若返り遺伝子「サーチュイン」を活性化。庭でも見る果樹とは?併せて食べるとよい食材も紹介。

広告

ザクロと一緒に食べることで、更に効果が高まる、サーチュインの活性化の速度を高める食べ物とは?

サーチュインを活性化する食べ物として、ザクロを紹介して終わりかと思ったのですが、今井先生はさらに続けて説明がありました。

今井先生
今井先生
さらにサーチュインの活性化速度を高める、もうひとつの重要な栄養素も最近の研究でわかってきました。

ザクロは、エラグ酸をたくさん含むことで、サーチュイン遺伝子の発現数量を高めるのに効果があることが確認できたのですが、数量ではなく、酵素が活性化する速度を早くする栄養素を沢山含む食物だそうです。

この速さを高める栄養素とは「アルキルレゾルシノール」という栄養素だそうです。

この「アルキルレゾルシノール」は米やムギの皮の部分にたくさん含まれているそうです。

玄米がからだに良いということも、この「アルキルレゾルシノール」を含んでいることも要因のひとつのようです。

玄米の200倍の「アルキルレゾルシノール」を含む食物

「アルキルレゾルシノール」は米やムギなどの皮の部分に沢山含まれているそうですが、実際の食事ではこれらは捨てられています。

私も以前は玄米をお米に混ぜ込んで食事していましたが、玄米100%というのはさすがにキツイ。

ところが、ある食物は、この玄米の200倍の「アルキルレゾルシノール」を含むそうです。

その食材とは・・・

「ライムギ」

ライムギには、小麦の2倍、イネの200倍の大量「アルキルレゾルシノール」が含まれているそうです。

ライムギを摂取しようとすれば、全粒粉から作ったライ麦パンが効果的に摂取できるそうです。

つまり、朝食をザクロジュースと全粒粉にすると、最高に効果的にサーチュインの活性化を促すことができる食事ということになるそうですよ。

次のページ⇒国内産のザクロの栽培事情について調べてみた

おすすめ記事