除草剤わからない 方向け、除草剤の使い分けで雑草をぐーんと減らす方法
ここからは、「除草剤わからない 方向け、除草剤の使い分けで雑草をぐーんと減らす方法」 ということで紹介していこうと思います。
まずは、「茎葉処理除草剤」と「土壌処理除草剤」の使い分けについてです。
雑草が目立ちはじめて除草剤を撒くのはもう遅い
ガーデニング初心者の方はもとより、多くの方は雑草が目立ち始めてから除草剤の散布を考えるようになると思います。
実はこれが、多くの方が間違っている雑草対策です。
雑草が目立ち始めてから除草剤を散布するのでは、すでに手遅れなのです。
正しいのは、雑草が目立つ前に雑草対策をしておくこと。
そうすれば、雑草が目立つ時期になっても、目を覆うほどの雑草が茫々の状態にななりません。
この方法を実践するためには、土壌処理除草剤の使用が効果的なんです。
土壌処理除草剤を効果的に使うのはプロのあいだの常識
雑草対策のために、土壌処理除草剤を使うのはプロのあいだの常識です。
土壌処理除草剤を撒くほうが茎葉処理除草剤よりも効果的に雑草を抑えることができるからです。
ガーデニングの初心者で、雑草対策が気になる方は、是非この土壌処理除草剤の使い方をマスターして欲しいと思います。
土壌処理除草剤の散布時期
土壌処理除草剤が効果を発揮するのは、雑草の種が芽生える前から雑草の初期段階までです。
雑草の初期段階とは、草丈が5㎝くらいまで。
また、土壌処理除草剤が効果を発揮するまでには、3週間から4週間かかります。
したがって土壌処理除草剤を効果的に使用するためには、それを見越した時期に散布する必要があります。
かといって、あまり早く撒くと、今度は土壌処理除草剤の効果の続く期間が短くなってしまいます。
このように考えると
土壌処理除草剤のおすすめの散布時期は
2月上旬から4月の上旬くらいまで
ということになります。
ホームセンターや通販で土壌処理除草剤があまり扱われていない理由
ホームセンターや通販で購入できる土壌処理除草剤は、実はあまり多くありません。
というのも、これはホームセンターや通販の販売戦略によるところが多いのはないかと思います。
土壌処理除草剤は効果が大きく長い期間雑草が生えるのを抑える効果があります。
つまり、
土壌処理除草剤を上手に使うことは、
除草剤の売れ行きが悪くなる
ことにつながるのです。
また一方で、土壌処理除草剤の効果が出るまでには、3週間から4週間という時間が掛かります。
これに対して茎葉処理除草剤は速攻性があるので、お客様からの苦情になりにくいという一面もあると思います。
一方土壌処理除草剤は、効果が出るまでに時間が掛かるので「除草剤撒いたんだけど効果ないんだけど」という苦情にもなるかもしれません。
このような理由があって、ホームセンターや通販で購入できる土壌処理除草剤の種類が少ないのではないかと思っています。
(あくまで個人の推測です。)
打ち漏らした雑草に茎葉処理除草剤を散布する
土壌処理除草剤は雑草の種が芽生える前に散布します。
なのでどうしても土壌処理除草剤のかからなかった部分に、打ち漏らしの雑草が出てきます。
このように打ち漏らして発芽してきた雑草に対して、
スポット的に茎葉処理除草剤を使用
します。
こうすることで、茎葉処理除草剤の使用量をグンと減らすことができます。
このような使い方をすれば、
少ない除草剤で効果的に雑草を退治
できるのを、お分かりいただけると思います。