。

ザクロ栽培に適した気候とは

  • 気候が大変暑く、1日の寒暖の差が激しいこと
  • 夏の時期がとても長いこと
  • 海抜1,600メートル以上であること

ということだそうで、イランの気候がザクロ栽培にばっちりなのだそうです。

「若返り遺伝子「サーチュイン」を活性化。庭で見られる果樹とは?」まとめ

今回は「若返り遺伝子「サーチュイン」を活性化。庭で見られる果樹とは?」ということで紹介しました。

  • サーチュインを活性化させるスイッチを入れる果実としてテレビで紹介されていたのはザクロでした。
  • 数あるポリフェノールの中で、サーチュインを活性化させるのは、体内で生産されるエラグ酸をもとに作られるウロリチンの数を増やす働きがあるそうです。
  • ザクロにはエラグ酸がブルーベリーの164倍も含んでいることが確認できたそうです。
  • またこのサーチュイン遺伝子の活性化を早めるためには、ライムギの皮に含まれる「アルキルレゾルシノール」が重要だそうでライムギには小麦の2倍、イネの200倍の大量「アルキルレゾルシノール」が含まれていることがわかったそうです。
  • 日本におけるザクロ栽培は、この記事を作成している時点では、あまり活発ではなさそうです。

この記事を作成している時点では、ザクロの国内生産は、あまり活発ではなさそうです。

今後、期待ができる果実なのかもしれませんね。

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